いよいよGWに突入しましたね。野外グルメが美味しく感じる季節になりました。
というわけで今回、ぐるなびトレンド編集部Tは東京・日比谷公園「にれの木広場」で開催されている『カレーパークin日比谷2015』に行ってきました。
まず訪れたのが、ひと皿で二度おいしい「全国カレーめぐり」エリア
ちょうど正午頃に訪れたので、強い日差しがまさに夏日といった天候だったのですが、会場はスパイシーな香りに誘われたお客さん達でごった返していました。後ろでたくさん人が並んでいるエリアがカレーを販売しているブースです。まずは、4店舗の中から2種類のカレーが選べる「全国カレーめぐり」(1プレート900円)エリアに行ってみました。
カレー専門店番付で横綱を獲得した『デリー』(東京)をはじめ、濃厚な黒カレーが有名な『オーシャンテラス』(新潟)などなど、カレー通をうならす豪華なラインナップが全国から集結しています。
その中から、私は『セドナカレー』の「欧風カレー」(左)と、『中台』の「フレンチカレー」(右)をチョイス。『セドナカレー』は大阪・梅田に居を構える新興カレー店。「欧風カレー」はその甘辛なルウがどこか懐かしさを感じさせる仕上がりに。トマトの酸味とも好相性な印象でした。
一方、『中台』は北関東~東北No.1と評される創業77年の老舗だけあって、なかなかに深みある旨辛さ。写真では見えませんが、素揚げされたレンコンが入っており、シャキシャキ食感がルウともマッチしておりました。
もうひとつは「東京 有名カレー店めぐり」エリア。なんとココで日本最古のカレーを発見!!
そしてもうひとつが「東京 有名カレー店めぐり」エリア。こちらにはライスとセットのカレーだけでなく、『カフェド越後屋』の「にょい棒かれいぱん」(400円)や、『千吉』の「千吉カレーうどん」(500円)など、バリエーション豊かなカレーがそろっています。
中でも私が注目したのは、カレー総合研究所・代表の井上岳久氏が學長を務めるカレー大學が出店した『カレー大學卒業生の店』。ここではカレーブログで有名な『一条もんこのカレー研究会』が、なんと「日本最古のカレー」(500円)を出していたのです! こちらは明治5年に発行された料理本『西洋料理指南』掲載のレシピを元に、再現したカレーらしいです。なんと当時はカエル!を使っていたらしく、それも再現(カエル入りは600円)!! だったのですが、すでにカエル入りは完売しており……。ですが、カエルは無くとも中々に歴史を感じる個性的な味わいでした。ルウにトロみは少なく、シャバシャバ。スパイスの配合が現代のソレとは違うのでしょうか。カレーのようでカレーでない、歴史を感じる不思議な味でした!
残念ながら、こちらのお店は5月1日のみの出展とのこと。ですが5月2日は『バハマール』、5月2日は『井上スパイスの作ったカレー屋さん』が出展予定。こちらもどんなカレーか出るのか楽しみです。
GW、東京・日比谷近辺にお出かけになられる方は、緑溢れる公園で野外カレーを楽しむのもオススメですよ!
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