多くの人で賑わう秋葉原からも徒歩圏内で、JRの駅から北に向かえば御茶ノ水もほど近い街、神田。山手線と中央線の接続で利用する人も多いと思います。裏通りに入れば、昔の街並が残っている地域も多く、その歴史ある表情を見せてくれます。
その一方で、実は神田は焼肉店の激戦区なのを御存知でしょうか。個性的なお店が神田の周辺に集い、それぞれのお店が独自のカラーを打ち出しています。そこで今回はそんな神田でぜひ行っておきたいお店を御紹介したいと思います。アクセスもいいので、仕事帰りでもぜひ活用していただければと思います。
1. 焼きジビエ 罠
こちらのお店はなんと今大流行となっているジビエを焼肉でいただけるお店です。北海道のエゾシカ、熊本の天然猪、宮崎の雉や淡路の猪豚などを、ハンターの方から直送で仕入れています。ジビエというとハードルが高い印象もありますが、開放的でオシャレな内装とリーズナブルな価格によって、女子会にも使えるようなお店になっています。写真はこのお店の名物の一つ、牛モツの煮込み。サイドメニューも充実しているので、焼肉と一緒に楽しんでみてください。
焼きジビエ 罠
TEL:03-3251-8899
住所:東京都千代田区内神田2-10-10 谷合ビル1F
営業時間:月~金17:00~23:30、土16:00~23:00、定休日 日・祝
2. 神田焼肉 つかさ苑
神田駅から近く、1人でも入ることが出来るのがこちらの「神田焼肉 つかさ苑」。もう35年も続いているお店で、まさに昔ながらの焼肉屋さんというたたずまいを持っています。このお店のカルビとロースはA5ランクのもの、ホルモンはすべて国産というこだわりよう。長年続いてるのにはやはりそうしたお肉へのこだわりがあるからなのでしょうね。看板メニューはサシの入ったお肉を盛ったつかさ盛りと神田盛り。ランチには麺料理や焼肉定食もあるのでお昼に利用するのもいいですね。
つかさ苑
TEL : 03-3611-8993
住所 : 東京都千代田区内神田3-22-4
営業時間 : 月~金 ランチ 11:30~14:00、ディナー 17:00~24:00(土~23:00、日~22:00)
3. 六花界
約2坪半程のスペースに厨房もトイレもある狭小店舗としても取り上げられることの多いこちらのお店、12名で満席となり、当然立ち飲みで2つの七輪を皆で使うような感じになります。でも、いつも混んでるほどの盛況っぷりのワケは、もちろん、お肉の美味しさとそのリーズナブルさ。オススメのメニューはお任せセット盛り1000円で、サシの入った牛肉やら豚トロやらチョリソーなど、お任せなのでその日によって違いますが、とっても満足できる内容です。日本酒もその日によって違うものが飲めるなどお酒にもこだわりが見えます。
六花界
TEL:03-3252-8644
住所: 東京都千代田区鍛冶町2-13-24
営業時間:17:30~24:00、日・祝 定休日
4. ゑびす本廛
こちらも精肉卸業としてスタートし、創業85年を超える老舗のお店です。神田駅から一八通りを淡路町方面に3分ほどいったところにあります。茨城県産常陸牛によるA5カルビやものすごい厚さで提供されるタンステーキ、かいのみの陶板ステーキなど、見ただけで驚かされるようなメニューが目白押し。「焼肉はエンターテイメント」と謳っているだけあって、お肉で舌も目も楽しませてくれます。ランチでも焼肉を楽しむことができるので、一度是非ゑびす本廛の焼肉を体験してみてください。
ゑびす本廛
TEL:050-5799-0496
住所:東京都千代田区神田多町2-5-1
営業時間:11:30~14:00、17:00~23:30 日曜定休
5. ごりごり
自慢の特製たれと本格和牛焼肉と韓国料理が自慢のこちらのお店は、焼肉を堪能するもよし、韓国料理をおつまみに生マッコリで一杯ぐいっとやるもよし、いろんな楽しみ方のできるお店です。オススメはサムギョプサルセットとこってりと濃厚なスープが特徴のスンドゥブ。サムギョプサルは豚の三枚肉が驚きの厚さで提供されます。マッコリの種類も豊富で、黒豆マッコリやおこげマッコリ、マッコリカクテルまであるので是非いろんな味を試してもらえたらと思います。
ごりごり
TEL:03-5294-1166
住所:東京都千代田区神田須田町1-24-21 クレゼント神田1F
営業時間:月~土 ランチ 11:30~14:30、ディナー 17:30~24:00、定休日 日曜
いろんなシーンで利用することの出来る焼肉、給料日の後や何か頑張った自分へのご褒美、大切な人との食事など、折角であればおいしい焼肉を食べたいという人は多いと思います。今回御紹介したお店はどれも個性的で、お肉にこだわっているお店ばかりなので、ぜひ訪れていただけたらと思います。
本村春城
愛知県出身。1992年生まれ。地元の声優専門学校で声優の勉強を2年間した後に東京の有名養成所に合格するも事務所の専門性と自分のやりたいことが不一致して退所。その頃のアルバイト先の友人の紹介で料理研究家と出会い初めてこの業界のことを知る。すぐに興味を持ち始めてこの業界で食べていくことを志す。白米に合うおかずのレシピやお肉料理を得意とする。
編集:フードクリエイティブファクトリー http://foodcreativefactory.com/