4月6日はコンビーフの日。品切続出の山形牛の手ほぐし絶品コンビーフがすごい!

お肉の加工品の中でもどこかマイナー(?)だけど、どこかノスタルジックで根強い人気のあるコンビーフ。むか~しのテレビドラマのオープニング映像で主人公がコンビーフに丸ごとかぶりつく姿も人気があったそうです。さて、コンビーフの歴史は古くなんと明治8年(!)の4月6日にあの台形の缶が特許登録されたのにちなみ、本日は「コンビーフ記念日」とのこと!絶品コンビーフ料理を探してきましたよ。(西麻布のグルメ焼肉

4月6日はコンビーフの日。品切続出の山形牛の手ほぐし絶品コンビーフがすごい!

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4月6日は「コンビーフ記念日」であるのを御存知ですか。

なんでも、明治8年のこの日に、アメリカでコンビーフの台形の缶が特許申請されたことが由来となっています。昔は中味を手で詰めていたため、台形の缶がいちばん詰めやすい形だったとか。

 

ところでみなさん、コンビーフって最近食べていますか? 私が思い出す限りでは、小学生の頃、遠足の時に母親が作ってくれたサンドイッチにはいっていたような、いなかったような……?

 

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記憶の中のコンビーフといえば、やはり、コレですね。

 

そんなちょっとノスタルジックな気持ちを抱きつつ、今回は山形牛にこだわり、コンビーフをはじめコロッケなどの加工食品で定評のある「加藤牛肉店」が経営する西麻布の「焼肉ステーキあつし」さんの特製コンビーフをいただいてきました。

 

ひっそりとたたずむ隠れ家的な店構え。お忍びデートにも?

六本木駅から徒歩約約10分。静かな街をお散歩がてら歩きます。

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気をつけてないと見過ごしてしまいそうな看板ですが、力強く、かつひっそりとお出迎え。

 

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奥にお店があるようには見えませんね……

 

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案内プレートが導いてくれます。

 

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気分が盛り上がってきました!!

 

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ようやく入口の扉に到着です。さてさて、中は……

 

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お店の中です。内装はシンプルで落ち着いた雰囲気です。

 

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鉄板焼きはこちらのお席で。

 

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お忍び専用?の個室もあります。

 

目からうろこ……これが本当の“コンビーフ”

「コンビーフを口にするのはいったい何年ぶりか思い出せないくらいです……」
そんなお話をお店の方とさせていただいていたところ……

 

「お待たせいたしました」

 

ふと目の前を見ると、なんとも美しく、うずたかく盛られたコンビーフのカナッペが!

 

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せっかくなので、もう少しアップでお届けします。

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どうですか、このツヤ。スライスしたフランスパンの上にふわふわとしたコンビーフが乗せられています。まるでお花のようですね。私の記憶の中の、白くなった油で固められたようなあの缶詰のコンビーフの面影はどこにもありません。

 

「先に少しコンビーフを召し上がっていただき、お口に入る大きさになったらカナッペのようにパンごとほおばってください」

 

親切なお店の方のご指示通り、まずはコンビーフのみを食します。

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箸でつかむと、ほろほろとしています。お口に入れると……

 

!!

 

紛れもなくコンビーフです。でも、子供の頃に食べたものとは全く違います。

「加藤牛肉店」が経営する「焼肉ステーキあつし」さんのコンビーフは、山形牛を塩漬けにして長時間煮込み、手でほぐして作っているそうです。口に含めば、舌にじわりと肉の旨みをたっぷり含んだ油がとろけるとともに、とても複雑なスパイスの味がお口全体に広がります。聞けば、ドイツから取り寄せた何十種類ものスパイスを独自の配合で混ぜ込んでいるとのこと。お肉の味を引き立てる絶妙なバランスが保たれています。

 

あぁ~っ!  ビールが欲しい!  ワインが欲しい!!

そう叫びたくなるようなお味です。

 

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ちなみに、こちらのコンビーフは「焼肉ステーキあつし」さんをプロデュースなさっている「加藤牛肉店」さんのネット通販で手に入ります。ただし、数量限定ですのでご購入の際はお早めに。

 

〆はやはり……垂涎もののガーリックライス!

鉄板と言う名の舞台の上では、別のイベントが始まっていました。それは……

“コンビーフ入りガーリックライス”劇場です。

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美しく磨き上げられた鉄板です。

 

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にんにく、ねぎ、コンビーフ。さあ、役者が出そろいました。

 

 

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ああ!もう目が釘付けです。目の前で繰り広げられる光景と匂いに期待は高まるばかりです。

 

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「出来上がりました。お熱いうちにどうぞ」
にんにくと結婚してもいいと思っている筆者は取材であることも半分忘れ、スプーンでいざ実食です!

おや?

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いつのまにか、ドリンクは麦ジュース?に変更していました。

 

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ではでは……いただきまーす♪


ガーリックオイルをほどよく吸ったごはんに、数十種類ものスパイスを練り込んだコンビーフが調味料がわりになって複雑な旨みを与えています。しょっぱすぎず、うすすぎずのちょうどよいお味付けに、飲み物もすすみます。焼肉やステーキを食したあとの〆としてもぴったりなこと、間違いなしですね。


単品でいただくコンビーフも絶品ですが、こんな風にガーリックライスの具としていただくのもまた、他のお店ではなかなか食べることができない「焼肉ステーキあつし」さんならではの味わいです。

 

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もちろん、完食です!お皿もスプーンも輝いています。ゴチソウサマデシタ!
麦ジュースのグラスも、もちろん空っぽです!

 

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料理長の栗原さんをはじめ、スタッフのみなさま、ありがとうございました!

 

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いかがでしたか? 缶詰のコンビーフしか食べたことがない方、普段あまりコンビーフを食べない方、また、食べたことがない方も、「焼肉ステーキあつし」さんを訪れてみてください。コンビーフの概念が180度ひっくり返り、大好物になることうけあいです!

 

 

焼肉ステーキあつし

住所: 東京都港区西麻布1-10-7 NISHIAZABU FTIIビル1F
電話: 03-6804-3829

 

 

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「人と料理の交差点」をテーマに、単なる料理の技術を学んでいただくための教室ではなく、お友達や家族に笑顔を届けてもらえるようなレッスンを展開中。笑顔と歓喜溢れるレッスンには、毎回多くの人が集まる。
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文:23番地cook専属ライター 銀 璃子(しろがね りこ)

平日は、金融機関の法律関連の仕事に従事。底なしの好奇心と食べても太らない体質を武器に、食い倒れてる日常をゆるやかに発信いたします。

                             
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