3月14日はホワイトデーですね。この日は、年にいちどの「パイの日」でもあるんです。どうしてこの日なのかわかりますか?
「パイ=π=円周率=3.14」
学校で習いましたね? 円周率の「3.14」から「3月14日」が「パイの日」として、2002年に日本パイ協会によって制定されました。
私たちのいちばん身近なパイといえば、「アップルパイ」ではないでしょうか。でも知っていますか? ひとくちに「アップルパイ」いっても、とってもたくさんの種類があるんです。
今回は、日本では意外に珍しい、アップルパイ専門店の「GRANNY SMITH APPLE PIE & COFFEE青山店」さんにお邪魔しました。
おばあちゃんの家に来たみたい!あたたかな雰囲気と甘~い香り
表参道駅B1出口を出て、骨董通りへ。歩いてほんの数分で到着です。
店名の「GRANNY SMITH」とは、「スミスおばあちゃん」という意味。
“おばあちゃんが愛情たっぷりに焼いてくれたアップルパイ”をコンセプトに、美味しさとあたたかさを伝えたいというお店の気持ちがこめられているんです。
だからお店のアイコンは、優しい笑顔のスミスおばあちゃんです。
店内には、甘くて香ばしい香りがふわふわと漂います。
ウッディなインテリアは、おしゃれなのになぜか懐かしさを感じます。落ち着いていて癒されますね。
期間限定ものを含めて常時7種類のアップルパイが提供されています。
テイクアウトも可能で、差し入れ用や、家族へのお土産に買っていくお客さまも多いとか。お店でいただくときは、パイにかけるソースを4種類から選べます(キャラメル、ハニーオレンジ、ラズベリー、メープルシロップ)。
欲張り女子も大満足!期間限定メニュー「ストロベリーチーズケーキアップルパイ」
まずは、5月31日までの限定メニュー「ストロベリーチーズケーキアッルパイ」をご紹介します。今回は、ラズベリーソースをつけていただきました。
濃厚なニューヨークスタイルのチーズケーキの中には、甘さ控えめに煮たやわらかい紅玉と、今が旬の苺が粒ごとごろっとはいったジャム。外側のパイはさくさくしていて、ひとつのケーキで何種類も楽しめちゃうお得なメニューです。
欲張りな別腹女子からうれしい悲鳴が聞こえてきそうですね。
個性あふれるダークな魅力!看板メニューの「ダッチクランブル」
ちょっとダークなルックスは、オトナの深みを匂わせます。
ひとくちほおばれば、カリコリサクサクのクランブルから香るシナモンと、シャキッとした歯ごたえの酸味が少ないりんご「ふじ」の心地よいマリアージュ。
黒糖に似たモラセスという糖蜜の独特のコクがある甘さと、隠し味のバーボンがクセになりそう。ちょっとだけ背伸びしたお味です。
アメリカのペンシルバニアで伝統的な様式を守りながら生活している、「アーミッシュ」とよばれる人たちが作るアップルパイをイメージした、オリジナリティあふれるパイに仕上がりました。ハニーオレンジソースをかけて召し上がれ。
やさしいおばあちゃんのぬくもりを感じる懐かしい味「“グラニースミス”のアップルパイ」
お店の名前にもなっている「グラニースミス」は、アメリカではアップルパイに使われる最もポピュラーなりんごの品種です。爽やかな酸味には、キャラメルソースがぴったり!
元々オーストラリア原産のりんごですが、お店のオープンと並行してこの「グラニースミス」を日本で苗木から育てるプロジェクトが進行中。
ただいま3年目でりんごの実がようやくなったそうです。あと2~3年目で味や品質を安定させ、将来的には自分たちで育てた「グラニースミス」で作ったアップルパイを提供したいとのこと。今から楽しみですね。
いかがでしたか?
派手さはないけれど、ありのままの自分をいつでも受け入れてくれるような温かさとぬくもりを感じますね。
学校や会社の帰りに、スミスおばあちゃんの愛情たっぷりのアップルパイを食べに、ちょっとだけ寄り道してみませんか?
GRANNY SMITH APPLE PIE & COFFEE 青山店
住所: 東京都港区南青山5-8-9
電話: 03-3486-5581
営業時間: 10:00~21:00
ぐるなび - GRANNY SMITH APPLE PIE&COFFEE AOYAMA(グラニースミスアップルパイアンドコーヒーアオヤマテン)(表参道・青山/洋菓子)
「人と料理の交差点」をテーマに、単なる料理の技術を学んでいただくための教室ではなく、お友達や家族に笑顔を届けてもらえるようなレッスンを展開中。笑顔と歓喜溢れるレッスンには、毎回多くの人が集まる。
HP: https://www.facebook.com/23fanDecookrentoLiaoLinoJiaoChaDian?pnref=lhc
文:23番地cook専属ライター 銀 璃子(しろがね りこ)
平日は、金融機関の法律関連の仕事に従事。底なしの好奇心と食べても太らない体質を武器に、食い倒れてる日常をゆるやかに発信いたします。。