チョココロネを好きになりたい。チョコの聖地でチョココロネを食べてきた

甘いパンが苦手だという筆者のほそいあやさんが、最強の敵であるチョココロネを好きになるために色んなチョココロネを食べ歩きます。最後に辿り着いたのは、京橋にあるチョコの聖地「100% chocolate cafe」。5種類のチョコからチョココロネに入れるチョコを選ぶことのできるこちらのお店でチョココロネをいただいてきました。果たしてチョココロネは好きになれたんでしょうか?(京橋のグルメカフェ・スイーツ

チョココロネを好きになりたい。チョコの聖地でチョココロネを食べてきた

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こんにちは、ほそいあやです。

いきなり私事で恐縮なのだけど、好き嫌いがないことが自分の数少ない長所だと思っている。

 

ただ、「甘いパン」を、嫌いというわけではないけど、なんとなく避けてしまう。

どれも目をひくし気になることはあるけれど、食べている自分を想像できず、パン屋に足をふみ入れない生活が一年以上続いていた。

 

甘いパンを食べられるようになれば、人生がもっと楽しく、豊かなものになることは明白。

「嫌いなものは少なく、好きなものは多い」が絶対楽しいに決まってるからだ。

楽しく後世を生きるためにも、甘いパンを克服しようと決意した。

 

なぜ今さらこんなことを考えているかというと、毎朝視聴しているEテレ「0655」で、よくこの歌が流れるのだ。

NHKオンライン | Eテレ 0655 | あなたは、どっち派?0655投票箱

 

チョココロネ。甘いパンの中でもとりわけ避けてきたやつだ。

 

歌では、いろんなタレントさんやアナウンサーや一般の人がそれはそれはおいしそうにチョココロネを食べている。そんな姿を毎朝見せつけられているうちに、なんともいえない悔しい気持ちがこみ上げてきた。

 

みんながおいしそうに食べているものを自分は避けているのが悔しいっ!

 

そっち側へいきたい。

 

ということで、私にとって甘いパンのなかでも最強の敵とも言えるチョココロネを「好きだ!」と言えることを今回のゴールとしたい。

 

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まず、近所のパン屋でふつうに買ってきた。

オーソドックスなフォルム、パンの照り、クリームのもったり感など、懐かしさがこみあげてくる。ビジュアルだけでお腹いっぱいになるくらいチョココロネ感あふれるチョココロネ。

 

子どもの頃はチョココロネが大好きだったな。よく食べていたヤマザキの袋入りのチョココロネもこんな感じだった。袋に男の子のイラストがかいてあるやつ。

おそらく食べるのは30年ぶりくらい。はやくも逃げ出したい気持ちでいっぱいです。

 

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チョココロネを食べる時、「先っぽチェック」という作業があったことをふと思い出した。

先っぽまでクリームが入っているかどうかのチェックである。30年ぶりだというのにどうでもいい作業を体は忘れていないようだ。

 

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残念。長さでいうと三分の二は空洞だった。

クリームが少ないほうがありがたいのに、なぜか少しがっかりしてしまった。

 

味のほうは、想像していた通りのチョココロネ。クリームのもったりとした食感が懐かしい。食べられたけれど、あと一年はいいかな…と思ってしまった。

 

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翌日、神戸屋のチョココロネを買ってきた。ここのはデニッシュ生地で、サクサクいけそう!?

先っぽチェックは……

 

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なんと、両方の穴からチョコクリームが出ている!(右が先っぽ)

ノー空洞です。お得感あります。

 

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味のほうは、デニッシュ地が重くないので食べやすい。小さめサイズもいいし、甘さも控えめな感じが。

コーヒーと合わせたら、あれ? なんだかこれなら明日も食べたい……。

 

思いのほかあっさりと克服してしまったけれど、目標は「好きだ」と言えることなので、もう少し頑張ってみたい。

 

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チョココロネのことをパーソナルコンピューターで調べていると、「ほっぺが落ちるほどおいしい」とされるものがあることがわかった。


京橋の明治ビル一階にある、100% chocolate cafeでそれは食べられるようです。


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チョコ好きなら一度は訪れるという聖地。

ソリッドチョコはもちろん、チョコレートドリンク、チョコレートケーキなども揃っている。

 

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そして我らがチョココロネは、チョコクリームを選べるというこだわり。

クラッシュクルミ、プレーンカカオ、キルシュホワイト、クラッシュマカデミア、キャラメルショコラ、ラムレーズン

チョココロネの中身を選べるようにするとか、普通はない発想…。さすが明治さん。

 

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オーソドックスにプレーンカカオと、「HOT」マークが付いていたクラッシュクルミを選んだ。

チョココロネにフォークとナイフがついてくる光景ははじめて見た。

 

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嬉しかったのは、小さいこと。

320円という値段を考えると、好きな人にはちょっと高いかもしれないけど、チョココロネに興味がないことを克服したい人には好都合なサイズ。

 

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先っぽチェーック。やはり、ぬかりない。みっちり詰まっている。

で、味は……、チョコが、めっちゃくちゃ軽くてほわほわしている!

ホイップしているのか、エアリーだった。甘さも控えめで、カカオそのものの味がする。

メニューにも「フレッシュチョコレート」とあるように、チョコクリームではなく、チョコレートなのだから当然ですね。

パンの小ささも、食べやすい割合として計算されているのかもしれない。

 

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クラッシュクルミは、あつあつだった。

HOTマークは、「話題!人気!」みたいな意味かと思っていたら、ふつうに熱いという意味だったようだ。

粒々のクルミが入ったとろとろのチョコが流れ出すところを、ナイフとフォークでいただく。

これはもう、料理だ。

 

店を出るころには、完全にチョココロネにたいする意識が変わっていた。

「また食べたい」「リピします」の感情を抱いているということは、「好き」になったということでOKなのでは……。

 

チョココロネを好きになった。苦手な物がひとつ減り、好きな物が一つ増えた。今この記事を書いているときも食べたいから本物だ。

 

以上、チョココロネ克服作戦は、「好きだ!(ただし小さくておいしいやつ)」と言える結果になったということで終わらせたい。

 

ここまで読んでいただいたかたへ。ごく個人的な嗜好の問題につきあわせてしまいすみませんでした。それにしてもチョココロネって、名前もカタチもかわいくて最高ですよね。

 


ぐるなび - 100%ChocolateCafe. 京橋本店(京橋/スイーツ)

  

プロフィール

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ほそいあや
「猫を愛でることと虫を食べることが趣味」
ブログ:http://seiten4go.com/
Twitter:https://twitter.com/hosoi/

                             
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