読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

草彅洋平(東京ピストル)のクリエイターの朝食万歳!第1回:サザエBotさん

東京ピストルの代表・草彅洋平が気になっているクリエイターと朝食を食べながら対談する企画がスタート。第1回のゲストは、サザエbotさん。氏素性をまったく公開していないインターネット上にのみ存在する仮想人格を自称していますが、本当に現れてくれるのでしょうか。駒場・代々木上原の日本近代文学館内にある文学カフェ「Coffee&Beer BUNDAN」で待つことにしました。(代々木上原のグルメカフェ

草彅洋平(東京ピストル)のクリエイターの朝食万歳!第1回:サザエBotさん

代々木上原 草彅洋平(東京ピストル) グルメレポ

f:id:g-gourmedia:20150203102121j:plain

ある日、「ぐるなび」の「みんなのごはん」編集部から「何か書いて欲しい」と新連載のご依頼が! 

 

そこでお会いして「こんな連載はどうだろう?」と、いろいろなアイデアを出してみた中で、「クリエイターと朝食を食べるっていうのはどうですかね? 僕最近『日本朝食協会』という団体を作ったんですよ。まだ何もしていないですけど……」と軽く喋ったのがなんとどストライク。テーマが朝食×クリエイターと決まったんですなあ(漠然)。

 

そこで本連載の第一回目のゲストはTwitterで約23万フォロワーを誇るサザエBotさんをゲストに迎えることになりました(パチパチ)。といってもサザエBotさんは顔出しNGのナゾな存在なのだ!

f:id:g-gourmedia:20150216114946j:plain

 

というわけで、今回の朝食を食べる場所はあまり人に知られていない、ひっそりとしたところがいい。そんな話もあって駒場東大前にあるBUNDANという僕がプロデュースしているカフェになりました。「いきなり、お前の店かよ!」と突っ込まれそうだけど、さまざまな要件を満たしてくれる店がここしかなかったんだよ! というわけで、朝の9時20分に到着。

 

f:id:g-gourmedia:20150216115100j:plain

前日朝まで飲んでいたのでやつれきった僕。ね、眠い……。

 

駒場公園の中にある日本近代文学館に付随しているので、まずは園内散策。ですがサザエBotさんから到着の連絡がありません。あれ、どうしたんだろう?

 

f:id:g-gourmedia:20150216115140j:plain

「こちらが日本近代文学館です〜」二日酔いでフラフラ……。

 

ひとまず店の中でサザエBotさんをカメラマン、編集者と待ちます。30分待って電話をしてみたのですが、つながらないことに不安を覚えます。
「遅いですねえ〜」(編集者)
「前日こんなLINE来ていたので、サザエBotさんは忘れてはいないと思いますよ」(くさなぎ)

f:id:g-gourmedia:20150216115322p:plain

 

「そうですねえ。Twitter見ると朝の5時に更新していますが、それ以降はないですね……。これは寝坊かもしれないですね」(カメラマン)

f:id:g-gourmedia:20150216115404j:plain

ひたすら一人で待ちます
そして……

 

<4時間経過>

 

 

 

 

 

f:id:g-gourmedia:20150216115441j:plain

コーヒー二杯目……

 

ちっとも来ねえじゃねえか!!

 

「今日はバラしですね……」。あとくされのない編集者が帰り、カメラマンと二人きりになりました。
「僕も時間がないのでそろそろ朝食を食べましょうか?」
「は、はい…。すみません…(って俺が謝るの!?)」

 

f:id:g-gourmedia:20150216115600j:plain

あれ… こんなはずじゃ…

 

というわけで第一回目の連載はカメラマンの鈴木さんとの朝食。いや、もう13時なので昼食会となりました。「何を言っているのかわからねーと思うがおれも何をされたのかわからなかった…」ってポルナレフ状態ですね。まあ、鈴木さんもクリエイターといえばクリエイターだけど……こんなはずじゃなかった。

 

f:id:g-gourmedia:20150216115702j:plain

「ふられることってありますよね〜」と恋愛に例えて心配してくれる鈴木さん。

 

朝食の人気メニューということでBUNDANの「ハードボイルドワンダーランドの朝食セット」を頂戴します。村上春樹さんの『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』に登場する料理からインスピレーションを得て、作られたメニューはシニフィアンシニフィエのパンにサラダ、ソーセージのボリュームたっぷりの朝食です。

 

f:id:g-gourmedia:20150216120135j:plain

f:id:g-gourmedia:20150216120149j:plain

f:id:g-gourmedia:20150216120156j:plain

「うまい!」 ちなみにランチタイムでも食べることができます。

 

というわけで、限界まで待ち続けることにしました。
もはや忍耐力との勝負。店の営業時間とカメラマンの鈴木さんの拘束時間の〆切とギリギリを争う、新しいタイプの罰ゲーム。「俺、何か悪いことしたのかなあ…」とナゾの罪悪感と心の中で闘っています。

 

f:id:g-gourmedia:20150216120228j:plain

貸し切りなので店内も静か。満腹感で眠さのピークに達する。

 

さすがにヒマなんでネットやって時間つぶすことにしました。
BUNDANがWi-Fi使えるカフェで良かったわ、本当。

 

f:id:g-gourmedia:20150216120305j:plain

しばらくネットしていると、あれ、サザエBotがツイート更新……。
これは!!

f:id:g-gourmedia:20150216120359p:plain

 

f:id:g-gourmedia:20150216120529j:plain

「あのど畜生!」と「激!!極虎一家」の枢斬暗屯子ばりのキレっぷりの僕!!

 

完全に寝坊かよ……これが専業主婦特有の「うっかり」って奴か……そんなん社会じゃ通用しないぜ! その後のTwitterのやりとりは以下の通りなんだけど、反省の色がまったく見えません。

 

f:id:g-gourmedia:20150216120642j:plain

Twitterなんで下から読んでください

 

f:id:g-gourmedia:20150216120801j:plain

どうすんだこの連載……。

 

帰宅後、サザエBotからお詫びの連絡とお詫びツイートを頂戴し、今回の一件相当申し訳なく思い、凹んでいるとのこと。また改めて実施したいとのご連絡を頂きました。

f:id:g-gourmedia:20150216121414p:plain

というわけでお互い調整してすぐに二回目(連載始まっていないのに)が開催!! 良かったよ、これで連載が継続するよ。

 


しかし今度は僕がテンピュールが気持ちよすぎて寝坊するという事件が…。もはや生活習慣から朝食は無理ないんじゃないか、と根源的なところからお互い見つめ直します。

 

f:id:g-gourmedia:20150216121337p:plain

というわけで連載が終了すると思われたのですが、サザエBotさんが今度は長い時間待ってくれたため、無事お会いすることができました。いやあ、お互い罪悪感があるとすぐに仲良くなれるものです。

 

f:id:g-gourmedia:20150216121648j:plain

サザエBotとついに相対!(ってフィギュアだけど)

それでは会う必要があったのか分からない気の抜けた朝食対談をご覧下さい。

 

サザエBot:お互い、いかに朝が弱いか分かりましたね(笑)
草彅:無理だよ、この企画……もう事故しか起きないので、辞めようと思いますね(キッパリ)。
サザエBot:(笑)そもそも私もご飯詳しくないし、あまり感心ないんですね。
草彅:何頼みます?
サザエBot:私はGANORIのグラノーラボウルを頼みます。このお店は作家とからめてメニュー構成されているんですね。
草彅:意外とメチャクチャ女子力高いものをオーダーしますね(笑)。磯野家にグラノーラは史上初じゃないですか?

 

f:id:g-gourmedia:20150203102121j:plain

GANORIのチャイのグラノーラにヨーグルトとフルーツソースで

 

サザエBot:たまに朝、代々木公園の辺りを走ってるんですよ。でも渋谷界隈に美味しい朝食を出すお店が見当たらなくて、24時間営業のチェーン店しかないのが残念で。
草彅:朝、健康的に走ってジャンクだと、もはや意味が分からないですねえ。
サザエBot:朝食ってホテルとかしかないじゃないですか? でもなかなか高いから、3~4000円を朝から支払いたくはないですね。最近ネットで見たのは朝食を食べない方がいいって記事。どちらがいいんでしょうかね?
草彅: 僕はいつか食べない時代がくると思いますよ。人間は食べることによって細胞を取り込み、自分の体に再生していますが、なんでもコピーしていくと劣化していくじゃないですか? それが老化なんだろうな、と。だからアンチエイジングを考えたとき、「食べない」というのは一つの選択肢になると思うんです。例えばまったく年をとならないという、30代にしか見えない外見ですが実は58歳の南雲吉則先生は、一日一食で有名ですからね。今後そう考えると食べない時代が出てくるかも。
サザエBot:もはや食べないを提唱してしまったら、この連載の意味があるんですかね(笑)。私は結構食べる方ですね。一日一食から二食ですけど、けっこうしっかり食べますね。お酒も大好きです。
草彅:僕はお酒はめちゃくちゃ飲めなくなったね。35歳を超えると一気にあまり飲めなくなるもんなんだね。すいすい飲んでると、胃が満水に近くなって、よく吐いちゃいますね。
サザエBot:朝からそういう話ですか…(笑)
草彅:す、すみません…。
サザエBot:最近トークショーをはじめたんですよ。「未来」をテーマにした連続トークセッション「Prophet(プロフェット)」。プロフェットは「予言者」という意味ですね。今度是非遊びに来てください!


Prophet


草彅:もちろんです! 遅刻しないで行きますね。

 

サザエbotさんは「インターネット上にのみ存在する仮想人格。2061年からやってきた未来人。」であることを自称し、Webサービス・noteでエントリ「Introduction」を公開中。


Introduction|ナカノヒトヨ|未来人|note

そこには、こんな一節があります。

「考えるべきは、これらがあなたにとって幸福をもたらすのかどうかということ。人類にとってなど大げさに捉える必要はありません。あくまであなたにとって幸福をもたらすのか。

 

あなたの進歩はあなたの幸福を奪うものでなく、あなたが幸福になるためのものでなくてはなりません。だからこそいまのうちに、現実におとずれるかもしれない未来のことをちょっとだけ空想してみる必要があるのです。」

 

そんなこんなで正体を明かすような話ができないため、ほとんど日常のどうしようもない雑談になっていまいましたが…でも、お会いできて良かった!

 

今回取材の舞台となったお店はこちらから。
Coffee&Beer BUNDAN
目黒区駒場4-3-55 日本近代文学館1F
TEL 03-6407-0557
9:30~16:30
月・日・第4木 休
http://bundan.net/


ぐるなび - BUNDAN(ブンダン)(代々木上原/カフェ)

                             
ページ上部へ戻る