見るからに涼しげな夏の風物詩「流しそうめん」に行こう!

いつもの夏の定番・そうめんですが、野外で風景を楽しみながら食べる「流しそうめん」はまた格別!この季節ならではの涼感溢れる風情ある流しそうめんを食べに、ちょっと出かけてみませんか!?(大船のグルメそば)

見るからに涼しげな夏の風物詩「流しそうめん」に行こう!

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夏の麺の代表格、素麺(そうめん)。簡単にゆで上がるしバリエーションも効くので、どのご家庭でも夏場は必ず用意しているでしょう。
そんなそうめんも、たまには野外で見た目も涼しげな「流しそうめん」を楽しんでみませんか?
自然を感じながら流しそうめんを満喫できるのは、暑いこの季節ならでは!ドライブがてら風情のある流しそうめんの店を訪れてみましょう。

そもそも素麺の歴史とは?

夏の定番の冷たい麺、そうめんの歴史は古く、奈良県の桜井市が発祥の地とされています。
奈良時代に唐から伝わったお菓子の一種で、小麦粉ともち粉を練り索状にして油で揚げた「索餅(さくべい)」に由来すると言われています。
平安時代には、この索餅を七夕に食べると流行病にかからないとされ、七夕に食されていました。
さらに江戸時代には、細長い状態に変化したそうめんを糸に見立て、裁縫の上達を願って七夕にそうめんをお供えしていたそうです。
今のような形状のそうめんになったのは、近年のことで、各地方によって特色があります。

日本全国各地で生産されているそうめん

そうめんは日本全国各地で生産され、それぞれ製法などが異るのはご存知でしたか?
卵を入れた岩手県の卵麺、秋田の稲庭うどんと同じ製法の寒晒し手延べ素麺、油を用いず棒状ではなく丸髷状にする富山の大門素麺。
そして、日本一の生産量を誇る兵庫県の播州素麺、もっとも歴史の長い奈良県桜井市三輪地区の三輪素麺、酸化しにくい胡麻油を使う小豆島手延べ素麺。
さらに全国二番目の生産量を誇る、長崎県の島原素麺…ほか、北から南までさまざまな地域で作られているのです。

流しそうめんはいつ誕生したのか?

「流しそうめん」というと、竹の樋を冷たい水とともに流れてくる麺を箸で捕まえ、麺つゆに付けて食べる姿が浮かびます。
このそうめん流しは、宮崎県の高千穂峡と、鹿児島県指宿市の唐船峡が発祥地です。
現地では竹筒に流すスタイルの他、大きな円卓型で流水にそうめんを流す形式のお店などもたくさんあります。
江戸時代に薩摩藩の支配下にあった琉球では、清流の上流からそうめんを流しすくって食べるそうめん流しを、夏の接待の席で用いていたという歴史が残っています。
自然の中で涼を感じながら、そうめんを食べるという夏の楽しみ方は少しでも暑い夏の食欲をかき立てるための先人の知恵でもあったようです。

涼を求めて!流しそうめんのお店へ行こう

暑い季節だからこそ楽しめる、見た目も涼しげで水音も情緒がある流しそうめんを味わいにでかけてみましょう。

『茶屋 かど(ちゃやかど)』(北鎌倉)

最低1年は寝かせるという、コシの強い白石産のそうめんを使用した流しそうめんが楽しめる、昔ながらの風情がある茶屋。竹筒の中を冷たい流水とともに流れるそうめんは、とろろ付き、天ぷら付きコースがあります。
http://r.gnavi.co.jp/43hphc3b0000/

『元祖炭火焼 鮒宿(がんそすみびやき ふなやど)』(調布)

情緒たっぷりの純和風の建築物がレトロな雰囲気の鮒宿は、季節の素材を使用した炭火焼などが味わえますが、夏場は流しそうめんがおすすめ。流れる水にキリッと冷えたそうめんはいくらでも食べられそうです。
http://r.gnavi.co.jp/93rxbu3c0000/

囲炉里庵 花水木

長瀞・長生館の別館で、囲炉裏のある季節の食材を用いた食事処。奥には隠れ家のような流しそうめん処があり、流水に乗って流れて来るそうめんをザルが受け止めてくれます。ネギ、揚げ玉、生姜は取り放題で、レモンが1人1個付きます。
http://r.gnavi.co.jp/3nynnpuv0000/

 

(ライター:M.伝蔵/編集プロダクション studio woofoo

 

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http://r.gnavi.co.jp/area/aream2115/soba/rs/
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