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老舗デパートを中心に銀座の歴史と今を巡る

100年以上の歴史を持つ老舗から、最新のショップ、海外のラグジュアリーブランドまで新旧様々なお店が軒を連ねる銀座。見どころがたくさんある銀座では、ショッピングやグルメも楽しみながら散策ができます。(銀座三越ランチ銀座のランチ銀座の焼肉

老舗デパートを中心に銀座の歴史と今を巡る

銀座 グルメレポ

歴史のある老舗や最先端のブティック、海外ラグジュアリーブランドの旗艦店など、新旧のお店や建築物が混在している銀座。時代を経ても「銀ブラ」が流行った当時と同様に、ショッピングや散策が楽しめる街です。実際に買い物をしなくても、工夫を凝らされたディスプレーが斬新なショーウインドーを観て歩くだけでも楽しいものですし、ビルとビルの間にポツンと残されている由緒ある神社にご利益を求めて詣でるのもよいでしょう。

 

そんな銀座では、日本初のデパートと言われる老舗の三越を中心に、歴史と「今」を訪ねる散策をしてみました。まずは、メインとして訪れるのが「銀座三越」です。ここは、銀座4丁目の交差点(銀座和光のある交差点)にある東京メトロ「銀座駅」に地下で直結しているので、雨の日でも濡れずに館内に入ることができます。銀座駅は、丸の内線、日比谷線、銀座線が乗り入れをしているので、アクセスもとても便利です。

 

三越は、江戸時代は「越後屋」の看板をあげる呉服屋で、1893年に「三井呉服店」となり、1904年に株式会社「三越呉服店」を設立し、「デパートメントストア宣言」を行いました。大正時代には、「今日は帝劇、明日は三越」の広告のコピーが大流行し、押しも押されぬ銀座のメッカとなりました。1914年に完成した日本橋本店新館は、「スエズ運河以東最大の建築」と呼ばれたルネッサンス式の建築物で、日本初のエスカレーターやエレベーターなどを設置した、建築史上に残る傑作となりました。昭和に入り名称を「株式会社三越」と改め、1929年には新宿店、1930年には銀座店を開店。その後も日本の都市に次々と店舗を拡大しましたが、2008年に伊勢丹と共同の「三越伊勢丹ホールディングス」の子会社となり、2011年には「株式会社三越伊勢丹」となりました。

 

現在の銀座三越は、地下の2〜3Fのフロアは食品、地下1階はコスメ、地上1階から10階まではラグジュアリーブランドや国内の有名ブランドのメンズとレディスの洋服や服飾雑貨、ベビーや子供服が揃い、11〜12階はレストランとなっています。そして9階は「銀座テラス」と名付けられた、地上31mの高さに広がる憩いの空間。四季を感じることのできる芝生広場では、同じフロアにあるカフェでテイクアウトしたサンドイッチなどのランチを広げ、ピクニック気分を楽しむことができます。

 

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そして銀座三越を背にして次は、お隣にある松屋銀座方向に向かい、中央通り沿いに足を進めてみましょう。次に訪れたいのは100年以上の歴史を持つ老舗の文房具専門店として有名な「伊東屋」です。松屋の角を右に曲がり、ちょうど裏手にある場所に「itoya」の看板が見えます。現在本館が2015年の夏を目指してリニューアル工事中で、こちらは仮店舗になります。

 

銀座伊東屋が出来たのは1904年(明治37年)で、当時の看板には「STATIONERY」の文字があるほど、時代の先端を行く「ハイカラ」な製品を扱うお店でした。黒字に白のロゴの上にある赤いクリップは、伊東屋のシンボルであり定番商品。このような、伊東屋オリジナル商品から欧米で買い付けをしてきた様々な紙製品、筆記具ほか、何かを書いてみたい、描いてみたいとクリエイティブ心を刺激してくれるような逸品ばかりが揃っています。親しい方、大切な方への贈り物探しにも最適なお店です。

 

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次に向かうのは、このエリアの散策には欠かせない「歌舞伎座」です。「itoya」から銀座三越のある銀座4丁目交差点まで一度戻り、今度は三越の角を左に曲がり、晴海通りを「東銀座」方向に徒歩5分ほどで歌舞伎座に到着します。歌舞伎座は1889年(明治22年)に開設されて以来、4度の立て直しが行われています。現在の5代目歌舞伎座は、4階建てで和風の桃山様式を取り入れています。

 

地下にある「木挽町広場」と背後にそびえる高層の「歌舞伎座タワー」を併設し、タワーの5階では屋上庭園と、衣装や小道具などを展示した「歌舞伎座ギャラリー」があります。お芝居を観なくても、美しい衣装や小道具などを観て歌舞伎の世界に触れることができます。さらに地下の木挽町広場では、催事やイベントのほか、歌舞伎座のお土産が揃っているお土産ショップや会席弁当などを頂ける食事処、名物の揚巻ソフトクリームなどもあるので一休みにも最適です。

 

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歌舞伎座を後にしたら、今度は晴海通りの反対側に横断歩道を渡り、徒歩5分ほどの所にある「あずま稲荷大明神」を訪れてみましょう。銀座4丁目交差点の1本手前(歌舞伎座側)の小道「あづま通り」(角は「SONOKO 美白銀座」)に入り、1分ほど進むと左手に赤いのぼりが連なったあずま稲荷大明神が見えます。ここは戦後当時、この付近で火災が連続して発生したことから、京都の伏見稲荷大明神講中を作りこの場所に遷座したものです。火災除けや盗難除けにご利益があります。

 

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参拝が終わったら、次は晴海通りを銀座4丁目の交差点に戻り「和光」を訪れましょう。銀座三越の向かい側にある「和光」は、銀座を代表する建物として海外でも認知度が高く、クラシカルなネオルネッサンス様式の建築と、ビルのてっぺんにある時計はまさに銀座のシンボルです。わかりやすい場所にあるので、この和光の時計台の下で待ち合わせする人も多い名所でもあります。

 

和光は1881年(明治14年)に「服部時計店」として創業され、現在のビルは1932年に「服部時計店ビル」として建てられたものです。地下1階から6階まであり、時計や宝飾品、アクサリーや化粧品などの一流ブランドの高級品を扱っています。すぐ裏にある和光アネックス館では、和洋の食品やワインなどが揃っているグルメサロンや、ケーキ&チョコレートショップ、サンドイッチやエッグベネディクトなどの軽食とともにお茶やコーヒーを楽しめるティーサロンが入っています。本館は高級品ばかりでなかなか気軽にショッピング三昧というわけにもいきませんが、アネックスでは銀座4丁目エリア散策の記念に、和光で人気のあるスイーツなどを購入することができます。

 

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さて、和光を背にして今回の散策最後に訪れるのは、「ドーバーストリートマーケットギンザ コム・デ・ギャルソン」です。銀座4丁目の交差点から歩いて1分ほどの銀座5丁目交差点にあるニューメルサを右に入り、一つ目の交差点を左に入ったところにあるギンザコマツ西館にあります。コム・デ・ギャルソンのデザイナー、川久保玲氏がディレクションしたコンセプトストアで、国内外の人気ブランドや注目のデザイナーの作品を扱っています。この銀座店はロンドン店に続く、第2号店で各フロアでは洋服や服飾雑貨など、まるでギャラリーのように個性的でアーティスティックなディスプレイで展開されているので、眺めて歩くだけでも楽しめるでしょう。

 

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これで銀座三越を中心として銀座4丁目周辺の散策は終了!4丁目交差点まで戻り、東京メトロの銀座駅から帰路につきましょう。

 

DATA

 銀座三越

住所:東京都中央区銀座4-6-16
電話:03-3562-1111(代表)
定休日:その月による
営業時間:10:30〜20:00

                             
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