今年もこの季節がやってきました・・・「激辛グルメ祭り」開幕!
今年で4回目を迎えた、辛いもの好きの祭典「激辛グルメ祭り」。昨日8/25に開幕!ということで、みんなのごはん編集部も早速うかがってきました。
会場は新宿駅から徒歩10分弱、歌舞伎町のど真ん中にある会場「大久保公園」。夜8時に到着しましたが、特設テントは満員!激辛好きにとっては外せないイベントとしてすっかり定着しています。夏の終わり、辛いものを食べて汗をかきつつ、秋風に吹かれるのが心地良いんです。
食券を購入してから、各店舗のブースに並びます。 遅い時間での参戦だったので、売り切れメニューがある店舗も。
それでは参加9店舗の激辛メニュー、いただいちゃいます!あくまで個人の感想ではありますが、辛さを☆の数で表してみました。最初は良かったんです、最初は・・・
調子に乗ってたら、最後はとんでもないことになりました。
☆タイ料理【ヌアサヤム】の「グリーンカレー(ライス付)」800円
まずはタイ料理「ヌアサヤム」のグリーンカレーです。
赤唐辛子がのっていて辛さ自体は強いのですが、ココナッツの甘みと中和されているため、キケンを感じるほどの辛さにはなっていません。激辛グルメ祭りのメニューの中では、かなり食べやすいでしょう。特にココナッツの甘みを吸った鶏肉と茄子が絶品!
おそらくですが……致死量超えの地獄辛メニューを食べたあとにこのグリーンカレーを食べると、砂漠でオアシスを見つけた時のような感動が湧き上がることと思います。
お店で食べるなら:ヌアサヤム
住所:東京都新宿区歌舞伎町1-2-16 第一オスカービル2F
TEL:03-3207-8653
URL:http://r.gnavi.co.jp/sbmandue0000/
☆韓国料理【プングム】の「チーズブルダック」1,200円
「中辛」「激辛」と2段階から選べますが、もちろん激辛を注文。鶏肉に真っ赤なソースがたっぷり絡められ、上にとろーんとチーズがかかっています。
ビジュアルには少々ビビりますが、勇気を出してパクッといくと、あれ、なんかほのかに甘いぞ。
……と思って油断していたら後からグワァァァっときます。
しかし、この真っ赤なソースの辛味がなんとも絶妙で、「痛い!!!」まではいかないのです(人によると思いますが)。一口、二口、とクセになってしまう味でした。鶏肉もプリプリで、控えめにいってめちゃウマイ。
辛さのなかにも甘みと旨みがあって、そのバランスが秀逸な一品でした。でも汗だくにはなりますよ。
出店していたのは:個室DINING プングム TAK CAFE(※イベントオリジナルメニューです)
住所:東京都新宿区大久保1-16-14 山水林ビル2F
TEL:050-5784-5176
URL:http://r.gnavi.co.jp/ebahczpj0000/
☆モンゴル・中国料理【モンゴリアンチャイニーズ・BAO】の「羊の塩茹で・激辛」1,000円
こちらのお店、出品している3品のうち2品は品切れでしたが、看板メニューの「羊の塩茹で」はまだ残ってました!ラッキー!
特製の唐辛子の種が大量に使われたタレ(もちろん激辛をオーダー)のかかった遊牧民の大切なたんぱく源に、添えつけのパクチーをちょっこしのせていただきます。お肉はいつも歯に挟まってしまう人でも安心していただける柔らかさ!パクチーとタレの香ばしい辛さが鼻に抜けるので、羊の臭みなどはまったくありません。辛さレベルは他に比べると優しく、あくまでスパイスであることを忘れていないバランスが最高です!
骨付きなので、最後は必然的にかぶり付くスタイルになります。骨からタレが垂れてくることがあるので、そこはご注意を!
お店で食べるなら:モンゴリアンチャイニーズ・BAO
住所: 東京都港区新橋3-14-6 小林ビル 1F
☆日本ラーメン【蒙古タンメン中本】の「冷し胡麻辛麺・激辛」800円
続いてはご存知「北極」や「蒙古」の「中本」です。イベントオリジナルメニューの「冷し胡麻辛麺」は玉子・わかめ・きゅうり・鶏肉などなど具材のボリュームもたっぷりの一皿。迷わず激辛をセレクトし、よーく混ぜてから一口。
あれ?全然イケます!心地良い辛さ!辛さがありつつも、胡麻の優しさで緩和されていました。
その後、他の激辛メニューで涙目になったときに「中本優しい子!」と何度助けられたことか。
激辛初心者にもオススメです!
中本の本店は:蒙古タンメン中本 上板橋本店
住所:東京都板橋区常盤台4丁目33-3 浅香ビル 2階
TEL:03-5398-1233
URL:http://r.gnavi.co.jp/6v3j8rma0000/
☆ベトナム料理【バインセオ サイ ゴン】の「激辛ブンボーフェ」Sサイズ・800円
辛いものが少ないベトナム料理で辛いといえばこれ、ブンボーフェ。それでも通常店で出てくるのは、”ピリ辛”といった大人しめの辛さ度合いのものが多いです。
店頭でメニューを受け取ると、「あれ、Sサイズなのに結構大きい」。これは、他の料理と比較してもコスパナンバーワンでは?
ビジュアルは真っ赤なスープの上にパクチーと、これまた真っ赤な唐辛子ペーストなるものがたっぷりと。その唐辛子ペーストをスープに混ぜ混ぜして、いただきます。
まず麺からいくと、つるつるモチモチで食べ応えあり。
そしていよいよスープを一口。じんわりした辛さによくダシがきいたスープで、まさにウマ辛!パクチーの爽やかな風味もあり、バクバクいけちゃうメニューです。
刺激が強すぎたり、辛味のみが際立っているメニューが多い中で、この激辛ブンボーフェはちゃんと辛い中にも深い旨みが感じられるメニューです!
お店で食べるなら:ベトナム料理バインセオサイゴン 有楽町店
住所:東京都千代田区有楽町2-7-1 有楽町イトシアB1
TEL:050-5518-7840
URL:http://r.gnavi.co.jp/p461201/
☆~☆☆☆とうがらし料理専門店【赤い壺】の「世界の唐辛子『食べ比べ』焼売」1,000円
見た目もユニークな、唐辛子食べ比べシュウマイはイベントオリジナルメニューです。商品受け取るときに、とうがらしたっぷりの煙の洗礼をいただけます。もちろん作り手の皆さんもマスク着用!
写真左から右へ、1辛⇒5辛の順です。まずは1辛から。青とうがらしとゆず胡椒がピリッと効いてます。
次は3辛。店員さん曰く「美味しく食べられるのは3辛」とのこと。唐辛子の一種「レモンドロップ」を使用していて、カレー味の中にピリリと辛味が潜んでいるのがたまりません。
出店していたのは:旨辛ダイニング 赤い壺
住所:東京都港区北青山3-5-9 レイカーズ青山B1F
TEL:03-3401-7883
URL:http://r.gnavi.co.jp/3g35xrr90000/
☆☆中国料理【天府舫】の「汁なし担々麺・大辛」1,000円
逆の意味で衝撃的なビジュアルですよこれは。
屋台のかき氷のカップにポチョンと盛り付けられた品の良さそうな麺は二口くらいでズズッとすすれてしまいそうで、征服欲をくすぐるビジュアル。ここまでの6品、比較的美味しくいただけてますので、余裕が出てきました。
よーく混ぜて、一気にいただきます。
なめてました、スイマセン・・・
一口で辛さと痺れが脳まで到達し、自分の致死量超えました・・・。
麻婆豆腐は唐辛子で「辛」をダイレクトに楽しめるイメージですがこの汁なし坦坦麺は、中華料理のいわゆる「花椒」に抵抗ない方は、たまらない味のはず。痺れマニアに激オススメです!
お店で食べるなら:四川料理 天府舫
住所:東京都新宿区西新宿7-4-9 1F
TEL:050-5799-0977
URL:http://r.gnavi.co.jp/gawk700/
☆☆☆中国料理【陳家私菜】の「元祖頂天麻婆豆腐地獄辛」Mサイズ800円
お店の人から麻婆豆腐を受け取ったときにまず驚いたのはこの狂気を感じる赤い海!
そういえば、お店の方が目の前で味見をしていたのですが、ものすごい勢いでむせてガブガブ水を飲んでいいました。この人はあまり辛いのが得意でないのかな?などと思っておりましたがそういう話ではなかったようです。
これでもかとわりと大きめの唐辛子・山椒が入った赤い海に浸った麻婆豆腐。
一口目に「あ、いけるかも?」と思ってパクパク食べてしまうと、時間差でとんでもない痛みと辛さが襲ってきますので注意してください。
お店で食べるなら:陳家私菜(ミスターチンズダイニング)
住所:東京都港区赤坂3-12-1 フロレンス赤坂ビルB1
TEL:050-5796-8533
URL:http://r.gnavi.co.jp/a955401/
☆☆☆インド料理【サフラン池袋 幻のインド料理】の「世界一辛いカレー」1,200円
ここまで調子に乗ってこなしてきましたが、陳家私菜の「元祖頂天麻婆豆腐」で既にHPはゼロに近い状態・・・。ラスボスにたどり着きましたが、「世界一辛いカレー」はタバスコの約400倍の辛さでギネス認定のブートジョロキア入りインドカレーです。
その名の通り、名前負けしていない辛さというか痛さに変わるヤバいメニューで、ありとあらゆる毛穴から滝汗が迸る辛さ・・・
また、店頭にいた方の情報によると、インド人でもこのカレーをよく食べる地区の人以外はこの辛さは耐えられないとおっしゃっていました。
ご飯は大盛りにして食べないと、辛さで唇が腫れ上がります。まさにジョロキア地獄・・・400倍を言葉に表現にすることが難しいので、まずは一度体験をおすすめします。刺激的な状態は続きます。食道から胃に流れ込むあたりで身体が熱くなってきますし、少しして落ち着いたと思っても帰り道歩くたびに胃の中でカレーが暴れて、お腹は熱いまま・・・ベッドで横になっても、全く寝付けませんでした・・・翌朝のトイレまで、忘れられない体験になってしまいました。
お店で食べるなら:サフラン池袋 幻のインド料理
住所:東京都豊島区東池袋1-28-1 タクトT.O.ビル201
TEL:03-5952-5676
URL:http://r.gnavi.co.jp/jjkd897s0000/
調子に乗っていたら、最後の「元祖頂天麻婆豆腐」と「世界一辛いカレー」で完全に燃え尽きました・・・
辛いもの好きの方は、今週末、足を運んでみてはいかがでしょうか?
紹介したイベント
激辛グルメ祭り
開催場所:大久保公園
www.gekikara-gourmet.com