ぐるなび みんなのごはん

あなたの”食べたくなる”を作る

たっぷり注いだ角打ちワインが390円!そして生打ちそばで〆る上野「喜乃字屋」

こんにちは、ほそいです。
上野駅の不忍口を出て信号を渡った所に、かっこいいおそば屋さんがあるのをご存知でしょうか。

そばバル、とかワイン角打ちと書いてあって気になっていたのですが、どうやらおそば屋さんでありながらワインも飲めちゃうお店みたいです。

おそばのメニューも変わったものがあります。
ムース状のフォアグラでおそばを食べるってどういうこと!?(その答えはこちらの「ぐるなび みんなのごはん」記事をご覧ください)
上野「喜乃字屋」のふわっふわムース状フォアグラ+もりそばが新感覚すぎる!【東京別視点ガイド ぐるなび支店】

昼はおそば、夜はワインバル。今日は夜の部にきてみました。
「そば前でワイン」、なかなかいいかもしれないです。
おそば屋さんで日本酒を飲むと文豪っぽいなんていわれますが、たしかにそば屋のおつまみってワインにも合いそうなんですよね~

字面からおいしそうな雰囲気がぷんぷんするおつまみたち。
あ、夜もおそばは食べられますよ。

ワインはセルフ。
枡ワインなのでなみなみ注いでOK。

シャブリなんかもありましたが、390円の赤にしてみました。
こんなに注げて390円は正直うれしい……。

モッツァレラチーズの自家製味噌漬けと、ワイン。至福の時がやってきました。
モッツァレラチーズの風味を消しすぎない漬かり具合ですごくいいですね。

この木箱はなにかというと……

パリッパリの焼き海苔です。
この海苔箱と、すきなおつまみを組み合わせるのがおすすめ。

もちろん単独でもいいけれど、海苔って大抵のしょっぱい物をさらにおいしくしてくれる気がするのです。

ほら、こうやって巻いて、わさび醤油で食べてしまうわけ。

あ~たまんな~~~~い。
和と洋の最強コラボ。
チーズはいわずもがなですが、海苔もワインに超あうよ!

箱の下の段には、炭が。だから海苔がほんのりあったかくてパリパリだったんだね!

生ハムも定番だし頼んどこ、と思って食べたら、なにこれ予想以上のおいしさ。ちゃんとしたやつだ。
色んなお店で生ハムを食べたけど、これはかなり上位に食い込みました。

そば味噌をやいたやつ。
そばの実がごろごろ入っています。そば屋飲みの日本酒のお供という印象が強いけど、ビールにもワインにも合うすぐれもの。
こういう八方美人つまみもいいね!

ワカサギのかき揚げ。季節物にも力を入れているようです。
かき揚げをちびちび食べながらお酒を飲めるのもおそば屋さんのいいところです。

シメはおそばでしょうということで、目に付いたのがセリが根っこごと入ってるおそば!
セリ好きにはたまらんね。ほんのりとした苦味が出汁の甘みとベストマッチ。

そんなこんなで、色んなうまい物を海苔に巻いて食べられるお店でした。
お店のメルマガを購読するとワイン一杯無料なんていうサービスもあるよ。

なにより駅の真ん前だし、前金制なので、気軽に一杯ひっかける時もよさそうです。終電ギリギリでも飲めるぜ!

※掲載された情報は、取材時点のものであり、変更されている可能性があります。

 

著者・SPECIAL THANKS

ほそいあや

ほそいあや

「猫を愛でることと虫を食べることが趣味」
ブログ: http://seiten4go.com/
Twitter: https://twitter.com/hosoi/

わさび味のタルタルソースが激ヤバ!東京タワーで食べる「鉄板焼きトースト」はマジで旨いぞ

こんにちは。グルメ修行僧・東山です。

今日は日々の修行も忘れて観光に来ております。

東京観光といえば、もうここしかないでしょう!

東京タワー!

 

f:id:magicaline2:20160229131051j:plain

晴天の青空を突き刺すようにそびえたつ真紅のタワー!かっこいいぜ!おれもこんな男になりたい!

 

f:id:magicaline2:20160229131058j:plain

東京タワーに来ると、つい上ばかり見上げてしまいますが、実は東京タワーの根本には建物があって、そこに「鉄板焼きトースト」という先進的な料理を出すレストランがあるのをご存じでしょうか!?

 

f:id:magicaline2:20160229131101j:plain

それがこちら!「TOWER'S DINER」。

店内はかなり広く、解放感がある空間。

 

f:id:magicaline2:20160229131112j:plain

ソファー席まで用意されており、東京観光で疲れた体を癒すには最適です!

 

f:id:magicaline2:20160229131124j:plain

そして、これがTOWER'S DINERの目玉。

客席から、ガラスで仕切られた場所に業務用グリドルがあり、注文の度に鉄板焼きでトーストを焼いてくれるのです。

 

f:id:magicaline2:20160229131128j:plain

業務用グリドルは高火力のため、トーストの表面を短時間でサクッと焼き上げるのに最適。

 

f:id:magicaline2:20160229131131j:plain

パンはかなり分厚めにカット!

東京タワーの高さ333mに合わせて、パンも2枚合わせて3.33cmにカットしているそうです。

パンにはかなりこだわっており、鉄板焼きトーストのために特注された特製品なのだとか。

そのこだわりについてはまた後述します!

 

f:id:magicaline2:20160229131138j:plain

ハンバーガー用のバンズもふっくらしていて美味しそう。

あまりにふっくらツヤツヤしているのでこのまま食べてしまいたい衝動を抑えるのに必死でした。

 

f:id:magicaline2:20160229131140j:plain

パンも、トーストにのせる具もグリドルで一気に焼いていきます。

今回、調理してくれたのは料理長の石田英二さん。石田さんは長年ホテルで料理長として勤められていた経歴をお持ちの方。

パンの焼き加減を見極める表情は真剣そのもの。居合切りの達人のような雰囲気を感じました!職人技です!

 

f:id:magicaline2:20160229131149j:plain

パンはあっという間に焼けます。表面には見るからに美味しそうな焼き目がついています!一見しただけで、表面サックリ、中はふんわりモッチリ、な仕上がりが分かります!

 

 

トーストとは思えないほどのボリューム!「わさびフレーバーのBLTサンド」

f:id:magicaline2:20160229131151j:plain

まずはTOWER'S DINERの人気メニュー、「わさびフレーバーのBLTサンド」を作っていただきました。

焼き目をつけたトーストの上に、特製わさびタルタルソースを塗ります。

 

f:id:magicaline2:20160229131154j:plain

わさびフレーバータルタルソースは、パンと野菜の良さをどちらも最大限に引き出すために開発されたオリジナルソース。

一口味見させていただきましたが、わさびがほんのり効いたマイルドなソースはこれだけ食べても美味しく、3.33リットルほどペロリと食べられちゃいそうな美味しさでした。

 

f:id:magicaline2:20160229131157j:plain

トーストの上には、これでもか!?というほどサラダがのっかります。

 

 

f:id:magicaline2:20160229131201j:plain

グリルしたベーコンと分厚めカットのトマトをのせて……

 

f:id:magicaline2:20160229131204j:plain

もう1枚トースト、トーストの上にはチェダーチーズ、そして特製わさびフレーバータルタルソースを豪快にかけて完成!

トーストとは思えないほどの豪快なボリュームに圧倒されます!

 

f:id:magicaline2:20160229131207j:plain

ここで鉄板焼きトーストの正しい食べ方をご教授させていただきます。

まずは、特製わさびフレーバーソースをトーストにまんべんなく塗ります。

 

f:id:magicaline2:20160229131210j:plain

そしたら、トーストをひっくり返して、上からナイフで切っていきます。

 

f:id:magicaline2:20160229131215j:plain

一口大に切って、パクリと食べる!

これがうんまぁぁぁぁぁぁぁい!!!

まず感じるのは、圧倒的なパンの美味しさ。

パンは表面がサックリしていて、中はモチモチモチモチ!

そして、小麦の甘みがものすごく強い!

サンドイッチを食べて、こんなにパンの美味しさを強烈に痛感したことがあっただろうか?

特製わさびフレーバータルタルソースが豪快にかかっていたので、コッテリな味かと思いきや、野菜が多いおかげでかなりサッパリとしています。

一皿食べ終わった後には、食事の満足感に加えて、サラダをたっぷり食べたという充実感があるのです。

 

 

こんなに肉汁を感じるサンドイッチがあるだろうか!?「牛ヒレステーキサンド」 

f:id:magicaline2:20160229131220j:plain

お次は、TOWER'S DINERのサンドの中で最も豪快な「牛ヒレステーキサンド」をオーダー!

牛ヒレは、牛のヒレ肉の中でも特にやわらかい芯の部位を使用しています。

フライパンでしっかり焼き目をつけ……

 

f:id:magicaline2:20160229131222j:plain

最高の火の通り具合にするため、スチームコンベクションオーブンで丁寧に火入れを行なう!

ここまでするのですか!?サンドひとつにかける情熱がすごい!!

 

f:id:magicaline2:20160229131227j:plain

最高の焼き加減で仕上がった肉には、特製ステーキソースをまとわせ……

 

f:id:magicaline2:20160229131230j:plain

ソースごとサンドの上にドカーーーンと乗せます!!

もちろん今回もサラダは特盛!(笑)

 

f:id:magicaline2:20160229131235j:plain

フライドオニオンと、もう1枚トーストをのっけて完成!

 

f:id:magicaline2:20160229131241j:plain

こちらも一口大に切って食べますが、ナイフを入れた瞬間の牛ヒレのやわらかいこと!

あまりに抵抗なくサクッと切れるため、本当は豆腐ステーキサンドなんじゃないかと疑ってしまいました。

味はね、もうね、これが美味しくないわけがないよね?って感じです。

サクサク食パン、シャキシャキサラダ、しっとり牛ヒレステーキが口の中で渾然一体になります。

完璧な火入れをされた牛ヒレステーキは、肉汁がすごい。サンドイッチを食べていて、こんなに肉と、肉汁を感じたのは初めてです。

このサンドを食べ終わる頃には、前菜のサラダから、メインディッシュの牛ヒレステーキで構成されるステーキコースをレストランでいただいたような気持ちになりました。

 

 

圧倒的な存在感の肉に負けてないバンズに驚き!「DINERハンバーガー」

f:id:magicaline2:20160229131303j:plain

お次は「DINERハンバーガー」。

こちらも特注のバンズを丹念に焼いていきます。

 

f:id:magicaline2:20160229131305j:plain

サックリ綺麗な焼き目がつきました!

 

f:id:magicaline2:20160229131314j:plain

同じ鉄板で、ベーコンとビーフパティを焼いていきます。

ビーフパティもDINERハンバーガーのために特注されたもので、赤身と脂身の配分から粗挽き具合など計算され尽くされているようです。

 

f:id:magicaline2:20160229131318j:plain

もはやおなじみのサラダどっさり(笑)。

 

f:id:magicaline2:20160229131324j:plain

おおーーーーー!!ビーフパティが大きすぎてはみ出してしまっています!

本当に豪快ですねぇええええ!(笑)

 

f:id:magicaline2:20160229131330j:plain

完成!間近で見ると凄いボリューム感です!

こちらはナイフやフォークなど使わず、手でつかんで、ガブリ。

うまい!!

肉の!肉の存在感がすごい!!

肉は、超粗挽きになっていて、挽肉というよりは小さいサイコロステーキを結集させたような食感!

その肉に甘みを抑えたテリヤキソースがまとわせてあって、これが最強の相性!

そうなんです!なんとこのハンバーガー、トマトケチャップを使用していないのです。味付けは醤油ベースのテリヤキソースなので、より肉の味わいをよく感じられるんです。

そして、これだけ圧倒的に肉が存在感を放っているのに、バンズの味わいが負けていない!

しっかりと小麦の甘み・香りが感じられるのです。

このハンバーガーをチェーン展開して売り出してほしい!

 

砂糖不使用、濃厚なのにサッパリな人気スムージー「ブルーチア」で〆。

f:id:magicaline2:20160229131334j:plain

締めくくりとして、TOWER'S DINERの人気スムージーである「ブルーチア」をいただきました。

このスムージーには、世界中のセレブたちが注目するスーパーフード「チアシード」がふんだんに使われています。

チアシードと、バナナ、ブルーベリー、豆乳などを加え、ミキサーで回して……

 

f:id:magicaline2:20160229131344j:plain

完成!

 

f:id:magicaline2:20160229131349j:plain

なんとも鮮やかな紫色。綺麗ですねぇぇ。

牛乳でなく、豆乳をベースとしているためかなり飲みやすい。

砂糖を加えていないので、バナナやフルーツ由来のやさしい甘みが活きていて、濃厚なのにサッパリしていてかなりおいしい!

しかも、これで健康にもいいのだから、「良薬口に甘し」ですな!ハッハッ!

 

 

鉄板焼きトーストのためだけに開発したブレッド

f:id:magicaline2:20160229131358j:plain

TOWER'S DINERのプロデューサーである町田智昭さんに話をうかがいました。

 

――いやーー!全体的に美味しかったのですが、特に、とにかくパンが美味しかったです!全て特注ということですが、やはりかなりこだわられているのですか?

 

f:id:g-gourmedia:20160303104236p:plain

はい。正直パンにはかなーーりこだわっています。東京タワーは世界中の人たちが観光に訪れるスポットです。世界中で最も愛されている主食である“ブレッド”を商品の主軸に置こうと、TOWER'S DINER立ち上げの時から構想していました。なので、パンはいくつものパン屋を訪れ、理想のパンを探し求め、東京だけでなく関東近郊のパン屋にまで足を運びました。

 

――今のパンを選ぶにあたって決めてとなった要因は何ですか?

 

f:id:g-gourmedia:20160303104236p:plain

業務用のグリドルでパンを焼き上げた時に、「表面はサクッとしているけれど、中はモチモチという食感」を誰が食べても感じられるくらいに強烈に打ち出したかったので、“保水量が多いパン”という重要な条件がありました。今のパンは、初めて食べた時に、焼かなくてもモッチリしていて美味しくて、焼いた時にはビックリするくらい美味しかったので衝動的に決めました。

 

――なるほど。ではその時に食べたパンをTOWER'S DINERに導入することに決めたのですね?

 

f:id:g-gourmedia:20160303104236p:plain

……いや(笑)。どうせならとことんこだわろうと思い、そのパン屋さんと何度も打ち合わせを重ね、小麦の種類・割合、水分量、バターの量などを変えて何度も試作をしてもらい、今のパンを作ってもらいました。

 

――なんと!それでは、このブレッドは完全にオリジナル商品なのですね!

 

f:id:g-gourmedia:20160303104236p:plain

トーストに関しては完全にそうです。TOWER'S DINERの鉄板焼きトーストのためだけに開発したブレッドです。

 

――ひとつの料理のためにここまでやるんですか!!勉強になります!

 

f:id:g-gourmedia:20160303104236p:plain

せっかくグリルで焼く鉄板焼きトーストという新しい料理を作るんだから、どうせならとことんこだわり抜いてやろう!と思いました。今日召し上がっていただいたもの以外も、色々と工夫を凝らしたものなので是非召し上がってみてください!

 

 

 

いやー、今回は東京タワー観光に来たついでとしてTOWER'S DINERに来ましたが、これからはTOWER'S DINERに来たいから東京タワーに来てしまいそうです。

あのパンの甘み、食感は中毒性高し!

また来ますーーーー!!

 

 

 

紹介したお店

TOWER'S DINER

住所:東京都港区芝公園4-2-8 タワーフットタウン2F

TEL:03-6452-9536

r.gnavi.co.jp

 

 

 

著者プロフィール

f:id:magicaline2:20151120010950j:plain

グルメ修行僧 東山広樹

中学生の時から料理を始め、高校生の時にはMy中華鍋を買い、更に料理に没頭。その後、調味料や酒を研究する大学の学科へ進学や、都内人気ラーメン店でのアルバイト、料理・飲食系の雑誌社での編集業務など、料理に関わる経験を積む。現在はラーメン屋の開業に向けて修行中の身。

【ブログ】Cooking Maniac

【FBページ】https://www.facebook.com/tokyooilshock

福岡で出会った贅沢な一品「うにの和牛巻き」!予約するならカウンター席がおすすめ

福岡で出会った贅沢な一品「うにの和牛巻き」!予約するならカウンター席がおすすめ

福岡では今、炉端焼きが一大ブーム。
魚、肉、野菜、良質な素材がたっぷりと手に入るからこそ、 素材の良さをシンプルに楽しめる炉端焼きが大人気なんです。

そして、その“火付け役”とも言えるのが、今回ご紹介する【炉端 百式】
この店、とにかく、「いつもほぼ満席!」。
平日でも、客足まったく途絶えません。 福岡の居酒屋って、本当に良店揃い、強豪揃いなわけですが、 これほどまでに流行る店は、そうそうないですよ。

てなわけで、その秘密を探るべく、早速潜入してきました!!!

人気店ひしめく今泉警固エリア

西鉄福岡天神)駅から国体道路沿いに歩いて徒歩10分ほど。
明かりが灯る大きな【炉】の暖簾が目印です。

扉を開け、ドドン!と目に飛び込んできたのは、店内のど真ん中にある厨房。

その厨房を囲むように、巨大なカウンター席が設置されていました。
この炉端焼きのスタイルは、オーナーさんが小さい頃に連れていってもらった炉端焼きを再現したものだそう。

この日は月曜だったのですが、21時でも満席状態。 さらに、お客さんが続々と入ってきます。
元気のいいスタッフさんのかけ声や、お客さんの談笑の声で店内はとっても賑やか!

楽しい仕掛け満載のカウンター席

その人気ぶりに圧倒されつつ、案内されたカウンター席へ。 網焼きで調理する姿が目の前で見られる特等席!!!

頭上を見れば板書きのメニュー

目の前には、コーラやオレンジ、ラムネなどのソフトドリンクの冷やし処

貝を生かす、生簀の姿も!
まるで縁日みたい! 
見てるだけでテンション上がります。

50円引きになるセルフドリンクバー

一杯目の飲み物を何にしようかと考えていたら、 「セルフドリンクバーもありますよ~」と横からスタッフさんの声が!

詳しい話を聞いてみると、店内奥のスペースでセルフドリンクが作れるとか。 しかも1杯につき50円引き!
これは是非利用させていただこうと、早速セルフドリンクスペースへ向かいました。

ビール・酎ハイ・ハイボール・ワイン、更には日本酒まで…。 自分でお燗つけもできるみたいー!
近くの店員さんにどのドリンクにするかを伝え、グラスをもらったら あとはセルフサービス。

私は、白ワインのシャルドネを選択!
グラスを設置し、ボタンを2回プッシュしたらドリンクが注がれます。

ドリンクを注ぎ終わったら、セルフドリンクをしましたよ~の証明となる“おはじき”いただきましょう。

このおはじきは、席に設置されてある升の中にためていき、会計時に数を店員さんに伝えます。 1枚につき50円の割引になるからお得ですね。

選びきれない!豊富なメニュー

雲丹の和牛巻き

さて、楽しいドリンク作りが終わったところで、気になるお食事へ。
まずは、百式に行ったら必ず食べて欲しいとオススメしてもらっていた 「雲丹の和牛巻き(1貫390円・税別)」をオーダー。

見てください、このビジュアル! 今も私はこれを見ているだけで一杯飲めそう…!

雲丹好きも肉好きも堪らない贅沢な一品です。 箸で強くつまむと形が崩れてしまうので、落とさないよう慎重に口に運んでください。

口の中に入れると雲丹と和牛のとろける食感…。至福。 か、顔がにやけてしまう。旨すぎるよ~。(涙)  雲丹と和牛のコラボなんて初めてでしたが、これはリピート間違いなしの美味しさです。

ちなみにカウンター席に座ると、お通しや料理を大きな杓文字で出してくれます。
た、楽しい! こんなサービスも来る人の心を離さない理由の一つですね。

パリパリピーマン

さて料理に戻りまして次に出てきたのは… パリパリピーマン(1枚・170円・税別)。

肉厚!パリッパリ!のピーマンは、自家製の肉味噌をつけていただきます。
噛むと、果汁?ピーマン汁? じゅわじゅわ滴ります。 ピーマン、旨っっっ! こんなに瑞々しい野菜でしたっけ!?
これはビールが進むわ~。いや、日本酒も焼酎もいけるわ~。

広島産牡蠣の揚げ出し

こちらは広島産牡蠣の揚げ出し(680円・税別)!
生か焼きでしか食べたことのない牡蠣でしたが、揚げだしも美味しい~。 プリップリで旨味が濃厚!柚子の香りがきいたお出汁もたまりません。

そんな美味しい料理に舌鼓を打っていると、目の前の網焼きでファイヤー!これは藁焼きだー!

地鶏や巨大な海老、ホタテなど次々と焼かれていきます。

一夜干しホッケ

なんだか見ているとこの網焼きで焼かれた料理を食べたくなる… ということで、悩んだ挙句ホッケを注文!

出てきたのは脂をしっかりと閉じ込めた肉厚の一夜干しホッケ(570円・税別)。
百式で提供される魚は、毎朝姪浜市場や長浜市場にオーナー自ら出向き仕入れたもの。
鮮度の良さは折り紙つきなのです。
ホッケもしっかり脂がのって、箸が止まりません!

焼きおにぎり

その勢いのままご飯物へ!

おかかとしその香りがきいた焼きおにぎり(240円・税別)

兄やんの牛みそおにぎり

オーナーが大好きな名店の肉味噌を再現したという 兄やんの牛みそおにぎり(250円・税別)。

釜飯

お腹に余裕がある方には、釜飯がオススメ!
1合分の土鍋に入って出てくるので、みんなでシェアするのもOK。
釜飯は注文してから30~40分かかります)

土鍋で炊いたトリュフのたまごがけご飯(1500円・税別)

土鍋かに飯(1340円・税別)

味はもちろん、目でも楽しませてくれる釜飯を是非堪能してください!

用途に合わせて席予約を

カウンター席の他に、酒樽を利用して作った半個室席もあります

ちなみに、おまかせコースは3000円(税別)~!
今年の歓送迎会で利用すれば、みんなから褒められること間違いなしですよ!
連日満員御礼のため、予約はお早めに!

紹介したお店(福岡福岡市中央区)

炉端・百式(警固)

※掲載された情報は、取材時点のものであり、変更されている可能性があります。

 

著者・SPECIAL THANKS

Maki

Maki

福岡九州の編集プロダクション・シーアール所属。
1989年 福岡生まれ。フリーペーパー営業、旅行雑誌編集部を経て、現在は編集プロダクションに所属。
気になる飲み屋があれば、一人でもふらりと入ってしまうほどお酒が大好き。今では同世代から親世代まで、幅広い世代の飲み友達をもつ。

「ばかうけ」とソフトクリームの前代未聞コラボも!「新潟せんべい王国」の飲食コーナーがスゴい

f:id:bbshinstp:20160206230221j:plain

「ばかうけ」が人気の栗山米菓が運営する「新潟せんべい王国」

 

米どころ新潟には、米菓を作る有名な会社がいくつもあります。

今回はその中の一つ「栗山米菓」が運営するとても面白い施設「新潟せんべい王国」を紹介したいと思います。

こちらの施設では、せんべい作りの見学や体験ができるほか、飲食コーナーでは「せんべいソフトクリーム」「ばかうけコロッケ」など、他では食べられない珍しいものを食べることができます。

 

新潟せんべい王国

f:id:bbshinstp:20160206215624j:plain

 

敷地内には、人気商品「ばかうけ」の名前がついた「ばかうけ稲荷」があります。

f:id:bbshinstp:20160206215818j:plain

 

両脇には「ばかうけ」のマスコットキャラクターである「バリン」と「ボリン」が鎮座しています。

 

 

入り口はコチラ

f:id:bbshinstp:20160206215832j:plain

 

入り口でも「バリン」と「ボリン」が出迎えてくれました。

 

様々な「せんべい」が揃うお土産コーナー

 

店内は、栗山米菓の自社製品のみならず、各社のせんべいを販売していました。

f:id:bbshinstp:20160206220002j:plain

 

一番の人気商品は「ざらめせんべい」とのこと。

f:id:bbshinstp:20160206220025j:plain

 

職人が手作りで製造する為、大量生産出来ず、こちらをはじめとした限られた場所でしか購入出来ないレアな商品とのこと。

 

看板商品の「ばかうけ」をいくつも販売しています。

f:id:bbshinstp:20160206220035j:plain

 

各地のご当地「ばかうけ」の他、新潟限定品なども販売しています。

 

職人のせんべい作りを間近で見る事が出来る「見学コーナー」

 

工場見学コーナー

f:id:bbshinstp:20160206220046j:plain

 

こちらでは、工場でのせんべい作りを目の前で見ることができます。

 

炭火で手作業で焼いているところを見学しました。

f:id:bbshinstp:20160206220137j:plain

 

2枚の網ではさむ様ような器具で煎餅を挟み、数秒おきにひっくり返します。

f:id:bbshinstp:20160206220151j:plain

 

徐々に焼き色がついてきます。

f:id:bbshinstp:20160206220159j:plain

 

本来、この後に味をつける工程があるのですが、ここではその前の「素焼き」状態のものを試食出来ます。

f:id:bbshinstp:20160206220205j:plain

 

おぉ

 

確かに、、

 

「素焼き」です。

 

味のしないせんべいというのは初めて食べました。

 

「味のしないせんべい」とはいえ、焼きたての香ばしさや、せんべい本来の味わいがあるので、美味しく頂けました。

 

せんべい焼きを体験出来る!? 「体験コーナー」

 

煎餅作りを見学した後に、自分で煎餅を焼く体験をする事が出来ます。

 

体験コーナー

f:id:bbshinstp:20160206220213j:plain

 

「煎餅を焼くのは初めて」

 

という人が多いとは思いますが、優しいお姉さんが教えてくれるので問題ありません!

 

店員さんの親切指導の様子

f:id:bbshinstp:20160206220229j:plain

 

工場見学と同様に、数秒置きにひっくり返します。

f:id:bbshinstp:20160206220221j:plain

 

焼きながら、途中で醤油を使い絵を描きます。

f:id:bbshinstp:20160206220253j:plain

 

熱で乾かしてから、再び焼きます。

f:id:bbshinstp:20160206222629j:plain

 

醤油をまんべんなく塗ります。

f:id:bbshinstp:20160206220300j:plain

 

醤油を塗った後に、乾かせば終了です。

 

出来上がりはコチラ

f:id:bbshinstp:20160206230221j:plain

 

前述の「ばかうけ」キャラクター「バリン」と「ボリン」を描いてみました!

 

最後に袋詰めし、箱に入れれば完成です!

f:id:bbshinstp:20160206220326j:plain

 

箱は後部がスタンドに変形可能で、上を持っての持ち運び以外に、飾っておく事も可能です。

ただし、賞味期限があるので、ずっと飾っておくことはできません。

少し飾って満足したら美味しく頂きましょう!

 

もう一つの体験コーナーはコチラ

 

ばかうけ味付け体験

f:id:bbshinstp:20160206220334j:plain

 

数種のパウダーから好きなものを選びます。

f:id:bbshinstp:20160206220354j:plain

 

ここでもお姉さんが親切指導してくれます。

f:id:bbshinstp:20160206220406j:plain

 

手順簡単!

容器の中素焼きのばかうけと、選んだパウダーを入れ、しゃかしゃか振るだけです。

f:id:bbshinstp:20160206220419j:plain

 

1種類のパウダーを選んでも良し。

2~3種のパウダーを少量ずつ入れても良し。

 

今までになかった新しい味を生み出せるかも???

 

 

「せんべいソフト」などを食べられる「飲食コーナー」

 

体験コーナーの奥には飲食コーナーもあります。

f:id:bbshinstp:20160206220430j:plain

 

こちらでは、とても珍しい商品を販売していました。

 

せんべいソフトクリーム

f:id:g-gourmedia:20160303144449j:plain

f:id:bbshinstp:20160206220511j:plain

 

ソフトクリームに特製醤油がかかり、下にはナント、せんべいが入っています!

 

醤油とサクサク食感の煎餅に、甘いソフトクリームという前代未聞のマリアージュ!

 

煎餅のプロだからこそ生み出せる逸品といって過言ではありませんね。

 

 

続きましては

 

ぬれおかきコロッケ 

f:id:bbshinstp:20160206220523j:plain

 

モッチリ食感のぬれおかきがコロッケの中身に!

 

独特の歯ごたえの一品でした。

 

 

そしてラストはコチラ

 

ばかうけコロッケ 

f:id:bbshinstp:20160206220536j:plain

 

「ばかうけ」をあしらったコロッケです。

 

青海苔が外側だけでなく中にも入り、またブラックペッパーを効かせスパイシーな味わいです。

f:id:bbshinstp:20160206220558j:plain

 

カラっと揚げられており、とても美味しかったです!

 

 

お土産、見学、体験 、飲食と4つのコーナーがあり、とても盛りだくさんな施設です。

 

「せんべい」 の魅力を舌だけでなく、体で体験出来る「新潟せんべい王国」に是非一度行ってみてはいかがでしょうか?

 

紹介したお店

新潟せんべい王国

住所:新潟県新潟市北区新崎2661

TEL:025-259-0161

r.gnavi.co.jp

 

新潟ラーメン.com プロフィール

f:id:bbshinstp:20160206224527j:plain

文:新潟ラーメン.com 管理人

新潟県を中心に様々なラーメン店を紹介しています。

限定ラーメン情報、読者投稿情報、掲示板、お得なクーポン、仕込み取材、読者投票によるランキング、管理人ブログ等、豊富なラーメン情報が詰まったHPです。

新潟ラーメン.com:http://noodles.bbshin.net/

新潟グルメ情報:http://gourmet.bbshin.com/

twitter:https://twitter.com/bbshin_t

Facebook:https://www.facebook.com/niigataramencom

 

あったか〜い中華料理で心はホカホカ、封神台へレッツゴー!【松澤千晶のアニめし vol.3】

こんにちは、松澤千晶です。第3回目となりましたこちらのコラム、そろそろ真面目にグルメに焦点を当てながら……と思ったところで、

 

おっと!こんなところに封神演義が!!!

f:id:g-gourmedia:20160228185719p:plain

これは仕方ありません……私、この作品が大好きなのですよ……ついつい(伏線を張っておきましたが)前回の銀河英雄伝説の流れで持ってきてしまいました。

 

そうです、現在、週刊ヤングジャンプで連載されている銀河英雄伝説の漫画を描かれているのが、この『封神演義』の作者・藤崎竜さんということで……。こうしてここに在るのも何かのご縁、今回はこの「封神演義」についてお話させていただきます。

 

 

封神演義とは

本来は中国を代表する古典文学作品で、今から3,000年以上前……中国・殷王朝の時代を舞台に仙人や妖怪が戦いを繰り広げるお話です。世界最古のSF(すこし・ふしぎな?)作品とも呼ばれていて、三国志や水滸伝と比べるとファンタジー要素が強いのが特徴でもあります。

その原作をもとに、若年層へ向けてもわかりやすく、親しみやすく漫画展開されたのが、今回ご紹介する『封神演義』で、週刊少年ジャンプにて1996年から2000年にかけて連載され、おそらく私くらいの世代(筆者85年生まれ)ですと懐かしく感じる方も多いでしょう……。ちなみに私の中では懐かしいどころか現在進行形のようで、未だに好きな漫画を聞かれる度にこの作品をあげてしまいます。

アニメ化、ゲーム化もされ、非常に人気を博し……と、もっともらしい解説はこのあたりにしておいて、今回コラムを書くにあたって改めて読み返してみましたが……この漫画、面白いですね!!!

 

ご存知ない方の為に簡単(過ぎて申し訳ないくらい)ご説明致しますと、仙人(見習い)である主人公・太公望が、人間界で悪さを働く(とされている)妖怪仙人・蘇妲己を倒すよう命じられると共に、封神計画と呼ばれる謎の任務を課されるところから物語が始まります。次第にその真相が明らかになる中で、仙人同士の戦い、人間同士の戦いが交錯して歴史の移り変わりが描かれてゆく地に足の着いたファンタジーでして……。本来ならば多少難しくも感じられる原作を、これほどポップに、少年漫画的に、ゆるりと広げた風呂敷を丁寧に畳む形で魅せてくれる作品はなかなか無いと思います。

とにかく一人一人のキャラクターが魅力的で、好き嫌いが分かれるのではないかというくらい特徴的に、見た目のデザインから何から何まで突き抜けた表現で潔く描かれているのがこの作品の最大の味付けなのかもしれません。

のらりくらりとしながらも策士である主人公・太公望を始め、最凶であるにも関わらず何故か憎み切れない妲己の存在、敵か味方かわからない己の美学を貫くストーリーテラーから、家族を愛する者、国を愛する者など、それぞれのキャラクターの信念が歴史を作る1ピースとなってゆくのです。

最初は1人だった主人公が、力をつけ、仲間をつけ……1、2、3巻は淡々と進んでいきますが、第4巻「武成王造反」あたりからは国そのものが動き出して一気に盛り上がり、全23巻があっという間のよう。特に、殷の双璧とも呼べる黄飛虎と聞仲が、自身の中にある大切なものを守るべく別々の道を歩む流れは悲しい戦争の縮図のようで、どちらにも共感できるものです。

そして、戦争ものであることから、主要キャラクターでも命を落とす展開が容赦なく待ち受けています。しかし、死に様は生き様……それもまた生きた証なのだと、一人一人が役目を全うしたことを感じ、魂魄の集う場所・封神台へと向かうその魂を見守るのみ……。

 

連載当時、私は大好きなキャラクターが死んでしまったことに衝撃を受け、何とかその気持ちに折り合いを付ける為に個人的に弔いの儀式をあげたほど……思春期の自分にとっては辛いものがあり、そのくらい血が通ったキャラクターだったのだと思います。この死に方は考えてなかったさ……はい、私も

また、今となっては当たり前かもしれませんが、あの頃としては珍しく一人のキャラクター(あるいはユニット)が1巻ずつ単行本の表紙を飾ってゆくスタイルで、新しい巻が発売する度に、次は誰だろう……とわくわくしたものです。個人的には8巻の表紙が大好きです。お話の流れ的には19、20巻の表紙も凄く良いですね。

 

f:id:g-gourmedia:20160303102427p:plain

 

 

封神演義といえば

少々感傷に浸ってしまいましたが、ここまで書いたところで、こちらがグルメコラムだったことを思い出しました。何か食事に関する情報をお届けしなければなりません。そんな封神演義を読んでいると食べたくなるものと言えば……やはり中華料理ではないでしょうか。作中では3分間クッキングとか、お料理対決みたいなものも、一応ありましたから。

 

f:id:g-gourmedia:20160229142812j:plain


以前、中国や香港を旅行した際にあちらこちらに封神演義っぽさを感じたもので(中国が舞台のお話なので当たり前ではあるのですが)、そこでとにかく美味しかったのが、香港市内にいくつか展開している「添好運」というお店。台湾やシンガポールにも店舗があり、お手頃価格ながら本格的なメニューを堪能できる世界一安いミシュランとも呼ばれています。気軽に入れるお店ですから、お近くにお立ち寄りの際は是非足を運んでみてください。私も近々また行きたいところです。

 

こうしたものが日本でも食べられないかと、よりお手軽に中華を感じられるものは何だろうと考えたところ、中華まん=肉まんであることを思い出しまして……封神演義の中では丼村屋というどこかで聞いたような名前のお店が出てきて、太公望がこちらのあんまんをおやつとして大変気に入っていたものです。

 

f:id:g-gourmedia:20160228191916p:plain


肉まんですと大阪の551蓬莱が人気ですが、その他にも美味しいお店がたくさんあるもので、私は東京・神楽坂にある「五十番」が大好きです(写真は「五十番 2号店」)。こちらの肉まんは種類豊富で大きなサイズは単行本くらいあるものですから、これひとつで一日くらいは戦えそうですね。

 

f:id:g-gourmedia:20160228191951p:plain


肉まん片手に気分は太公望(ちなみに太公望はアンマンでしたが…)!

まだ触れたことの無い方はこれを機に、ご存知の方も今一度、封神演義を嗜まれてみては如何でしょう。

 

こうして改めて触れてみると実に夢中だったあの頃を思い出して、私はこの作品からいろいろな気持ちをいただいたのだと感慨深くなりました。

 

f:id:g-gourmedia:20160228192022p:plain

連載時から20年が経とうとしていますが、今なお鮮やかに、私達の心に彩りを与えてくれる素晴らしい作品です。

 

 

紹介したお店

五十番 2号店

住所:東京都新宿区神楽坂5-12-5

TEL:03-5228-3566

 

 

著者プロフィール

f:id:g-gourmedia:20151119170415j:plain

松澤千晶(まつざわ・ちあき)

フリーアナウンサー。
深夜アニメはリアルタイムで見るよう心がけています。

                             
ページ上部へ戻る