ぐるなび みんなのごはん

あなたの”食べたくなる”を作る

飲み会で気になるタバコ・喫煙者問題を乗り切るノウハウ

歓送迎会や忘年会新年会などの飲み会の席では喫煙と非喫煙が同じテーブルに着く機会があるとおもいます。

幹事は喫煙者と非喫煙者をうまく共存させられて、地獄を見ることなく飲み会を乗り切れるノウハウをここで覚えておくと参加者から喜ばれるかもしれません。

飲み会で気になるタバコ・喫煙者問題を乗り切るノウハウ

喫煙者はつらいよ

現代は禁煙ムードどころか嫌煙ムード一色、喫煙者にとっては肩身の狭い時代。街角に設置された、嫌がらせのように窮屈な喫煙スペースを見るたびに、僕は涙が流れそうになる。

なぜ煙草を吸うだけでこのような扱いを受けなければならないのか。しかも、これからは忘年会まっさかりの宴会シーズン。否応なく喫煙者と非喫煙者が交わらなくてはならない季節の到来。楽しいはずの宴会が、喫煙/非喫煙の線引きひとつで、地獄になってしまうかもしれない。なんと悲しいことだろうか。

僕は10年前まで喫煙していたが、金欠が理由で禁煙し、今に至る。つまり僕は喫煙者と非喫煙者、両者の気持ちがわかる男。
そこで今日は喫煙と非喫煙のあいだのニュートラルな立場から、宴席での煙草との付き合い方について教授差し上げたいと思う。

 

喫煙者をひとくくりにするな

まず申し上げたいは「宴会をうまくやりたいなら、【喫煙者】という一点だけで『喫煙者席』に追いやるのはヤメよう」ということだ。
草食系の男が幹事を務めているときに特に多いのだが、喫煙者をひとまとめにして隅の「喫煙者席」に追いやったりする。それでもって自分は女性たちと楽しくお酒、歓談。追いやられた側が面白いはずない。不満は蓄積して、最悪の場合、怒号の応酬や支払い拒否となり、せっかくの宴会が台無しになってしまうかもしれない。

そこで僕がお薦めしたいのが《階級制喫煙者分類メソッド》である。

 

階級制喫煙者分類メソッドで解決!

これは僕が忘年会の幹事をつとめたときに実践したやり方なのだけれども、喫煙者をひとくくりにせず、いくつかの階級に分けるのである。

 

《救いようのないヘビー級喫煙者》《宴席の間に何本かは吸わずにいられなくなるミドル級喫煙者》《宴席の間2時間程度は煙草を我慢出来るバンダム級喫煙者》という具合に。

 

喫煙者をこのように分類すれば、ヘビー級は喫煙者席に追いやるのは仕方ないとしても、ミドル級喫煙者やバンダム級喫煙者は非喫煙者とテーブルを一緒にすることが出来る。喫煙がディスコミュニケーションの原因にならず、今まで喫煙というだけで宴会で離れた席にいた人たちの交流がうながせるだろう。
幹事としては、喫煙者と非喫煙者をうまく共存させられて、地獄を見ることなく二時間の宴会を乗り切れるはずだ。

 

「タバコを憎んでいる人」と宴会で仲良くなるには。

また、幹事サイドからだけでなく喫煙者サイドにもメリットはある。
具体的にいうと、煙を嫌っている人と仲良くなるチャンスが得られる。煙草を嫌悪する人は多い。僕の経験から特に女性にその傾向を多くみられる。たとえば僕の妻などは、まるで煙草に親を殺されたかのように煙草を憎んでいる。

 

妻はいう。「服に煙草の臭いがついたらどうするの!」どうやら衣服や所持品に煙草の臭いが付着するのを忌み嫌っているようだ。わずかでもスーツから煙草の臭いがしようものなら、僕は妻から問答無用にファブリーズをかけられるのだ。

とはいえ煙草を吸うというだけで、宴会で異性とお話が出来ないというのはあまりにも不幸だ。大きな損失だ。しかしである、階級制分別メソッドであれば、たとえばバンダム級喫煙男性なら嫌煙女性と席を同じくして「あ、俺、煙草吸わなくても全然大丈夫です」などとアッピール出来る。

 

うまくやれば「この人はニコチン中毒ではなく、大人の嗜みとして煙草をエンジョイしているジェントルマンなんだ」と感心されるかもしれない。恋に発展するかは本人次第だけれども。

 

喫煙女子への気配りを忘れない

もうひとつ、見落としがちだが大事なことがある。
それは女性喫煙者、現代風にいうと「喫煙女子」に対する気配りである。女性=非喫煙と決めつける輩の何と多いことか。勝手に非喫煙者と決めつけられて、非喫煙者席に追いやられた喫煙女子は、煙草も吸えずに草食系男子のつまらない話を聞かされ続けた結果、爆発。
口論が勃発するなどして宴会は台無しになり、次回からは欠席するのである。ほんのわずかな気遣いが欠けていたばかりに、である。

ストーカーにならない程度に女性を観察することが大事だ。僕の経験上、大声で「アタシ喫煙シマース」 と申告してくる女性は元ヤンキーくらいなもので、それはレアケースといっていい。もし宴会参加者に女性がおられるなら、周りに聞こえぬような声で喫煙の有無を確認してさりげなく席をエスコートするか、女性が持っているポーチをよく観察して、タバコの有無を確認するようにしてもらいたい。

 

人の吐いた煙を吸いたがる人への気配りが出来れば完璧!

なお、僕はモスキート級と呼んでいるのだけれど、このメソッドには特別クラスがある。
それは喫煙者でも非喫煙者でもなく、ただ、人の吐き出した煙を吸い込みたいというクラスである。異性の煙なら、なお、良し。何を隠そう僕もこのクラスの人間だったりする。このクラスの人は幹事からみれば、喫煙席でも非喫煙席でもつくことのできる都合のいい人たちのはずだ。けれども、なぜか喫煙者・非喫煙者、両者から疎まれている。実に悲しい。

大事なことは喫煙・非喫煙、立場の違いこそあれ、楽しい宴会というものはみんなで気配りをしあって盛り上げるものだと意識することである。僕は宴会が大好きで誘われたら誘われるだけ出席をしているが、そのたびに煙草の臭いの染みついたスーツで帰宅しては妻からファブリーズをぶっかけられている。これからの忘年会シーズン、それだけが憂鬱。

以上、喫煙者と非喫煙者が宴席でうまくやっていくコツのお話でした。

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著者・SPECIAL THANKS

フミコフミオ

フミコフミオ

海辺の町でロックンロールを叫ぶ不惑の会社員です。90年代末からWeb日記で恥を綴り続けて15年、現在の主戦場ははてなブログ。内容はナッシング、更新はおっさんの不整脈並みに不定期。でも、それがロックってもんだろう?ピース!

ブログ:Everything you've ever Dreamed
ツイッター:https://twitter.com/Delete_All

トロ~リやわらかロールキャベツ!天王寺の洋食屋「グリルマルヨシ」【ゆかい食堂 みんなのごはん出張所 第44回】

こんにちは、くらふとです。大阪や関西のおいしいお店を紹介する「ゆかい食堂 みんなのごはん出張所」第44回は、大阪府大阪市阿倍野区の洋食屋「グリルマルヨシ」に行ってきました。

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お店の情報

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くらふとさんにお店をオススメしてください!

下記のボタンからくらふとさんにお店をオススメすることができるようになりました!

 

作者:くらふと

はてなブログで、注目のグルメ漫画ブロガー「くらふと」。見るとお腹がすく、シズル感のあるイラストが見るものを虜にする!同人サークル「ギャラリークラフト」に所属。(制作:編集プロダクション studio woofoo by GMO

ブログ:http://gallerycraft.hateblo.jp/
公式サイト:http://yukaijanou.com/

単行本2冊好評発売中!
ゆかいなお役所ごはん (星海社COMICS) http://www.amazon.co.jp/dp/406369531X
ゆかい食堂セレクション お肉編 (星海社COMICS) http://www.amazon.co.jp/dp/4063695328

今度は定食編!予約受付中
ゆかい食堂セレクション 定食編 (星海社COMICS) http://www.amazon.co.jp/dp/4063695395/

断崖絶壁の絶景にラーメン&温泉!新潟の秘境に源泉を使ったスゴいラーメンがあった

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新潟ラーメン.comです!

 

新潟県三条市には、「八木ヶ鼻」と呼ばれる断崖絶壁があり、絶景スポットとして観光地化しています。「八木ヶ鼻」の近くには「八木茶屋」という名店があります。

 

「八木茶屋」は温泉の源泉を使用した「山塩ラーメン」という絶品メニューがあり、観光した後に食べるのにぴったりです。

 

今回はその絶景とグルメの両方を堪能しつつ、さらに温泉も楽しむという新潟県のオススメ小旅行コースをご紹介しましょう。

 

絶景として有名な「八木ヶ鼻」

まず、こちらが 「八木ヶ鼻」と呼ばれる200メートルの岩壁です!

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 今回訪問する「八木茶屋」はこの絶景から歩いていける距離にあります。

 

お店の近くからも別角度で見えます。 

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この橋から右側の景色が絶景スポットとして有名です

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橋から見た「八木ヶ鼻」

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とても綺麗な景色ですね。
紅葉の時期は、日々変わる姿を楽しめるポイントとしても人気のスポットらしいです。

 

ちなみに、八木ヶ鼻の近くには「リバーパーク八木ヶ鼻」という名の公園もあります。

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公園の奥には五十嵐川が流れています。

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より良いスポットから「八木ヶ鼻」を撮影しようと、中州を越え浅瀬に入りパシャリ!

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この日は流れが穏やかでしたが、河川は危険をはらんでいるので良い子の皆さんは真似しないようにしましょう!

 

八木ヶ鼻からすぐ近くの食事処「八木茶屋」の山塩ラーメン

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こちらのお店の看板メニューがコチラ!!

 

山塩チャーシューメン

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このお店の特徴は何と言ってもスープです!

 

鯛から取ったダシに、源泉を煮詰めた塩ダレを合わせているんです。

 

飲んでみると、、

じんわりと、、 体に染みわたるようなスープです!

 

最近の刺激的な旨味のラーメンとは一線を画す、体に優しい味わいのスープです。そして、麺は体に良いようにと、クロレラを練り込んだものを使っているそうです。

 

温泉の源泉を煮詰めて作った塩ダレ 

このラーメンに使っている塩ダレを見せてもらいました。

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八木ヶ鼻の近くには「嵐渓荘」という温泉があります。「八木茶屋」では、この源泉をじっくりと長時間火にかけて、煮詰めて凝縮し、塩ダレを作っているそうです。


しっかりと濾過しているらしいのですが、たっぷりと含まれる温泉成分が、少し出てきて沈殿するのだとか。

 

つまり、このラーメンのスープを飲めば、体の内側からも「温泉」を感じることができるのではないでしょうか。


体の中から綺麗になれそうな一杯ですね!

 

3代受け継がれる醤油ダレを使った自慢のチャーシュー

 「八木茶屋」では、チャーシューにもこだわっています。

 

現在の店主は3代目となりますが、初代から受け継がれ、継ぎ足しながら使っているという秘伝の醤油ダレが味の決め手らしいです。

 

醤油ダレの壺

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 煮込み中の太く巻かれたロールチャーシュー

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このチャーシュー醤油ダレを使った醤油ラーメンは、古くから根強い人気がある一杯です。

 

ラーメン

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チャーハン、トンカツ、カレーと盛りだくさんな「ピネライス」

 ラーメン以外には、チャーハンにカツをのせ、カレーをかけた「ピネライス」も人気です。

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心も体も温まる美味しい料理を作っている店主とお母様

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新潟県三条市下田地区にある秘境的な温泉宿「嵐渓荘」

さきほど、ラーメンの塩ダレに使われていた源泉が気になった方もいると思います。八木ヶ鼻、および八木茶屋から南の方角に進むと、「嵐渓荘」という温泉宿があります。観光し、食事を済ませたらこちらの温泉で休憩するのがおすすめです。

 

越後長野温泉 嵐渓荘

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場所は新潟県三条市の下田地区にある温泉旅館で、時間帯によっては日帰り入浴も可能です。

 

敷地内には小川が流れています。

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水車があったりと、風情たっぷり情緒豊かですね。

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館内は落ち着いた雰囲気で、リラックスしてくつろげます。

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塩気が強く体が温まる温泉

嵐渓荘自慢のお風呂を紹介したいと思います。

 

内湯の大浴槽

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露天風呂からは、守門川の流れを眺めることができます。

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泉質は「ナトリウム-塩化物冷鉱泉」で、塩気の強さが特徴。体がとても良く温まります。

 

この「塩気の強さ」が、「八木茶屋」山塩ラーメンの塩ダレへとつながっているのですね。

 

お風呂はもう一つあるらしく、一旦体を拭き、少し歩いて別館へと向かいます。

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別館のお風呂はこちら

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露天風呂は水深が深く、立ち湯となっています。

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下には大きな石が敷き詰められており、足裏で踏み踏みすると、とても気持ち良いです!

 

露天風呂からの景色

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館内の休憩スペース

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源泉を使い、まるで昆布茶の様な味わいの ほうじ茶

 

こちらの温泉の源泉を使ったほうじ茶を無料で提供しています。

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当然一杯頂きます!

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 結構しょっぱめで、旨味が強く、まるで昆布茶の様な味わいです!
これは、独特の美味しさです。

 

この独特の風味、他では、なかなか味わえないと思います。

 

さらに館内を歩くと、一枚のポスターを見かけました。

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気になって近寄ってみると、、

 

や、、山塩ラーメン!

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 さきほど紹介した「八木茶屋」のポスターです。

こちらの温泉の源泉を使ったスープであることがわかると思います 。

 

 

綺麗な景色を眺めながら温泉に入れる「嵐渓荘」、そしてそのお風呂と同じ源泉を使った山塩ラーメンが食べられるお店「八木茶屋」。

 

このスペシャルコラボを味わいに、新潟県三条市の下田地区へ行ってみてはいかがでしょうか?

 

紹介したお店

八木茶屋

住所:新潟県三条市長野341-4

TEL:0256-47-2017

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三条市のグルメ・レストラン

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紹介した施設

越後長野温泉

嵐渓荘

住所:新潟県三条市長野1450

TEL:0256-47-2211 公式ページ

新潟ラーメン.com管理人が紹介しているページ

 

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家焼肉が劇的にレベルアップ!肉の専門家が教える3つのポイントとは【中川淳一郎の「今も飲んでいます」第十回】

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焼肉とは不思議な食べ物で、一度最上の店を経験してしまうと、それ以下の店にあまり行く気がなくなってしまうものである。

 

しかし定期的に食べたくなる食べ物でもある。自分にとって最上の店に行くにも超人気店になってしまっており、予約がなかなかとりづらかったりし、結局足が遠のいていく。それでも別の焼肉店で妥協すると「う~ん、アノ店とは違う……」となる。それでいて、ビールを飲み、数枚頼むと簡単に5,000円ぐらいに到達してしまう高級品でもある。

 

家でやろうと思っても、小学生の頃、ホットプレートでやったあの焼肉を思い出し、「正直そこまでウマくはないよな……」とまた思ってしまう。焼肉食べたいけどあんまりお金払いたくない。

 

でも、ウチでやろうにも、ホットプレート焼肉はおいしくない。だったらビーフカレーでも食べておいた方がよくなってしまう。

 

そこでひらめいた! 

ベストセラー『大人の肉ドリル:家で「肉食」を極める!肉バカ秘蔵レシピ』。

 

著者の松浦達也さんに、家でおいしく焼肉を食べる方法を教えてもらおう!

松浦さんは、宮崎牛を一頭買ってきては皆でバーベキューをしたり、様々なメディアで「おいしく肉を焼く方法」とかを教えてくれている先生でもあるのだ。

 

と同時に、2001年、オレがライターになったばかりの頃、一緒に何度も編集部で徹夜をしたライターとしての「先生」でもある。

 

 

家で焼肉を作る3つのポイント 

中川:松浦さん! おいしい家焼肉の作り方を教えてください!

 

松浦:おっ! いいよ! なになに? 中川は家で食べる焼肉をおいしいと思ったことがないの?

 

中川:はい、そうなんですよ。でも、最近突然「タン塩食いてぇ~」とか思うことが増えているんですが、大抵美味しい店は「満席です」なんて言われてしまう。だったらめんどくせぇ、家でおいしく作る方法ないかな、なんて思いましてね。

 

松浦:よし、家で焼肉を作るのであれば、ポイントは3つ

一つ目は【専用機はやっぱり偉大】ということ。

焼肉食うなら、やっぱり専用機が圧倒的においしい。全面鉄板のホットプレートだとおいしく焼けません。というわけで、カセットコンロ専用機が使えると最高だね。7,000円くらいの出費で一生モノになるよ!

 

二つ目は【肉を買う店を選ぼう】。

とりわけホルモンが充実してる精肉店がいい。そういう店は、タンやハラミといった市場で内臓扱いされる人気の部位も扱ってるし、芝浦の食肉市場などでいい肉を仕入れている。たとえば上野あたりだと「上野肉店」(和牛ホルモン専門卸)とその2軒隣にも「梁川食肉販売」という生ホルモンを扱う店がある。ほかにも武蔵小山の「みやこ屋」戸越銀座の「アサノミート」聖蹟桜ヶ丘の「平澤商店」とか、神奈川ならアトレ川崎に入ってるニュー・クイックのホルモン売場もいいよね。探せば生ホルモンを扱っている店って結構ある。まずは家の近場の良い肉屋を開拓しておくといいと思う!

 

三つ目は【タレは肉屋で買おう】or【タレは作ろう】だね。

ホットプレート向けの市販のタレは店焼肉と家焼肉を決定的に違うものにしてしまう一因。どんな肉でもそこそこ食べられるよう、味を強くしすぎてる。さっき挙げたような精肉店で、自家製ダレなどを売っていればそちらがおすすめ。焼肉店だって、タレは自分のお店で作っているよね。

 

家焼肉がいいのは、自由なところ。超うまい肉を出す店では、焼く順番とか、焼き方に店からの"指導"が入ったりするよね。もちろんそれは「おいしく食べてね」という気持ちのあらわれだからいいんだけど、「自由に焼かせてくれよ」という気分になることもある。家焼肉なら誰に気兼ねすることもなく焼ける。いい肉屋とちょっとの機材で、家の焼肉は格段にレベルアップします!

 

 

松浦先生流のおいしい作り方

オレは、松浦先生がオススメしてくれたカセットコンロ専用機を4,027円払って購入した。なお、当記事の最後には、現在の日本の「家焼肉」が抱える問題点を松浦先生に熱弁をふるってもらった。そちらも是非ともご覧ください。

 

まずはおいしい作り方からだね!

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松浦さん指定の東上野へ。焼肉店やキムチ店、精肉店が並ぶ

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松浦さんがすでに精肉店に予約をしてくれているので、オレは一足早く近くの居酒屋(カウンターは外!)でビールと大根の煮たのを食べながら待つ。

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これが今日肉を買う「上野肉店」!

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こんな感じで売ってます。この後すぐ近くの「梁川食肉販売」で豚のホルモンを買いました。

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近くのキムチ店でもキムチ購入!

 

この時の使ったお金を見て見ましょう。6人分です。一人平均300g以上の肉を食べる予定です。

◆上野肉店 

 ハラミ:739円(100g280円×264g)

特上ミノ:1,332円(490円×272g)

特上タン:911円(490円×186g)

にこみ大腸:572円(210円×266g)

牛小腸:675円(200円×286g)

上カルビ:675円(200円×286g)

焼肉タレ:300円

 

◆梁川食肉販売 

牛ハツ:159円(108円×148g)

センマイ:279円(150円×186g)

豚コブクロ:157円(108円×146g)

 

 

◆まるきん

すりごま:220円

サンチュパック:220円

 

 

◆キムチ店

白菜キムチ(大量に買い過ぎた!)&キュウリの水キムチ:2,000円

 

【合計】肉(5,799円)+キムチ(2,000円)+その他もろもろ(440円)=8,239円

 

家焼肉開始!

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 塩ダレ作りです。長ネギをみじん切りにします。

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 買ってきた肉をズラリと並べてみた

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小袋の処理を開始した

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師匠である松浦さんが「よしよし、お前もここまでよく頑張った」とねぎらいのことばをかけてくれた。

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さぁ、塩ダレが完成!

中身はネギ、ゴマ油、岩塩擦ったやつ、炒りゴマ、胡椒、アルコール分を飛ばしたミリン(本当は日本酒とのブレンドがいいらしい)、酢ほんの少し

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小袋は切り、ここまで小さくしました。

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小腸

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大腸

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小腸を切りました

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小袋にゴマ油をかけ、風味をつけます

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はい! 塩味で食べる肉類をお皿に並べました!

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こちらはタレで食べる方です!

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ジャジャーン! 専用グリル登場!

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白菜キムチです。

松浦さんに元々「野菜はいらないんですか?」と聞いたら、「かぼちゃとかピーマンを焼くのは、スペースを取るし上手に焼くのは難しい。野菜が欲しいなら、キムチやサンチュがいいよ、とのことで、大量にキムチ購入です!

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編集者・ライターの漆原直行さんは白米大好き。パックご飯を両手に歓喜です!

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フリー素材モデルとして大活躍の大川竜弥さん、さすがの表情です

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集合写真! 肉も大量です

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タン塩等の塩味のものには、やはり柑橘系の汁が必要でしょう。たまたまスダチをたくさんいただいていたので、今宵はこれを使うとします

 

どんな順番で焼きはじめればいいのか?

ここで、松浦さんに「ど、どんな順番で焼きはじめればいいのでしょうかぁ……」と聞いたところ「家でさぁ、そんなかたっくるしいこと言わなくていいじゃん。好きなものからやればいいよ」と言われました。とはいっても「お任せします」。

そこで松浦さんが最初に言ったのは「新品のロースターだから、脂をなじませるところから始めたいよね、だったら小腸かタンあたりの脂が多い部位から焼くのが安全かな…」とのこと。

この順番で行きます! あとはテキトーに。

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 まずは、ミノに塩ダレをまぶし、塩ダレの脂分を網の表面になすりつけていきます

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ミノが並びました!

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ご飯と漆原さん。塩ダレだけでご飯をワシワシと食べ進めます。f:id:g-gourmedia:20151104135824j:plain

ミノが焼けてきました! いい感じの焦げ目ですね

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うぎゃっ、このロースター、脂に炎がつく! 本格的風だぞ!

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来ました、高級タン! 塩ダレが絶対に合うぞ、これは!

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いやぁ、ウマい! 店と比べてもまったく遜色ない!

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大川さんもタンに感激

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 続いてはハツ! これもウマい。タレでもおいしいだろうなぁ…

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はい、ようやく小袋が並びました

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 いよいよ焼けてきました!

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 ビールが進む、進む!

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 そろそろタレへ。まずはカルビ!

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 あまりのおいしさにポポポポーン!

 

「家焼肉」が抱える問題点を松浦先生に熱弁をふるってもらった

「家焼肉」に関し、これまで考えてきたことを漆原さん・中川二人で聞いてきました。

 

中川:今日はありがとうございました。本当においしかったです!

 

松浦:みんなよく食べたよね(笑)。

でもそもそも論なんだけど、世の中の人は家でおいしいお肉を本当に食べたいと思ってるのかな…。

実は、今回「家でおいしい焼肉を食べたい」という話を貰って改めて考えたんだけど、家焼肉と外焼肉はあまりに違う。ごちそうとしての"おいしい焼肉"は「外で食べるもの」という認識を持っている人が多いのかと思ってたけど、家でもちゃんと食べたいというニーズがあることにビックリして…。だって「ごちそう」というには、家庭の"焼肉"は雑過ぎる。むしろあれはラクをしたいがための手抜き料理とすら言えそうだもの…。

 

漆原:すべてのおうちごはんに共通しますよね。簡単に済まそうとおもえば簡単に済ませられる。冷凍食品、コンビニもそれなりにおいしい。しかし、思うに、肉ってホットプレート出すとか道具使ったりするよね。ニオい出るよね、ということが敬遠されているのでは。

 

松浦:日本で、焼肉が家庭料理として定着したのは高度成長期以降のこと。まだ歴史が浅いんです。エバラの「焼肉のたれ」の発売は1968年だし、モランボンの「ジャン」なんて1979年の発売。家庭料理としての焼肉って、ヘンな形で外食から家庭に持ち込まれてしまった残念な料理なんですよ。おまけに、そこいらのスーパーだと肉の質はどうしたって焼肉店には及ばない。いい肉は誰が焼いても、そこそこおいしいけど、安い肉だとそうはいかないから、ますます肉の格差は広がっちゃう。

 

中川:ホットプレートでやるんだったら、正直、フライパンでサッと炒めて大皿に盛って各自焼肉のタレをかけてもいいような気がするんですよね。

 

松浦:そう! 実は焼肉ってある種の「火加減のムラ」が大切で、表面に焼き目をつけながら内部にやさしく火を入れたい。だからスリットの入った焼肉プレートがいいんだよね。ホットプレートってお好み焼きのように「一定の火加減」で「全面を均一」に「じっくり焼く」ものにはいいけど、焼肉には不向き。火力も足りないし、脂がプレート上に溜まって、「油煮」みたいになっちゃう。

 

中川:たとえば、トンカツとかも、家でやるよりも外の方がおいしいのが食べられるかもしれない。でも、家だったらロースとヒレを両方食べられるとか、野菜のてんぷらを一緒に作ってしまうとか、のメリットはあるわけですよ。そんな中、「家焼肉」にメリットはあるのだろうか――。

 

漆原:自分たちのペースで、好きに選んだ肉を、好きな順番で、好きなように焼いて食べられる、とか。コスト的なものも含めてメリットがあるのでは?

 

松浦:完全にコストの問題ですよね。トンカツと焼肉って、家庭用のレシピが更新されていない肉料理の両巨頭。ごちそう感に目がくらんで、おいしく作るということに意識が向けられてこなかった。

 

漆原:焼肉自体、祭事なんだと思うんですよ。家で肉を食べるというのはイベントごとであり、節目であり、今月も頑張るぞという景気づけであり……みたいなことで、同じ「肉」でも生姜焼きとは違って別の意味づけがあるってことですね。

 

松浦:そうなんですよ。祭事だから、ふだん料理もしない上司や父親が鉄板にぶちまけていいという、悪しき風習が広まってしまった。日本の縦社会や家長制度の悪いところが鉄板の上に持ち込まれてしまっているんです。焼肉という食べ物・食べ方が成熟しているのであれば、外で食べたおいしい焼肉を家で再現しようという気運がもっと高まってもおかしくないのにそうはならない。家庭料理として成熟した料理って「山田のお母さんのカレーうまいよね」、「佐藤ん家のからあげ最高!」というふうに、家々の味がある。でも焼肉はヘンな形で家の中に入り込んで、そのまま居座っている。

 

中川:ここ何十年もCMでホットプレートで焼く焼肉の姿が流され続けてきたことも影響しているのではないでしょうか。

 

松浦:あるかも。もともと日本には肉料理の文化がないことに加えて、流されやすい国民性だから、CMのように世間の大勢に見えるものに引きずられたという解釈はできるよね。正解もわからないから、肉を家で焼いたら「焼肉」ってことになって、焼き方にまで深化しないうちに声のデカイ人――上司や父親の言うことやCM映像が正しいことかのように伝播していってしまった。

 

焼肉の不幸なところは、網や鉄板の上に調理能力とは何ら関係ない、日常の力関係が持ち込まれてしまったこと。関西のほうのすき焼きでは、肉は家長が焼いて家族は正座して待つというような風習がある地域もあるけど、あれは連綿と受け継がれてきた「うまい焼き方」も伴っているから家長が焼く意味がある。

 

ところが焼肉は、正解がないところにイメージだけが刷り込まれて、ホットプレートに既成品のタレという組み合わせがいつの間に家庭の定番になってしまった。米は炊くし、味噌汁のだしもひく。でも焼肉のタレは既成品。すき焼き鍋はある、関西の家ならたこ焼き器もある、でも焼肉はホットプレート。そんなつもりもないのに、不幸な思考停止に陥ってしまっている。

 

家の財布のサイズとか色々な事情があるのは当たり前だけど、焼肉が"ハレのごちそう"だとするなら、家焼肉でも改善できる部分はいくらでもある。

「金はない。でももっとうまい肉を食うぞ」という気概があれば、家の焼肉はもっとうまくなる。今日の肉代なんて、一人1,000円切ってるでしょ? 買い物から調理までの基本的なメソッドがないまま、肉焼きの技術の底上げがなされず、工夫の仕方もわからないから家焼肉が残念なもののままで据え置かれていたんだと思う。

 

家庭での「ホットプレート焼肉」を別の名前にすればよかったのかもしれないよね。焼き野菜なんか象徴的で、あれは「手抜きはしたいけど、野菜は摂らなくちゃ」といういろんな思惑が入り混じった最悪の例。そもそも野菜によって火の通り方はまちまちだし、肉と同時に野菜をプレートに乗せたら、忘れ去られて焦がされちゃうのがオチ。火を通すのが難しいものが一定面積を占有する、というのは理にかなっていない。栄養のことを考えても、プレート上で焼いた野菜で量なんか摂れないよ。「ココに乗せられなければ君たちはもっと幸せな人生だったのに……」としみじみ思う。野菜は別の食べ方をすべきだよ。今日はキムチとサンチュを買ったけど、サラダとかおひたしくらいは作ってもいいと思う。

 

日本人の焼肉リテラシーは、上がっていないよね。焼肉って国民的な人気メニューになってからまだ50年も経っていない、新しい料理だからもっとバリエーションができていいはずなんだけど、「焼く」という言葉に押し込められて料理の幅が広がっていない。外食にしても、70年代創業の老舗店が、40年間ずっとごちそう焼肉のベンチマークでい続けている。これほど長くポジションの変わらない巨大外食チェーンって他のジャンルではなかなか見ないよね。

 

漆原:ファミレスだったらデニーズあたりは、そのベンチマークとして残っているかもしれないけどね。でも、ロイヤルホストが高級志向に進んだり、日本のファミレスの先駆けだったすかいらーくが店舗としては消滅して、ガストやジョナサンに替わったり。総じて、飲食業は移り変わりが激しいですから。

 

松浦:食べ物のあり様はこの20年くらいで劇的に変わったよね。ハンバーガーにしても。

 

中川:外焼肉と家焼肉ってインスタントラーメンとラーメンの違いみたいな違いがありましたよね。ただ、今日の焼肉は圧倒的にウマかった!

 

松浦:料理って突き詰めると、愛情や理屈を含めた「知識」と経験や道具も踏まえた「技術」に行き着くけど、ホットプレート焼肉には何も込められていない。あるのは「焼肉」という響きにともなうスペシャル感だけ。中川は今日美味しかったといったけど、変えたのは肉とタレを専門店で買って、イワタニのロースターを導入しただけだよね。たったそれだけで家焼肉はこんなに変わる。仕上がりの違いを知らないとなかなか踏み切れないかもしれないけど、あとはどれだけ本気で「ウマい焼肉を家族にふるまうぞ!」と考えるか、その気概次第だと思います。

 

中川: いやぁ、先生、どうもありがとうございました! 今度は換気扇の下にロースターを置いて、ササッとタン塩とか作ってしまおうかと思います。

 

松浦:そ、その「先生」プレイ、そろそろやめようよ…。ともあれこれからも素敵な家焼肉ライフを! 

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この日はセンマイも買っていたのですが、さすがに多いかな、と後日食べることにしたのですが、「白センマイ」を作ろうと、タワシで表面をこすり、白くしていきます。これを30分ほど茹でました。

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センマイと、松浦さん直伝のネギ塩ダレです!

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この2つをまぶした。ウマい!

 

著者:中川淳一郎(なかがわ じゅんいちろう)

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ライター、編集者、PRプランナー

1973年生まれ。東京都立川市出身。
一橋大学商学部卒業後、博報堂CC局で企業のPR業務を担当。2001年に退社し、しばらく無職となったあとフリーライターになり、その後『テレビブロス』のフリー編集者に。企業のPR活動、ライター、雑誌編集などを経て『NEWSポストセブン』など様々な、ネットニュースサイトの編集者となる。主な著書に、『ウェブはバカと暇人のもの』(光文社新書)、『ネットのバカ』(新潮新書)、『夢、死ね!』(星海社新書)、『縁の切り方』(小学館新書)など。割と頻繁に物議を醸す、無遠慮で本質を突いた物言いに定評がある。ビール党で、水以上の頻度でサッポロ黒ラベルを飲む。

 

前回までの「今も飲んでいます」はこちら。 

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