サクサクの衣にプリっとした食感のえび。時々無性に食べたくなるのが、えびフライです。大人から子供まで大人気のえびフライですが、
1日200食出ることもあるという行列の絶えない定食屋さん「巣鴨ときわ食堂」をご存知でしょうか。
極上のえびフライ定食がリーズナブルにいただけるということで、早速行ってきました。
そんなわけでやってきたのはここ。
「おばあちゃんの原宿」と言われる巣鴨。 賑やかな商店街に入って徒歩5分。左側に見えるのが「巣鴨ときわ食堂」です!
さっそく中に入ってみると、THE・食堂!!と思わせるようなどこか昭和の雰囲気を感じられるアットホームな空間。着飾らない感じがリラックスできて、とても居心地が良いです。
店内はテーブル73席、カウンター14席と席数も多め!土日や昼時は外に行列ができるほど混んでいますが、席数が多く回転が速いので、並んでもわりとすぐに入れます。
入り口の奥はキッチン。
開放感のあるセミオープンキッチンもお店のスタッフとの距離が近く、親しみが増しますね。
ときわ食堂に来たら絶対食べたい! 極上の巨大えびフライ定食
アジフライと並ぶお店の人気No.1のメニューがこちらのえびフライ!
お皿にそびえ立つえび!!!かなり巨大でボリューミーです。こちらはプラス70円で自家製タルタルソースをつけて食べるのがおすすめです。
プリプリ、肉厚のえびフライ。
自家製タルタルソースをしっかりつけていただきます。
サクサク!!!そしてプリプリ肉厚のえび!さっくり揚がっていますが、衣は薄く中身がしっかり詰まっています。
自家製タルタルソースの酸味と濃厚さが、さらにえびフライの美味しさを引き立てます。1本食べるだけでも相当の満足感の絶品えびフライです。
新鮮そのもの!刺身盛り合わせ定食
えびフライ・アジフライだけでなく、こちらに来たら是非食べて頂きたいのがお刺身です。その日の朝に仕入れてさばいたばかりのお刺身は、まさに新鮮そのもの。
刺身の内容はその日の仕入れによって変わりますが、まぐろ、アジ、サザエやホッキ貝などの貝類が定番だそうです。
白いご飯、みそ汁、お新香、美味しい刺身。
食べていると日本人で良かったーー!と思わせてくれる、体に染み入る味でした。
巣鴨ときわ食堂をおすすめするいくつかの理由
1. 店主さんが毎日市場にいって魚を買付け
こちらで提供されるメニューは、一番人気のえびフライを初め、あじフライ、刺身、焼き魚、煮付けなど魚料理が中心です。
これらの魚介類は全て、店主が毎朝市場に行って仕入れてくるとのこと。
とくに刺身などのメニューは鮮度が命。黒板には、毎日日替わりでその日おすすめのメニューが書かれています。
2、自家製にこだわる!
定食に付いてくる味わい深いぬか漬けの「お新香」。
ふわっと優しく、懐かしい味つけの「ポテトサラダ」。
他にもみそ汁やコロッケ、サイドメニューも全て自家製!
手間がかかっている分、市販のものと味は格段に違います。外食は何が入っているのか分からないという不安を感じることなく、安心して食べられる料理の数々です。
3、プラス270円で全部定食にできる!
フライや刺身が特に人気ですが、それ以外にも自家製コロッケ、煮付け、野菜炒めなどたくさんの種類のおかずメニューがあります。
これらは単品でも注文可能ですが、プラス270円でご飯とみそ汁、お新香がついてきます!
これだけバリエージョンがあると毎日来ても飽きないですね。
定食としてガッツリ食べたい時はプラス270円。お酒のおつまみとして食べたい時は単品で!使い分けができるのも嬉しいです。
4、作り置きしない!
「出来立て」に何よりこだわるということで、ご飯は炊きたてのツヤツヤ。サイドメニューにしても作りおきをせずに、毎朝仕込んで作っているとのこと。
その日作ったものは、その日のうちに提供するという徹底したスタイルは、しっかり味に出ていました!
出来立ての美味しさを食べて欲しいという、作り手のこだわりを感じます。
5、お酒のメニューも充実!夜は居酒屋代わりに!
メインは定食ですが、お酒のメニューもかなり充実しています。
お酒を飲みながら単品で料理を頼めば、居酒屋代わりにも楽しめます!もちろん夜も定食を頼めるので、ひとりで来ても友人と来ても、用途に合わせて利用できるのが嬉しいです。
こだわりの新鮮な素材に、しっかり丁寧に作られたお料理は、どれも作り手の温かさを感じる一品ばかり。家庭の温かさを感じるような、食べていて心がほっとする料理でした。
美味しいえびフライが食べたい時はもちろん、真心のこもった料理を食べたい時に、是非訪れてみてはいかがでしょうか。
取材したお店
巣鴨ときわ食堂
TEL:03-3917-7617
住所:東京都豊島区巣鴨 3-14-20
プロフィール
梅原けい
ライター・料理研究家・フードコーディネーター
「食を通して大切な人との暮らしをもっと楽しく」という意図に基づき、企業や飲食店へのレシピ・メニュー開発、雑誌やTVのフードコーディネート、コラム執筆、メディア出演、セミナー講師として活動中。
【ブログ】http://ameblo.jp/kei-umehara/
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(編集:フードクリエイティブファクトリー http://foodcreativefactory.com)