こんにちは!料理研究家、フードコーディネーターの河瀬璃菜です。
突然ですが皆さん「生肉」はお好きですか。牛の生肉やレバーなどは規制があり今ではお目にかかることが出来なくなっていますよね。
しかし、「馬肉」は以前から「馬刺し」で親しまれているように、生肉を食べる文化があります。
一般的に出回っているお肉「牛、豚」に比べて馬の体温は高くなっており、適切な処理をされている馬肉は生食が出来るそうです。
※馬・牛・豚・鳥の体温に関して事実誤認があり、表現を修正いたしました(編集部)
生肉と加熱したお肉だと栄養価の違いもあります。
加熱するとアミノ酸が変化し酵素が死滅してしまうので栄養価は減少してしまいますが、生肉だとそういった心配もなく効率的に栄養もとれるのです。
低カロリー高タンパクの馬肉はお肉は食べたいけどダイエット中!なんて方にもピッタリですよ。
絶品の馬すしが堪能できるゆう馬に潜入!
下北沢駅から徒歩3分ほどの場所にある
「馬すしとピンチョス ゆう馬 日本酒スタンド」
ガラス張りの店内は開放感に溢れておりついついフラッと入ってしまう装い。
この夏にオープンしたばかり。清潔感溢れるカウンターやテーブルが並びます。
まずはお決まりのビールで乾杯!このために生きていると言っても過言ではありません。
とりあえず安すぎて心配になる絶品メニューたち
早速ですが私がこちらをご紹介したかった一番の理由があります。
「めっちゃ美味しいのに安すぎる」
みてください。基本ワンコインで希少な日本酒や熊本から直送された馬肉たちがいただけるのです。
店長によると「一流の美味しいものをリーズナブルな値段で食べてほしい!という熊本出身のオーナーの想いがあり実現している値段なのです!」とのことでした。
絶品レバ刺しにハツ刺し、馬の◯◯刺し!?
まず絶対食べていただきたいのはこちらの馬レバ刺し、ハツ刺しです。
レバーやハツ特有の生臭みなどが一切感じられず、新鮮だからこそのシャキッとした歯ごたえがたまりません!
はい。こちら!なんだと思いますか?
そうこちらが都内で食べるのは希少だと言われている馬の「サオ」そう「サオ」です。
こちらもワンコイン500円!馬もまさかワンコインで売られる日が来るとは思わなかったでしょう。
お味はというとゼラチン質でコラーゲンたっぷりという感じで、噛めば噛むほど味わい深くなりお酒のアテにぴったりです。
今回取材に同行した秋田出身の可愛い女子大生に味の感想を求めたところ
「コリコリして美味しい❤️」
だそうです。
絶品馬生肉の握り
こちらの名物といえば店名のとおり、馬すしです。こちらは大人握り全7貫で1,000円です。
赤身にヒモや霜降り、なんとウニまで!熊本出身のオーナーが目利きしてきた天草のウニだそう。生肉の旨味ととろける味わいに濃厚で甘いウニ。最高以外の何物でもありません。
ウニコロッケにうにおにぎり
ウニを使用した天草特産のウニコロッケ。
そしてうにおにぎり。
こんなに贅沢にうにが食べられるのにどちらもやはりワンコイン以内。なんということでしょう。美味しいものをリーズナブルにって言っても限度があるのではないでしょうか。
その他のサイドメニューも絶品
その他のサイドメニューももちろん絶品!こちらは馬テールの唐揚げ。柔らかくジューシーな中にもトロッとゼラチン質な味わいがありこちらもお酒がすすみます。
馬ユッケ。最近は出会うことのなくなったユッケも馬ならいくらでも食べることができます!
ごはんにかけてかき込みたい!
こちらハモしんじょう。ふわふわの食感が優しいです。あれ?ハモって高級食材だったよな、と思いましたがこちらももちろんワンコインですのでご安心くださいね!
あの希少日本酒もこの値段で!!?!!
こんなに絶品なおつまみが揃うと欲しくなるのがお酒ですよね。
こちらのゆう馬では普段は高級と呼ばれている日本酒たちもワンコインで飲めちゃうのです!
こちらは3種飲み比べセット有名どころ「獺祭、黒龍、而今」
3種どれを選んだらいいかわからない!という方は利き酒師さんもいらっしゃるのでお好みの味を探していただいても良いですね。(非常勤なのでいない日もあるそうです。)
気づいたらグビグビとなんと10杯もいただいておりました。。
美味しいお酒に美味しい馬肉!飲まずにはいられませんよね。
そしてこちらのお店女性には嬉しいイケメン店員さん揃いなのです。
……飲まずにはいられませんよね!!!
皆様気さくで居心地よい素敵なお店「馬すしとピンチョス ゆう馬 日本酒スタンド」
ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
紹介したお店
馬すしとピンチョス ゆう馬 日本酒スタンド
住所:世田谷区北沢2-1-1 ツバサビル106
TEL:03-3424-5433
作者 りな助
1988年5月8日生まれ。福岡県出身。フードクリエイティブファクトリー所属
料理研究家、フードコーディネーター。
料理好きな母のもとで育ち、食に携わる仕事に就きたいという思いを自然と持つようになりました。両親が共働きで常に忙しくしていましたが、食卓を囲み食事を一緒に食べることで自然と会話が生まれ、どんなに忙しくてもコミュニケーションを大切にすることができました。そんな経験から、食卓でのコミュニケーションは大変重要で気づきの多いものだと私は思っています。「食を通して幸せな人を増やす」という意図に基づき、レシピ開発や料理教室講師、イベント企画運営、メディア出演、コラム執筆、執筆プロデュースなど、食に関わる様々な活動をさせていただいています。2014年7月よりフードクリエイティブファクトリーの執筆プロデューサーに就任し、月間40本の記事をプロデュースしています。
(編集:フードクリエティブファクトリー)
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