ぐるなび みんなのごはん

あなたの”食べたくなる”を作る

うわっダサッ!飲み会でテンパる男の醜態【森もり子】

今日は飲み会の場で「カッコイイ大人」になる方法について考えたいと思います。


皆さんは「カッコイイ大人」ってどんな人のことだと思いますか?

私はこんな人だと思っています。

そう、『何事にも動じない人』です。カッコイイですね。

実は飲み会には、驚いたり慌てたりする状況がたくさんあります。

そのたびに上手く対処することが出来れば、あなたはカッコイイ大人になれるのです。
逆に言うと、上手く対処出来なければダサくてカッコ悪い大人になってしまいます。

ということで、今から具体的な状況をいくつか見て、対処法を学んでいきましょう。

ケース1

はい、ダサい。
お店の人が食器を落としてしまったとき、身を乗り出して確認するのはとてもダサいです。
どうせ、バイトのお兄さんが「失礼しましたー」と言っている姿しか見れないのに、大きな音がしたらから反射的に見てしまうなんて、激ダサです。

一方、カッコイイ大人の場合は、こうです。

「見るの我慢」していますね。
周りの人達が思わず目をやってしまっている中で、カッコイイ大人は我慢してテーブルの一点を見つめるのです。カッコイイですね。

ケース2

うわ、ダサッ!!
隣の席から気になる単語が聞こえてきたので、思わず見てしまうのはダサすぎます。親が見たら泣きます。

カッコイイ大人は違います。

「聞かなかったことにする」ですね。
一瞬言葉に詰まってしまいましたが、そこは上手くドリンクを飲んで誤魔化すという高等なテクニックを見せてくれましたね。カッコイイ大人は咳払いもカッコイイですね。

ケース3

ああ、残念・・・ダサい・・・
「画像を見せるために友達にケータイ渡したら、勝手に別の画像まで見だしたから焦って取り上げた」というよくあるシチュエーションですね。友達が悪いのですが、ここで慌ててしまうとあなたが周りからダサくてカッコ悪いと思われてしまいます。

こんな状況に対しても、冷静に対処出来るのがカッコイイ大人なんです。

まずは「手を伸ばしアピール」しつつ、上手く会話の流れを作り・・・

「貸してと優しくお願いする」のです。

「返してよ」と迫ると、友達は「あっ、何か見られたくないものあるのかな?今のうちに見ておかなきゃ!」と思って返すのを渋ったりします。とりあえずは下手に出て、ケータイを取り返しましょう。
内心「やべえ、あの画像見られるんじゃないか…」と焦っていても、動じずに落ち着いて対応すればカッコイイ大人になれるはずです。

まとめ

これであなたもカッコイイ大人になることが出来るはずです。
飲み会では、最後の会計まで気を抜くことなく、何事にも動じないカッコイイ大人でいたいですね!

著者・SPECIAL THANKS

森もり子

森もり子

1988年生まれ。福岡出身。LINE Creators Marketから発売した「もっと私にかまってよ!」(返事をくれない彼氏を追い込むスタンプ)で話題を集める。
著作に「言うほどじゃないけど」など。
Twitter:http://twitter.com/mori_MORIKO_

福岡に行ったら絶対行くべき! もつすき→もつ鍋の2つが楽しめる名店「もつ繁」でもつ尽くし

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梅雨も明け、夏も本番ですね。

 

今年も猛暑の気配ムンムンな予感しかしませんが、そんなときこそ大切なのがスタミナ飯。

 

今回は博多が誇る逸品「もつ鍋」の中でも、自慢の「もつすき」をご紹介しちゃいます!

 

「もつすき」はご存知ですか?

ところでみなさん、先ほど出た言葉の「もつすき」をご存知でしょうか。

 

もつ大好き!の好きではなく、「もつすき」の「すき」とは日本人のソウルフード、「すき焼き」の「すき」なんですねー!

 

もつ鍋なの?すき焼きなの?そんな疑問が聞こえてきそうですが、それはこれからのお楽しみです。

 

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ということでおじゃましたのがこちら、天神からほど近いエリア赤坂にある知るひとぞ知る名店「もつ繁」さんです。

 

 

風情のある外観にさらに期待が高まります。さっそく中へ!

 

からからから~と扉をあけると、なんだか「ただいまー!」と言いたくなるノスタルジーさ。カウンター席を通りすぎて奥のお座敷席を目指します

 

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足を踏み入れるとなんだかたくさんのお札…?

 

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かと思いきやよく見てみると…

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名だたる著名人のお名前が!さすが名店たくさんの方がこちらで「もつのすき焼き」を堪能されてきたんですね~

 

なんて店内を見渡しつつさっそく「もつのすき焼き」をオーダー。

 

こちらがアイテム一式。重厚な鉄のお鍋と謎の液体が入ったビン、そしてチャッカマン。

 

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それではさっそく「もつのすき焼き」タイムスタート!

熱した鉄鍋にまずはにんにくを投入。これだけでいい香りが漂います。

 

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そして本日の主役「もつ」の登場!

 

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見てください、この豊富な「もつ」はなんと6種類!

丸腸・小腸・ハツ・センマイ・ミノ・コリコリです。

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今回この「もつすき」を作ってくださるのは、笑顔が素敵な「もつ繁」の二代目!

 

二代目と楽しく会話をする間にお鍋の中も賑やかな様子です。

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6種のもつがジュージュー言ってます。

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そこに唐辛子をパラパラッと入れるとお鍋の中がパッと色づきますね。

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そして先程のアイテムの中にあった、謎の液体をさーっと入れてここからまた少しグツグツ煮込みます。 

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もつすきの秘密が今明らかに

そしてこれからがこの「もつのすき焼き」の魅せどころ。先程の謎の液体の正体も明らかに……

 

チャッカマンがカチっと音を立てれば……

 

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ファイヤアアアアアアアアアアアアアア

どうですかこのメラメラ具合!びっくりしたでしょう?

 

そう先程の謎の液体の正体はなんと日本酒。しっかりと煮込んだあとに日本酒のアルコールを飛ばすために、フランベしたというわけです。

 

このパフォーマンスは何度行ってもテンションアップ!そうです、ここがシャッターチャンス!もし失敗しても優しい二代目が何度か着火してくれるので安心してください(笑)。

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無事メラメラタイムが終了したら、お醤油ベースの特製ダレで味付け。

 

こちらのメニューは「すき焼き」でありながらお砂糖は不使用!先程のフランベでもつの不要な脂分も一緒にファイヤーされているので、この「もつのすき焼き」実はとってもヘルシーなんです。

 

お醤油ベースでもつを楽しむので、もつ本来の甘さと旨味がさらに引き立ちます。

 

フランベと味付けが終わると豆腐と玉ねぎを入れてあとは完成を待つばかり。

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その間にお楽しみいただきたいのがこれまた絶品の予感漂うサイドメニュー!

 

もつ繁おすすめメニュー3品 

■生せんまい ¥500

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独特な歯ごたえがたまらない博多の逸品をポン酢でどうぞ。

 

■豆腐のとろろ味噌 ¥500

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とろろと味噌の風味がとっても優しいんです。私は1人で1皿ぺろっといただいちゃいました(笑)。

 

■もつのにら玉 ¥800

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このにら玉にも贅沢過ぎる程にもつがたーっぷり!

 

どれも絶品ばかり!他にもメニューが充実しているので、気になるメニューはすべてトライするのをオススメします。

 

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そしてサイドメニューを満喫していると、そろそろお鍋がいい感じに……

 

 

もつすき→もつ鍋に!!!

完成でーす!(後ろのキャベツは一体…?!)

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もつや玉ねぎにしっかりと味が染みていて最高!そしてこのぷりぷりのもつがまたたまりません。

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2人前の「もつのすき焼き」も一瞬でぺろり。楽しい時間ってあっと言う間なんですね……

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と落ち込んでいると……二代目の手によってあれよあれよと気がつけばもつ鍋にトランスフォーム!

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もつ鍋のスープを注いで煮込むことしばし……

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もつ鍋の完成を待つ間に店内のサインをみてみることに……

 

数多くある芸能人、著名人の中でも私が釘付けだったのがこちらです。わかる人にはわかる、私にはたまらないこのエリア(笑)。

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こりゃたまらーんなんてはしゃいでいたら、こんなゲストに遭遇しました!カープ坊や!

 

ぎゃーっ!なんて光栄なんでしょう!まさか福岡で坊やにお逢いできるなんて!

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「もつすき焼きうまいだろ?」と言いたげな表情がたまらん!

 

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なーんて遊んでいるうちに絶品もつ鍋の完成!

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もつをひとしきり楽しんだあとに、セパレートで楽しめるユニークさは他では味わえない醍醐味。

 

先程の醤油味とはまた違う味を演出する醤油ベースのスープが、これまたぺろりと完食させてしまう秘訣!

 

 

締めは絶対これしかなかろーもん!

「もつのすき焼き」と「もつ鍋」をハイブリッドで楽しんだにも関わらず、欲しくなっちゃうのが締めのチャンポン!

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そしてここからは店主のおとうさんにバトンタッチ!

 

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チャンポンを作っている間に今度はおとうさんとの会話にも花が咲きます。

 

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実はおとうさんこのお店からほど近い場所で、32年間洋食屋さんを営まれていたんだとか。

 

ステーキやハンバーグなどをメインとしたお店だったそうで、そのお店に行けなかったことが悔やまれるばかり…!おとうさんのハンバーグ、さぞ美味しかったに違いない!

 

そして洋食屋さんを閉店させたのち、「もつのすき焼き」のお店「もつ繁」をオープン。

 

店先の味のある看板はおとうさんがご自身で制作されたというから驚き! 

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今年で13年目を迎えるこのお店と味を大切にされていることがしっかりと伝わってきました

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いつも笑顔が素敵なおとうさん、そんなおとうさんのファンがきっとたくさんいるに違いない!と思ってしまうのは私だけではないはず(もちろん私は大ファン)。

 

味わうことのできなかった洋食店のメニューに思いを馳せている間に、お待ちかねの締めもいい具合に。

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スープと麺がしっかりと絡み、ずっしりとお腹が満たされていく幸せをしっかりと噛み締め、ごちそうさまでした!のご挨拶。

 

そして今日のおさらいを動画でどうぞ。

 

最後は無理言っておとうさんとおかあさんのツーショットをぱちり。

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福岡の人の温かさと美味しい料理を堪能できる名店、「もつ繁」さんにみなさんどうぞ足を運んでみてくださいね。

紹介したお店

もつ繁
TEL:092-761-3497

住所:福岡県福岡市中央区赤坂2-3-27

営業時間:18:00~24:00(祝祭日は18:00~23:00)

定休日:日曜日

 

 

 

cyan

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福岡出身の27歳。東京でADやら放送作家アシスタントやらTVの仕事を経て、福岡に出戻り、ファッションやらグルメやらのライターとして活動中。なんでも食べるし、なんでも書くをモットーにしたなんでもライター。

編集:フードクリエイティブファクトリーhttp://foodcreativefactory.com/

オーダーは最初の1回だけ!真剣勝負の老舗「餃子荘ムロ」のカレー餃子が大好きだ

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こんにちは @narumi です。

 

暑い日はビールに餃子ですよね。餃子といえば王将とか満州とかによく行きますが、今日はなかでも大好きな餃子屋さんを紹介したいと思います。たまに猛烈に行きたくなる個性的なお店なんです。

 

なんと最初の1回しか注文できないドS仕様。

 

餃子、ビール、餃子、ビールという無限ループを許さないお店。

 

高田馬場の老舗「餃子荘ムロ」

JRおよび西武線の高田馬場駅の『戸山口』(知らない人も多そうなまったく目立たない方の出口)を降るとすぐの路地にある。自販機と一体化した店構えが「餃子荘ムロ」です。

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餃子の種類は「ふつう」「カレー」「にんにく(玉入り)」「紅(唐辛子入り)」「チーズ(エダムチーズ入り)」「ラーチャン」の6種類。かなり面白いラインアップで、どれにしようかなと考えるところですが、さっきも言ったとおり、ここは注文は最初の1回のみ!

 

飲み物は何度でも追加オーダーOKという不思議な制度だ。

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こんなふうに紙に書く。1回しか提出できないとなると気合が入る。餃子は「にんにく」「カレー」「紅」の3つを選択。そしておつまみ的に「ネギみそ」や「レバニラ炒め」あたりを添えてみた。

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おやつみたいな春巻きが最高

飲み物はやっぱりビール。このボトルのザ・プレミアム・モルツいいですよね。そしてネギみそはお通しでついてきたので、オーダーからは消しておきますね、とのことだった。

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しゃきしゃきのネギに甘みのある味噌。これがビールによく合います。

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ここのレバニラ炒めは、レバーが細切り。もやしとニラがぱりっとテカっとしていてとても美味しい。

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毎回いろいろなものを注文するぞと思いつつ、レバニラはいつも食べている。

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春巻き。めちゃくちゃ香ばしい匂い。これもファーストオーダーに必ず入れておかないといけない。

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これを使ってね、と言われる。たしかにお箸だとつるつると滑ってしまう。

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おやつっぽさが出ていいですね。皮がさくさく、なかはとてもジューシーで最高。なんというか、餃子への期待が高まる春巻きです。

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これを片手にいくらでもビール飲めちゃう。でもこの春巻き、追加で注文できない一期一会感がまた味をいっそう引き立たせるのです。

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これは「バクト」というやつで、要はモツ煮ですかね。あさりが売り切れとのことで急遽登板してきました。

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スプーンでがんがんいただく。ちょっと小ぶりのモツが面白い食感です。ご飯にかけたくなってしまう味。

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つくりたての餃子、カレー味が超うまい

ようやく餃子がきたー! 3種類が同じお皿に乗っかってるので、どれがどれだかまったくわからない(笑)

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大きさは一口餃子なサイズ。これならいくらでも食べられるとついつい考えてしまいますが、もうオーダーできない悲しさ。餃子はちょっと強気にいってみてもいいかもしれませんね。

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皮はもちもち。食べるまでなんだかわからないけど、にんにくも紅も美味しかった。にんにくは「玉入り」とあったので、餃子1つに1カケ入ってるのかなと思ったのですが、そこまで強烈な感じではなく、にんにく風味がするなーというくらいでした。紅もめちゃくちゃ辛いってわけじゃないので、辛いもの苦手な人でもいけるかも。

 

注文が入ってから、ひとつひとつ皮で餡を包む。できたて、そして焼きたての餃子は最高にうまい。

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実は一番のお気に入りはカレー。毎回必ず「やっぱりカレーいいなあ…」としみじみと感じる味なんですね。しかし食べやすいサイズなので、一瞬で消えていく餃子。

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この「まだ全然食べられるんだけど!」っていうところでお店を出る状況、考えられますか? 餃子を追加できないんですよ?

 

だからまた行きたくなる。今度はチーズを注文するぞと決意しながら、やっぱり同じくカレー中心にオーダーを組み立てる自分が想像できます。

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美味しい料理はついつい食べ過ぎてしまうのが悩みだ……なんていう人には完璧にマッチするお店です。高田馬場にお立ち寄りの際はぜひ。

 

著者:narumi(@narumi)

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元記者・NAVERまとまーの過去を持つブロガー。

ブログ「Blog @narumi」では主に渋谷周辺の美味しいお店について書くことが多い。頻繁に行く餃子屋さんは「餃子の満州」という所沢出身者。

ブログ:http://narumi.blog.jp

ツイッター:https://twitter.com/narumi

                             
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