本日6月10日はローストビーフの日!
ローストビーフの通販会社が、世界的に名高い和牛を使用したローストビーフの美味しさを、国内のみならず海外にも広めたいという思いから制定されました。日付の由来は「ろ(6)ーすと(10)」の語呂合わせからきています。
個性的なローストビーフを求めてやってきたのは国分寺。
目的のお店は、駅の南口を出て徒歩約1分のここ。
「コクブンジ肉バルTetsuo」さんです。“Tetsuo”の名前は“鉄板を使うこと”からきているそう。
インテリアは白とライトグリーンと木目で統一されています。すっきりとしていて、どこかかわいらしいイメージですね。
お月さまをイメージした、こんなお席もあります。
私の中のローストビーフのイメージは、立食パーティーで見かける、うすくてちょっとパサついたお肉が銀色の楕円形のお皿に横たわっている姿。しかし今回の私のお目当てのメニューは、英国発祥のローストビーフを大胆にもどんぶりにしてしまった「ロービーライスボール」です。英国と日本の食文化の融合となるのでしょうか?
「こんなお肉をつかっています。うちは、サイコロステーキもお出ししますので」
店長さんが見せてくださったのは、普段シロウトはお目にかかることができないであろう選りすぐりの国産黒毛和牛A4~A5ランクの塊のお肉。
「こだわりは自家製のお味噌です」
こんなふうに、焼く前のローストビーフ用のお肉を自家製のお味噌で漬けています。
こちらのお味噌は、大豆を種から植えるところから携わっているという徹底ぶり! 最初から最後まで自家製にこだわったお味噌の中に、ローリエ、オリーブオイル、塩胡椒を加えたものにお肉を半日ほどつけ込みます。それをフライパンで焼くことなく、機械を使用して80度の低温でじっくり焼き、うまみを引き出すのがTetsuoさん独自の調理法だそうです。
専用の機械でお肉がじっくり焼かれています。
目の前でお肉をスライスしていただきます。
そして……ローストビーフ……
丼!!!
美しい~☆☆☆
外側の適度な焼き色と、ほんのり赤みが残ったお肉の内部のピンク色のみごとなグラデーションです。その色彩たるや、もはや芸術品。上にのせられたネギの緑色が、よりお肉の色をひきたててくれていますね。
お肉のどアップ!
つやつやです!思いもかけず、おなかがぐーと鳴ってしまいました。我慢できなくなったのでいただきまーす!
すごくしっとりしていて美味しいです!過去にいただいたローストビーフのイメージをくつがえす斬新なお味!海苔かけごはん、ネギ、ゴマとの相性がばっちりなのはきっと、自家製のお味噌につけこんでいるおかげですね。お味噌のお肉への「しみ具合」が絶妙で、みごとに調和しています。弾力があって、かめばかむほど肉汁がでてきます。
しかも……
分厚い!!
This is made in Japan!
これにはローストビーフ発祥の国、七つの海を支配した英国も白旗です。日本の勝利です。自家製お味噌ばんざーい!ローストビーフばんざーい!!Tetsuoさんばんざーい!!!
当然のことながら、完食です。ごちそうさまでした!
いかがでしたか?
友人同士のちょっとした集まりに、女子会に、そして、おひとり様でも受け入れてくださる「コクブンジ肉バルTetsuo」さんで、あなたもご飯によくあうローストビーフ、体験してみませんか?
ちなみに、毎月10日20日は“Tetsuoの日”で国産黒毛和牛ローストビーフがなんと!半額以下になります。このイベントの日にはお店は混み合いますので、ご予約はお早めに。
コクブンジ肉バル Tetsuo
住所: 東京都国分寺市南町2-16-20米沢ビルB1
電話: 050-5758-5770(予約専用番号)
営業時間:17:00~翌1:00(L.O.24:00, ドリンクL.O.24:30)
定休日: 年中無休
「人と料理の交差点」をテーマに、単なる料理の技術を学んでいただくための教室ではなく、お友達や家族に笑顔を届けてもらえるようなレッスンを展開中。笑顔と歓喜溢れるレッスンには、毎回多くの人が集まる。
HP: https://www.facebook.com/23fanDecookrentoLiaoLinoJiaoChaDian?pnref=lhc
文:23番地cook専属ライター 銀 璃子(しろがね りこ)
平日は、金融機関の法律関連の仕事に従事。底なしの好奇心と食べても太らない体質を武器に、食い倒れてる日常をゆるやかに発信いたします。