こんにちは。フードコーディネーターの梅原けいです。
パンケーキにエッグスラット……朝ごはんブームはまだまだ続きそうですが、そんな朝ごはんブームの新たなる人気者が、今話題の「モンティクリスト」です。
何それ?という方々に、本日はモンティクリストの絶品レシピと美味しく作るコツを御紹介してみたいと思います。
モンティクリストって何?
カナダ生まれのサンドイッチで、ハムとチーズを挟んだパンを、卵液につけてこんがり焼いたもの。フレンチトーストとクロックムッシュのレシピを混ぜ合わせたような作り方となっています。
外はカリッと、中はふわふわ!パンの間からチーズがトロリと溶けて、とっても贅沢な味わい。優雅な朝食にぴったりです!
モンティクリストの魅力3つ
1. 冷蔵庫にあるものだけで作れる!
用意するものは食パンにハム、チーズ、卵、牛乳など、冷蔵庫に常備していそうな食材ばかり。思い立ったらすぐに作れるのが魅力です。
2. 作り方が簡単!
朝は時間がないし手間のかかるものはちょっと……。という方でも大丈夫! クロックムッシュのようにホワイトソースを作る必要もなく、フライパン1つで簡単に作れます。
3. 栄養満点で意外とヘルシー!
砂糖やバターをあまり使っていない分、フレンチトーストやクロックムッシュよりもヘルシー! 付け合わせにサラダを添えれば、栄養のバランスもばっちりです。
絶品モンティクリストレシピ
材料 1人分
- 食パン(6枚切り) 2枚
- ハム 2枚
- とけるチーズ 25g
- 乾燥バジル 少々
- 塩・黒コショウ 少々
- 卵 1個
- 牛乳 50cc
- 粉チーズ 大さじ1
- バター 5g
作り方
1. ハムは2等分に切る。食パンにハム、とけるチーズをのせ、乾燥バジル、塩、黒コショウを振る。もう一枚の食パンで挟み、2等分に切る。
2. 卵液を作る。ボウルに卵を割り入れて溶き、牛乳、チーズを加えてよく混ぜる。均一に混ざったらバットなどに流し入れ、1.を入れて浸します。
3. 熱したフライパンにバターを加え、溶けたら2.を入れて弱火で片面約2分焼く。焼き色が着いたら裏返し、同様に両面焼く。
4. 器に盛り、あればベビーリーフ(分量外)などを添え、熱いうちにいただく。
できたてのモンティクリストは、表面はカリッとしているけど中はふわふわ~。チーズがとろ~と溶けて、幸せな気分になれます。ボリュームもあるのでしっかり朝ごはんを食べたい方にもぴったりですよ!
絶品モンティクリストをつくるコツ!
1. 卵液に両面しっかり浸す。
パンは片面だけでなく、両面しっかり浸しましょう。しっかり浸すことでパンがより“ふわふわ”に。
2. 卵液に粉チーズを加える。
粉チーズを加えることで、焼いた時にチーズが溶け、表面がカリッとした食感になります。
3. 弱火でじっくりと焼く。
ゆっくり火を入れることで中身のチーズが徐々に溶けていきます。表面は焼けてるけど中が「生っぽい」といった事が防げます。
この3つのポイントを押さえていれば、きっとおいしく作れるはずです。次なる朝食メニューとして大注目のモンティクリスト! 実は、お家で簡単につくれちゃいます。
最近では「朝ごはんをきちんと摂ること」が見直されてきてますが、しっかり栄養補給ができるモンティクリストは、朝食メニューにとくにおすすめです。
モンティクリストの朝食から始まる1日。ちょっぴり贅沢で幸せな気分が味わえること間違いなしです。朝食をしっかり摂って、気持ちよく1日をスタートさせたいですね。
作者 梅原けい
料理研究家、フードコーディネーター、栄養士。1989年生まれ、東京都出身。食品商社に勤務する傍ら、フードコーディネーターとして企業へのレシピ提供、飲食店のメニュー開発、料理教室の開催などで活動する。料理をきっかけに自分の行動や考え方が前向きになった経験から、料理もっと手軽に、自分磨きのツールとして楽しんでもらいたいという思いのもと、「作ってよろこばれるお洒落なレシピ」、「太らないヘルシースイーツ」などを紹介している。
ブログ:http://ameblo.jp/kei-umehara/
編集:フードクリエイティブファクトリー http://foodcreativefactory.com/