ぐるなび みんなのごはん

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【ゆかい食堂 夏の東京・横浜出張編】 第四回 銀座の居酒屋「三州屋」

東京都中央区銀座にある定食屋・居酒屋「三州屋 銀座店」に行ってきました。

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お店の情報

三州屋 銀座店
〒104-0061 東京都中央区銀座2-3-4
03-3564-2758
http://r.gnavi.co.jp/j0u4nhg00000/

くらふとさんにお店をオススメしてください!

下記のボタンからくらふとさんにお店をオススメすることができるようになりました!

 作者:くらふと

はてなブログで、注目のグルメ漫画ブロガー「くらふと」。見るとお腹がすく、シズル感のあるイラストが見るものを虜にする!同人サークル「ギャラリークラフト」に所属。(編集:編集プロダクション studio woofoo

ブログ:http://gallerycraft.hateblo.jp/
公式サイト:http://yukaijanou.com/

みんなのごはん太郎より

ザギンでシースーにされてみたい・・・。どうも、ごはん太郎です。

銀座というハイセンスな街には、まだまだ古きよき時代のお店があるんですね。
刺身定食美味しそうでした。マグロも鯛もハマチ全部食べたいな。

そういえばもうすぐマグロ漁の季節ですね。
マグロの握りになってみたいなぁ。

みんなのごはん太郎

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深海漁の船の上で、オオグソクムシを食べてきた

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近ごろ注目されている深海生物。なかでもオオグソクムシは大人気ですね。

キモかわいい外見、メカメカしい構造。ぬいぐるみやプラモデルが発売されるのもわかります。

 

そんなオオグソクムシですが、味もとっても美味しいことが話題になりました。
……食べたい!
ということで、深海漁に同行して、とれたてをその場で食べさせてもらいました。

 

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「オオグソクムシを食べたい」「しかもとれたての」……

そんな思いをもつ7人が、夜通しひとつのワンボックスカーに乗り、焼津にやってきました。

同じ(特殊な)こころざしを持った人間が一瞬で集まる。インターネットの強さを感じます。

船を出してくださる漁師さんは「深海魚漁といえばこの人」くらいの勢いでよくテレビに出ている長谷川さん親子。

いよいよ出港!

  

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前日から沈めておいた仕掛けを、電動リールで引き上げます。
深海までは数百メートルあるので、ちょっと時間がかかります。この日の仕掛けのエサはホッケ。
オオグソクムシはホッケが好きなのか。
いくつもの仕掛けを次々に引き上げ、カゴにザーッ。

 

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みるみる巨大ダンゴムシが積み重ねられて行く!
なんといっても、動きがのそのそしてかわいい。でも、水を入れると華麗に背泳ぎをします。
急に明るい場所に連れて来られて、パニックになっているだろうな……。

 

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深海の生物はサングラスをかけているのですね。
裏側がすこしグロテスクに見えるかもしれませんが、シャコを丸くした感じです。

 

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私たちが興奮して写真を撮ったり、手の上にのせて戯れている間に、長谷川さんがホイホイと仕掛けをあげていきます。気づけばカゴの中にはオオグソクムシが何百匹も……。


深海魚漁ではオオグソクムシはただの邪魔者で、仕掛けに入っていても海に返していた生物。
でも昨今のオオグソクムシブームは、漁師さんたちにしてみると「なぜこんなものが?」と不思議でならないとか。
見た目がカッコよくて、食べても美味しいとなると、これはビジネスチャンスなのでは……!
うまくいけば、グソク御殿が建てられますね。

 

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さて、いよいよオオグソクムシを食べる時がきました。
船長が煙突焼きをしてくれるようです。


……煙突焼きって何?

 

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船の煙突にこのまま突っ込んで、待つこと2分。

普段はカニなんかもこのようにして焼くそうです。煙突、万能だなー。

 

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あっという間に、真っ黒の炭焼きに!
お腹にナイフで切れ目を入れて中身を吸い出すように食べます。

一言で言うと、すごく濃い味の、カニか、エビ。味が濃いので、カニミソっぽくもある。
海水の塩水だけでOKです。甘みも強く、味付け要らずでした。

 

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スーパーで売られていたらいいのに!そう思える美味しさでした。
次に食べられるのはいつになるのか……。

 

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同行した友人が、大量のグソクを持ち帰っていたので、何をするのかと思ったら、「奇食サークルのお花見で数十人にふるまう」とのこと。
バジルとにんにくでソテーしたらしいです。

 

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グソクソテーは大人気だったそう。
この美味しさがクチコミで広まって、一般的な食材として認められてほしいです。

 

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ところでオオグソクムシ、間近で見るとやっぱりかわいいんですよ……困ったことに。
私は以前、蛇狩りに同行したとき、食べるために捕獲したはずのシマヘビのかわいさにやられてしまい、「飼います」と言って持ち帰ってきてしまったほどのヘタレです(そのヘビは一年半経ちますが、↑の写真の左の水槽で元気にしています)。

生きているオオグソクムシを一匹もらってきたのですが、今回も「飼えないかな」と一瞬考えてしまい、飼育している人のブログなど、気がつけば飼うための情報を探している始末……。
心は傾きましたが、設備が大変なので諦めました(深海生物なので、海水や温度の調節にくわえ、水槽には常に布をかぶせておかなければいけないらしいのも、ちょっと淋しい)。

この夜は、なんとなく、金魚鉢に入れてしばらく眺めていました。
カサカサと脚を動かす姿が、たまらないのですわ。……いかんいかん!

 

 

以上、オオグソクムシは美味しくてかわいい、というレポートでした。


ちなみに、このグソクちゃんは別の寄食仲間にプレゼントしました。

ソテーにして美味しく召し上がったそうです。ああ……。

  

プロフィール

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ほそいあや

「珍味好き。虫を食べるタイミングでtwitterのフォロワーが激減します」

ブログ:http://seiten4go.com/
Twitter:https://twitter.com/hosoi/

千年の歴史を誇る祇園祭とともに夏の京の味覚を堪能しよう! 祇園祭の醍醐味を解説

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祇園祭ってどんなお祭り?

日本三大祭のひとつ祇園祭は、平安時代のはじめ貞観11(869)年に京都の疫病が流行った際、牛頭天王(スサノオノミコト)の祟りだとして、急ぎ神事を行ったのが起源とされる大変長い歴史を持つお祭りです。


この時、勅命により全国の国の数と同じ長さ6メートルの矛66本を立て、神輿を担いで病魔退散を祈りました。

 

やがてこの矛に簡単な台車が付けられ鉾車に発展、江戸時代の中頃には現在見ることができる鉾の姿になったといいます。

 

祇園祭は八坂神社の祭礼として平安、鎌倉、室町、江戸と時代を通じて発展してきましたが、室町時代に大きな特色が現れました。それは、本来、朝廷の行事として行われてきたお祭りが、京都の町衆(町人)により支えられたことでした。

 

京都の町全体を灰燼と化した応仁の乱の際も、乱後20年で復興、さらに太平洋戦争により昭和18(1942)年に中断した時もわずか4年で復活を果たすなど、祇園祭は京都の町衆が力を合わせて守り抜いてきたお祭りなのです。

 

祇園祭や八坂神社のことを、京都の人達が「ぎおんさん」と“さん”づけで呼ぶのも、このお祭りに寄せる親しみ大きさを物語っているのです。

 

ひと月にわたって行われる神事

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祇園祭は、7月1日の吉符入りからはじまり、31日の疫神社夏越祭まで1か月にわたって行われる長いお祭りです。この間、ほぼ毎日、様々な神事が行われますが、なかでも「宵山」(山鉾巡行前の3日間)と「山鉾巡行」がお祭りのハイライトとされています。


「山鉾巡行」には、動く美術館・博物館とも称される絢爛豪華な山鉾が、大勢の引き手衆とともに華麗にそして迫力満点に進みます。

 

特に今年は、約50年ぶりに「山鉾巡行」が前祭(7月17日)、後祭(7月24日)の2回に分かれて行われることでも注目を集めており、前祭には23基の山鉾、後祭には10基の山鉾が巡行します。

 

このうち、「宵山」を含めお祭り気分が盛り上がるのは前祭で、祇園囃子の音とともに大勢の人々で賑わうことでしょう。後祭は、山鉾が少なめですが、150年振りに復活を果たした大船鉾の巡行が注目を集めそうです。しかし、前祭と比べると多少は人の出が少ない可能性があり、少しでも静かに祇園祭を楽しみたいのであれば、こちらがおすすめかもしれません。

 

祇園祭と夏の京の味覚

 

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「宵山」の期間中に訪れたのであれば、鉾町のあちこちに店を出す露店をひやかしながら、食べたり、飲んだりがおすすめ。

 

露店は、お好み焼きや焼きそば、トウモロコシ、かき氷などの定番屋台から、鉾町周辺の飲食店が宵山の期間だけ出す限定屋台もあり、こちらは日本料理、中華、イタリアン、スペイン、エスニックと様々なジャンルの食が手軽に楽しめます。缶ビールはもちろんのこと、ワインやスパークリングなどを販売する露店もあり、「宵山」ならではのお祭り気分を存分に楽しめます。

 

また、京都の夏は、ハモや鮎、旬の京野菜など、この時期ならではの味覚が揃います。特に祇園祭は別名「ハモ祭り」といわれるくらいハモと縁が深いお祭り。伝統のお祭りとあわせて、料理店を訪ねて京の夏の味覚を堪能する欲張りな京都を楽しんでみましょう。

 

祇園祭とともに楽しみたいお店

阿吽坊(創作京料理)

湯葉、京野菜、生麩などの京の食材を用いてオリジナルの創作京料理を提供します。豊富なアラカルトの他、手軽な一汁三菜もおすすめです。
http://r.gnavi.co.jp/hsay2mbh0000/

いづ重(京寿司)

鯖寿司や小鯛の笹巻きずし、箱寿司など伝統の京寿司を堪能できる創業100年を数える老舗です。看板メニューは日本海の真鯖を使った鯖寿司で身の厚さと脂の乗りが抜群です。
http://r.gnavi.co.jp/n3j2224w0000/

石塀小路 豆ちゃ (おばんざい)

京情緒満点の石塀小路の中、築約100年の町家を改装したおばんざいのお店です。京都ならではの一品が豊富が豊富で手軽に味わえるのもうれしい。
http://r.gnavi.co.jp/m6t4n5jh0000/

先斗町ふじ田(京懐石)

花街・先斗町に暖簾を掲げる京料理のお店。伝統的な京料理の重厚感を感じさせながらも、誰もが楽しく食事ができることをコンセプトに掲げています。
http://r.gnavi.co.jp/k453100/

Ristorante t.v.b (京イタリアン)

鷹峯の京野菜をはじめとした京都産の食材と和食の技法を積極的に取り入れるイタリアン。祇園の一角、現役のお茶屋でひっそりと暖簾を掲げる雰囲気満点のお店です。
http://r.gnavi.co.jp/kbxh600/

 

(ライター:M.伝蔵/編集プロダクション studio woofoo

 

                             
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