ぐるなび みんなのごはん

あなたの”食べたくなる”を作る

みんなにサッカー観戦を好きになってもらいたい…!女子サポが同僚を町田のスタジアムへ連れて行った結果…【能田達規『ぺろり!スタグル旅』第32回:VS町田】

 

連載32回目!『ぺろり!スタグル旅』とは

“サッカー”דグルメ”=ぺろり! Nリーグ2部・千葉ユニティの熱烈な女子サポ2人。もちろんチームの応援もするけれど、真の目的は“スタジアムグルメ”。まだ見ぬ地元のソウルフードを求めて、今週末も2人は西へ東へアウェイ遠征。サポーターの胃袋を刺激する「スタジアムグルメ漫遊記」第32節。今回の舞台は町田です!

 

コミックス1~3巻好評発売中!!

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▲『ぺろり!スタグル旅』3巻と『能田達規作品集 おまつり!ピース電器店』紹介ページはコチラ

女子サポ VS. スタジアムグルメ、キックオフ!! 【能田達規『ぺろり!スタグル旅』第32回:VS.町田】

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著者プロフィール

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能田達規(のうだ・たつき)

マンガ家。

『オレンジ』(週刊少年チャンピオン)、『オーレ!』(週刊コミックバンチ)、『マネーフットボール』(週刊漫画TIMES)など国内サッカーリーグを舞台としたマンガを描き続けている。Jリーグ愛媛FCのマスコットデザインなども手掛ける。

他の代表作に『おまかせ! ピース電器店』(週刊少年チャンピオン)など。

Twitter■https://twitter.com/tatsukino 

 

制作・編集:月刊ヒーローズ編集部

 

能田達規先生のインタビューはこちら

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前回までのスタグル旅はこちら

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町田は近くて遠いスタジアム!? 女子サポが山登りの先に見た「天空の城」とは…?【能田達規『ぺろり!スタグル旅』第8回:VS.町田】

連載8回目!『ぺろり!スタグル旅』とは

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“サッカー”דグルメ”=ぺろり! Nリーグ2部・千葉ユニティの熱烈な女子サポ2人。もちろんチームの応援もするけれど、真の目的は“スタジアムグルメ”。まだ見ぬ地元のソウルフードを求めて、今週末も2人は西へ東へアウェイ遠征。サポーターの胃袋を刺激する「スタジアムグルメ漫遊記」第8節。今回の舞台は町田です!

 

 

女子サポ VS. スタジアムグルメ、キックオフ!! 【能田達規『ぺろり!スタグル旅』第8回:VS.町田】

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著者プロフィール

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能田達規(のうだ・たつき)

マンガ家。

『オレンジ』(週刊少年チャンピオン)、『オーレ!』(週刊コミックバンチ)、『マネーフットボール』(週刊漫画TIMES)など国内サッカーリーグを舞台としたマンガを描き続けている。Jリーグ愛媛FCのマスコットデザインなども手掛ける。

他の代表作に『おまかせ! ピース電器店』(週刊少年チャンピオン)など。

Twitter■https://twitter.com/tatsukino

 

制作・編集:月刊ヒーローズ編集部

 

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世の中にはこんな店もあるのか、 と宙づりの街・町田で馬に心が溶けた【久住昌之の「途中めし」第1回 町田・柿島屋】

途中のめしが好きだ

途中のめしが、好きだ。

仕事の途中。旅の途中。家に帰る途中。

試験勉強中の夜食も大好きだった。ハムトーストと紅茶とか。それを勉強机で食べるのがたまらなくうまい。

ボクは麻雀をやらないけど、雀荘でカレーライスとか出前して食べるという話を、おいしそうだと思った。つまり遊びの途中だ。

確かサンドイッチも、サンドウイッチ伯爵が、賭け事か何かしながら食べられるようにと考案したと聞いたことがある。まさに途中めしだ。

海外の美術館には、よく館内のカフェやレストランがあって、絵画鑑賞の途中にコーヒーやランチを食べられるようになっている。あれも好きだ。日本の美術館は、いい展覧会があると、おばちゃんたちが大挙していて、入口に大行列。やっと入っても絵の前は黒山の人だかり。ランチどころではない。

途中のめしは、腰が軽い。次があるからだ。

この歳になると、それこそ腰を据えたディナー、フレンチや中華のコースなんて考えただけで胃が重くなる。肩が凝りそうだ。疲れる。

そういうわけで、途中めしのことを書くことにした。

 

宙づりの街、町田さんぽ

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町田。

ここはJR横浜線と小田急線が十文字に交わっている駅だ。ボクは親戚が横浜線の相原にいて、よく町田で乗り換えた。大学時代、音楽仲間の家が小田急相模原にあり、そこに行く時、町田で途中下車して飲んだりした。ボクの先生だった赤瀬川原平さんのニラハウスは小田急線の玉川学園前で、急ぐ時は新宿からロマンスカーで町田まで行って、一駅戻る。

そんな感じで、ボクにとって町田は、目指す地ではなく、いつも途中の街なのだ。

だからそんな町田で、何か食べようということにした。

そして一番に思い出したのが、この「柿島屋」。

馬肉の鍋の店だ。馬肉の鍋というと、森下の「みの家」が有名だ。店内の作りがいかにも昔風で、ちょっと狭くてお膳が低くて、江戸明治の粋のようなものを感じる。だが、柿島屋にはそんな雰囲気は全く無く、ドーンと広くて「大衆」という言葉がぴったり。

初めて行ったのは二十代の時。小田急相模原の友人に連れてきてもらった。

へー、世の中にはこんな店があるのか。と驚いた。広い店内が、おじさんばかりで混んでいた。細長いテーブルが川の字に並んでいるのが、小中学校の理科室や技術室みたいだと思った。初めて食べる馬鍋は美味しくて、最後にうどんでなく蕎麦を入れるのが面白かった。それから十年に一度くらい行っていて、最後に行った時、教室で言えば先生のいるべきところに大きな液晶テレビが入っていたのが印象的。

僕が初めて来た’80年頃から、町田ほど駅と駅前が変貌した街は、東京でも珍しい。

とにかく都心のデパートや大規模チェーンのビルが、軒並み町田店を出した。

昔はいかにも線路の交差する街といった雑多な、ごちゃごちゃした印象があった。そのごちゃごちゃを越えたあたりの路地のようなところに、柿島屋はあった。ような気がする。また十年ぶりくらいだ。

町田に商業ビルが林立してるのは、横浜線のと北口と小田急線の南口に挟まれた三角形の一区画、原町田という地域だ。ボクはまずそこを避け、小田急線の北口に出て、二つの線が交わるとことを中心に、時計の針と反対周りにぐるりと回って、原町田に入ろうとしてみた。そうしたら、もうこちら側はこう言ってはなんだが、あの繁華街が嘘みたいなどこか閑散としたムード。これから開発されるのか、工事用鉄パイプで囲まれた駐車場が寒々しい。駅のすぐそばを流れる境川も、川幅は広く、堀は深いけど、水量が少なく、どこか寂しい。境川は東京都と神奈川県の県境だ。

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▲町田駅の北口付近。こんな町田もあるのか。

 

横浜線を越えて商店街に抜ける「原町田自由通路」も、妙にややこしくて、人通りが少ない。

ところがここを越えると突然あのビルだらけの駅前繁華街。でも一本裏の商店街には、最近都内では見なくなった荒物屋とか、なぜか干物屋がたくさんあったり、狭いアーケードの「仲見世商店街」があったり、ちょっと昔のいなたい町田が残っている。

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▲原町田の仲見世通り。昔懐かしさの残る町田。

 

 

古い街だから、思わぬ面白い店がひょいとある

つまり町田駅周辺って、街はでっかいけど、意外にスカスカというか、ムラがある印象。統一感があまりない。だけど、古い街だから、思わぬ面白い店がひょいとある。

その代表がボクにとっては「柿島屋」というわけだ。

 

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駅からわざわざ遠回りして行った柿島屋は、駅から遠くはないが、やっぱりちょっと分かりにくい場所にあった。スマホで調べなければ、全然道がわからなかった。

そして、なんとマンションの一階に入って、すごくキレイで立派になっていた。ちょっとビックリ。前来た時、もうこうなってたかな。隣に別館があったのも意外。

開店4時の直前に行ったら、年配の男性グループが開店待ちしていた。すごい人気。

店は立派だけど、紺の暖簾がどこか庶民的で、親しみやすい感じ。

開店して、中に入ると、おお、ボクの覚えているあの理科室的なテーブルの並べ方が変わってない!広い。天井が高い。先生の位置、というか黒板の位置に大きなテレビ。なんだか嬉しくなる。それがまだガランとしている。

でもその席じゃなくて、大部屋の脇のちょっと出っ張った席に通された。ここだけ4人掛けの卓四つ。窓があって明るく、店の前の緑が見えて洒落てる。

開店前に並んでいたグループは、教室で言えば一番前の席を陣取っている。大常連だろうな。この店通う事20年30年の。どうやら新年会のようだ。いいなぁ、こんな店で新年会。

 

己のスタイルが完全に確立されている店、柿島屋

まずは瓶ビールを注文。いつもこうした取材は一人で来るけど、この日は編集部から食べ要員の男女が来ていて3人。心置きなくバンバン注文できる。

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▲この木製の重量感あふれる配膳車!渋すぎる。

 

「盛り合わせ」というのをまず頼む。キュウリと枝豆とエシャレットだ。それからどうせだから「馬刺し」を頼む。「ハム」も頼んだ。馬肉のハムだそうだ。食べたことない。

ビールを飲んでいるうちにポツリポツリと客が入ってくる。驚いたのは、男性ひとり客が多いこと。こんな広い店で、テーブルも全て6人掛けの長いテーブルに椅子も背もたれなしの長椅子。当然相席になりそうで、ひとり客は落ち着かなそうだ。ところがこの店では、一人でふらりとやってきた客が、まだガランとした店内のあちこちの長椅子の端に、ポツンポツンと陣を構えている。孤独の馬肉。シブい。

馬刺しが来た。明るいエンジ色が美しい。素人目にも新鮮なのがわかる。

すりおろしたショウガとニンニクとワサビがあり「お好みで」と店員さんが言うので「どれがおいしいですか?」と不躾な質問をすると「肉の味がわかるのはワサビかな」というので、ワサビ醤油で食べた。これが、ウマイ! 今まで食べた馬刺しの中で、一番ソフトで上品な馬刺し。いや、本当においしい。しかも、実はこの席だけ馬刺しも肉鍋も「上」が食べられるんだそうだ。いいのそんなルール? 別に離れでも個室でもないのに。老舗だけ許される不思議な店の法律。

しかし「上」といっても、たっぷりの量この味で1,300円は安いと思う。「並」は900円。お値打ち。

そこにハムが来た。おお、ハムというよりは、しっかりしたコンビーフみたいだ。半月型で3ミリぐらいの厚み。脂は少ない。食べると、ハムより歯ごたえがあり、ちょっとごつごつっとした舌触りが心地よく、噛むと口の中でほぐれる。ビールのアテによい。添えられたマヨネーズをつけて食べてもまたウマイ。

さらに珍しい「きくらげの酢の物」を食べた。白きくらげで、プルプルギザギザの歯ごたえが面白い。さっぱりする。

ビール3本があっという間になくなったので、この店の常連客のほとんどが飲むという「梅割り」に変える。300円。冷やしたストレートの焼酎に、ちょいと梅シロップをたらして飲む。下町の焼き鳥屋なんかにある飲み方だ。焼酎が冷たくて、そこに香りと甘みがついて、これはうまくてまずい! 下手をしたら足元をすくわれる。

いつの間にか大部屋がほどんど客で埋まっている。すごい。男性中年以降客が大多数だが、中年夫婦や、若者一匹狼いる。一匹狼たちはグループ席で、誰かと話すこともなく、黙々と飲み食いテレビを観ている。もう己の柿島屋スタイルが確立されている。かっこいい。

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酒飲みでも箸が止まらない絶品の肉鍋

さて、美味しい名物メンチも堪能し、そろそろ鍋だ、と肉鍋2人前を注文。

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▲これが肉鍋。生卵につけて食べる。ウマイ! 

 

うおー、黒々した鉄鍋に、赤き馬肉盛り上がり、青き水菜立ち上がり、白き豆腐がはみ出すボリューム。しいたけ人参えのきごぼう白滝。これをそのまま煮込んで、生卵につけて食べる。早い話、関東型すき焼きの馬肉版。酒は、焼酎がスイスイ飲めすぎて危険すぎるので、日本酒の冷酒に変える。ま、これも危険だが。

 

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▲締めの蕎麦。2人前でこの量!スルリと入る。

 

しかし、肉鍋、よい! 馬肉は脂が少ないので、腹がもたれず、酒飲みながらスイスイ食べられる。酒飲みは、飲みだすとあまり食べないのがよくないが、これはなんだか箸が止まらず、気がついたら鍋は空。で、お決まりの蕎麦をもらう。そしたら「これが2人前ですか!?」という量で、鍋が蕎麦でいっぱいになった。正直残すかと思いきや、これが3人の腹にするする収まった。うどんではこうはいかないのでは。そういえば、前来た時も最後の蕎麦に驚いた記憶がよみがえる。前の時も最後の方は酔っ払って忘れてたのだ。

いやー、ここはいい店だ。そして、途中の駅で、家から遠いのが頭の片隅にあって、完全に酔っ払うことがない。どこか「電車に長く乗って帰るんだぞ、寝過ごしたらとんでもないところまで行くぞ」という、戒めの声が頭の片隅にいつもある。

というわけで、締めの蕎麦でバッチリ締めて、店を後にしたのだった。

途中めしは、腰が軽くて、いいのだ。結構酔っ払ったけど。

 

 

 

紹介したお店

柿島屋

住所:東京都町田市原町田6-19-9
TEL:042-722-3532
営業時間:平日/16時~22時
     土・日・祭/12時~21時
ラストオーダー:閉店30分前
定休日:毎週水曜日
http://www.kakijimaya.com/

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著者プロフィール

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文・写真・イラスト:久住昌之

漫画家・音楽家。
1958年東京都三鷹市出身。'81年、泉晴紀とのコンビ「泉昌之」として漫画誌『ガロ』デビュー。以後、旺盛な漫画執筆・原作、デザイナー、ミュージシャンとしての活動を続ける。主な作品に「かっこいいスキヤキ」(泉昌之名義)、「タキモトの世界」、「孤独のグルメ」(原作/画・谷口ジロー)「花のズボラ飯」他。著書多数。

これが町田の流儀(やりかた)だ!「串焼け!!めがね塾」は店名こそ謎だがステーキ500円、梅酒と焼酎も380円の良コスパ店である!!

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突然ですが、みなさんは町田に行ったことはありますか?

 

神奈川町田市」などとイジられることもありますが、町田駅までは新宿から電車で約30分だし、駅前の商業施設は充実しているし、実はとても便利な街だと思うんです。

 

小田急線、横浜線、田園都市線、マニアックなところでは相模線も通っている町田市はとても広い市です。横浜市に隣接する東名高速の横浜町田IC付近も町田市ですし、八王子市と隣接する高尾山のすぐそばのエリアも町田市なのです。

 

町田市をざっくり2つに分けると、小田急線以北は多摩、以南は横浜の影響が強いエリアと言えます。小田急線と横浜線が交差する首都、町田駅は文化的に多様で、東京神奈川の文化がミックスされた、独自の繁華街を築いています。

 

私は小田急線の沿線に住んでいたので、町田の発展をずっと見守ってきました。便利ゆえ多くの人が集まる町田駅は、美味しい飲食店がひしめく激戦区でもあります。東京では歌舞伎町に次ぐ一大繁華街であるため、当然、コスパのいいお店しか生き残れません。

そんな町田にあって約8年、そのコスパの良さから、地元の人に愛され続けているお店があります。

その名も「串焼け!!めがね塾」。某マンガで聞いたことがあるような名前ですね。しかし、謎な店名とは裏腹に、コスパや味は王道でした。
 

「500円ステーキ」は何も考えずにとにかく頼むべし!!

さっそくですが、串焼け!!めがね塾に来たら、何も考えずにまず頼んだほうがいいメニューがあります。

それが「めがね塾名物!!牛ステーキ」。お値段なんと500円です。

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まさかのワンコインで食べられるステーキ。お店いわく「赤字」だそうです。これを頼まないのはあまりにもったいない!!!何はなくとも絶対に頼むべき一品です。

「本当に500円…?」と疑いたくなる大きさ。隣にある玉子と比べると、その大きさが一目瞭然だと思います。

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どう見ても肉がデカすぎる。

 

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この大きな肉をハサミでカット。思い思いの大きさに切っていただきます。

 

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お肉につけるのはゴマが入ったたれ。お肉の部位は肩ロースとのこと。断面を見てみると美しい色でした…!

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口に入れたらとろけるような類ではなく、しっかりと肉肉しさを味わえます。噛むたびにじゅわっじゅわっと肉汁が口のなかに広がる……!

500円という値段なので、正直「安かろう悪かろうレベルかな」と心配していたんです。でも良い意味で期待を裏切ってくれました。これはたしかに、地元にあったら通うわ。

ステーキだけでなく、肉の下に潜んでいるポテトも実は量が多いです。

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ポテトですが、脇役とあなどってはいけません。ステーキの肉汁をポテトが吸い込んで、いい働きをしているんですよ……!しかし、500円でこんなに満足できるなんて。まだ1品しか堪能していないのにスゴいぞ、めがね塾。

棚にずらりと並んだ焼酎&梅酒は380円均一!酒好きの塾生よ、集え!

さて、めがね塾が愛されている理由はステーキだけではありません。お酒の品揃え、コスパの良さも魅力のひとつなんです。

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店内を見渡すと、壁一面にずらりと並べられたお酒の瓶が!梅酒は50種類、焼酎は30種類、そして日本酒、ワイン、ビール各種が揃っているんだそう。

なかでも、梅酒と焼酎は380円均一。気兼ねなく楽しめます。

 

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こちらは九重雑賀(ここのえさいか)という和歌山県にある蔵元の「雑賀 梅酒」です。絶対ロックで飲んだほうがいい、濃厚な梅酒。最近だとスッキリ系の梅酒が多いですが、これはもう本当に梅!って感じの濃さです。

 

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お次は芋焼酎「縁(えにし)」のお湯割り。鹿児島の本坊酒造という蔵元のお酒です。芋焼酎ってどうしてこんなに安心する味わいなんだろう……1杯380円なら飲んだことのない銘柄も気兼ねなく冒険できます。

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日本酒は厳選した2~3種類を置いているとのこと。今回は「獺祭 発泡にごり酒スパークリング50」(1合1200円)をいただきました。

お米のふんわりした甘みが広がるのですが、そのなかでピリピリと泡が弾けます。それがアクセントになっていて、飽きずにグビグビと飲めてしまう美味しさでした。

日本酒や梅酒、焼酎だけでなく、ワインも豊富に揃っています。

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お酒があまりにも種類豊富なので、「いっぱいあって選べない!」と困ってしまった人は店主さんに相談してみてください。最適なお酒を選んでくれますよ。

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80円からの「京風おでん」は絶対に日本酒とセットで頼んでほしい

日本酒を飲んでいるとほしくなるもの、そう「おでん」です。

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めがね塾では、80円~おでんを楽しめます。

 

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京風おでんだけあって、お出汁が透明で透き通っています。温かいうちに食べましょう!

今回は、こんな感じで注文しました。

大根(150円)

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玉子(100円)

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はんぺん(120円)

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ちくわ(100円)

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さつまあげ(100円)をチョイス!

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お出汁が具材にしみっしみ!!!噛むたび、じゅわ~っと出汁があふれるおでんは、やっぱりお酒にも最高に合います。

ステーキからのおでんってなかなか見ない組み合わせですが、どっちもレベルが高いなんてお店の幅広さがスゴい。

 

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おでんをよそってくれているのは、めがね塾の江田じm…塾長ならぬ店主。やっぱりメガネなんですね…!

 

他にもおいしそうなメニューが目白押し

他のメニューもあまりに美味しそうだったので注文しちゃいました。一部を紹介します。

 

牛めがね焼き(380円)

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牛の内もも肉(「メガネ」と呼ばれる部位です。徹底しています)に、大根おろしをたっぷり。限りなく柔らかい食感で、さくっと一口で食べられてしまいます。

 

いやぁ、豊富なメニューに悩みますね。

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値段をよ~く見てほしいのですが、どれも500円前後なんですよ。しかも美味しいとあって、お財布にもお腹にもありがたいお店。激戦区の町田で愛され続けているのもうなずけます。

 

めがね塾ってどこ?

さて、ステーキとおでんとお酒をたっぷり堪能したい塾生志願の方のために、お店までの行き方を説明します。

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串焼け!!めがね塾は、小田急線町田駅から徒歩5分ほど。線路沿いにあるので、方向さえ間違えなければそうそう迷うことはないでしょう(ちなみに新宿方向です)。

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なんでこの店名になったのかというと、ご想像のとおり、あの漫画に由来しているそう。オーナーがこの漫画のファンだったこと、オーナーも店主もたまたまメガネだったこと、それらの条件が合わさって「串焼け!!めがね塾」となったそう。今では、アルバイトの採用基準にも「メガネ」の項目があるとのことです。

 

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店内には、メガネアイテムも飾られていました。

こちらのお店は貸切営業も行っていますので(平日10人~、週末15人~の受付)、宴会などで使えば盛り上がりそうですね。

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もうひとつ、ポイントなのが朝5時まで営業しているということ。地元の方なら心ゆくまで楽しめますし、地元じゃない方も始発までいられます。

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20人も入れば満席になる店内ですが、アットホームな空間で、ステーキやおでん、お酒を心ゆくまで楽しんでくださいね。

 

紹介したお店

 

町田、いい店そろってます。

 

都内で肉の日に食べたい焼肉まとめ

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著者プロフィール

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小西隆博

 ライター/フォトグラファー/ビデオグラファー

「フォトグラファー・ビデオグラファー。写真、映像、文章を通して、心に元気を届ける作品作りを目指してます。」
(編集:河瀬璃菜/フードクリエイティブファクトリー)

甘辛タレで味わう「シロコロ」に悶絶!町田の酒飲みが集う名店「炭屋 串兵衛 分家」に行ったら町田に移住したくなった

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はじめまして。酒に呑まれる日々を愛する「呑兵衛ねーさん」と申します。
美味しいものとお酒(特に日本酒)に目がなく、高級店も好きだけど、やっぱりガード下の酒場が一番落ち着く今日この頃です。

 

さてさて、そんな呑兵衛ねーさんは本日、「町田」に上陸しております。

 

町田って久しぶりだな~、というか20年ぶりくらいですよ。若き日々の記憶を呼び戻して、20年前の町田を思い出してみようと思ったけど、「町田って結構おっきい街だ!」ってことくらいしか記憶がない・・・。(きっと、それもこれも全部酒のせい!)

 

20年ぶりに降り立った町田の駅は、めちゃくちゃ綺麗になっていて、行き交う人のボリューム感がハンパない。電車もJRと小田急が乗り入れてるし、周辺に学校とかも多いもんね。こういう街の飲み屋街にはきっといいお店があるに違いない。

 

ちなみに本日行こうと思っているのは、町田に住む飲み友達から「あそこはいいよ!」と聞いていた「炭屋 串兵衛 分家というお店。朝〆の新鮮な鶏の焼鳥、朝引き豚の「シロコロ」などが味わえるそう。メニューの響きを聞くだけでも、酒の匂いがプンプンしてくる・・・!

 

小田急線町田駅 南口を出たらすぐ着いてしまう 

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小田急線町田駅の南口を出たら、飲み屋街に入ってすぐの場所に「炭屋 串兵衛 分家」はあります。あれ?もう着いた!という駅近ぶり。

 

ちょっとノスタルジックな昭和の雰囲気、いいですねぇ~。たまらんですよ。しかも、週初めの月曜日なのに店内はほぼ満席!これもまた地元民や常連に愛されている証拠。本日はここで町田の夜を満喫するぞー!

 

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 店内に入ってまずやる事は、

 

「とりあえず生ビールください!!!」

 

本当のノンベエは、お店のメニューを肴にしながらビールを飲むのです。

 

ビールを頼む時の「とりあえず」って枕詞すら好き。美味しいものが食べたいから、メニューもゆっくり見て決めたい。じゃあとりあえず、ビールを飲みながら考える事にする。そして仕事の疲れをビールと共に一気に洗い流したい!!!

 

まったくの余談だけど、お店に入って着席した途端に「とりあえず」生ビールが出てくるシステムがあってもいいと思う。なんで1軒もないのかな~と、飲み友達と本気で語り合っている今日この頃です。まあ、人生にはもっと真剣に考えなきゃいけない事、他にあるはずなんですけどね~。

 

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しまった!生ビールが登場した途端、飲みたい!という欲に負けてしまい、飲む前の撮影を怠ってしまったw

 

まあ仕方ない。気を取り直して炭火焼きにいってみよー!

 

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イケメンな職人さんが炭火で焼いてくれる。という事でまずは記念に一枚パチリ。

(いきなり撮影をお願いしたんで、ちょっと戸惑い気味の職人さん。今思えば驚かせてすみません・・・)

 

のっけから全力で「シロコロ」を味わってみる!

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さっそくお店オススメの「シロコロ」(180円)を注文。

 

なんて魅惑的なビジュアル!120%酒に合う見た目をしてます。 

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そして甘辛のタレによく合うカラシ!これがなんともたまらず、「ビールビール!」と連呼しそうになってしまう・・・

 

シロコロはもともと厚木が発祥の地。昔から養豚業が盛んな厚木には食肉処理所があり、新鮮なホルモンが手に入るのだとか。ボイルしてない管状そのままの形で食べることができるのは、新鮮だからこそ!なんだって。

 

厚木よ。俺らの近くにいてくれてありがとう。by 町田

 

「白モツは飲み物!」とまではいかないものの、ガムみたいなモツとは対極にあるように思う。噛んでいるうちに口の中でトロっと溶けていき、そこにビールを流し込んでとどめを刺すという快感。あ~ホルモンが好きだ!ビールが好きだ!などと、まだ1品目なのに興奮しすぎました。

 

上レバーと鶏もも串が酒欲をグイグイと煽ってくる

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お次は「上レバー(タレ&塩)」(いずれも170円)。上レバー塩は、このごま油につけてから味わいたい!

 

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レバーが生臭いから苦手って言う人は多い。でもこのレバーは別格!

 

何だろうこれ?プリップリしてて全然生臭くない!

 

そういえば子供の頃、レバーって嫌いだったんだよなぁ。もし小さい頃からこういうレバーを食べてたら、もっと早くレバーの素晴らしさが理解できたはず。

 

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続いては「鶏もも串(タレ)」(220円)へ。

 

鶏の本当の美味しさがわかる、シンプルな「鶏もも」を食べてみた。しっかりした味わいがあり、噛みごたえもあり、しみじみと美味しいなぁと思う。コレ、わざわざ信州から朝〆の鶏を取り寄せてるんだそうですよ。

 

それにしても美味しい串ものって、なんでこんなにお酒が進むんだろうビールと串のカップルは最高だよ。でもね、ここのお店はどうやら、日本酒にもこだわりがあるっぽい。

 

という訳で、そろそろ日本酒もいっちゃいますか! 

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カウンター席の前にも様々な梅酒が並んでいた!うーん、でも日本酒いきたい。

 

どれにしようかな~と悩んだ結果、本日選んだのはコレ! 

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「昇龍蓬莱のたれ酒」!

 

「昇龍蓬莱(しょうりゅうほうらい)」という日本酒で有名な神奈川県の大矢孝酒造が、このお店のために造ったというオリジナルの「たれ酒」と「塩酒」なんだそう。

 

「たれ酒」はタレの焼き鳥に、そして「塩酒」は塩の焼鳥に合わせるという、これまた堪らないマリアージュ。酒好きがコレに乗らない訳がないよね。

 

一滴も残さず飲み干したくなる絶品の煮込み

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そう、やっぱり日本酒には煮込みだよね。

 

ここの煮込みは「塩モツ煮」(630円)。一口食べると「うう、塩モツ煮、ウマい・・・」という声がもれてしまう。

 

そもそも新鮮じゃないと、塩味では勝負ができないのだとか。確かに塩味ってシンプルだもんね。個人的には普通の味噌煮込みよりもハマる。

 

この煮汁、一滴も残したくない・・・!いや、この煮汁に〆の麺かご飯を入れるのもいい!そんな妄想に駆られるようなナイスメニュー。

 

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そしてこちらが「ごぼうチップス」(450円)って・・・デカイ!

 

ニンニクが効いていてパリッパリ。まさに「やめられないとまらない」の世界がココにある。明日の仕事の事はすっかり忘れ、ニンニクのパンチが効いたごぼうチップスを無心でむさぼってしまう。・・・本当に止まらない。

 

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ちょっと女子っぽいメニューも食べてみたくて、「アボカドクリーミーグラタン」(500円)を注文。寒い時期にあっつあつのクリーミーな食べ物って最高だよね~~~。

 

f:id:minnano58:20170105160342j:plainうん、アボカドたっぷり。巷ではビタミン、ミネラルとかの栄養価も高くて、美肌効果もあると言われているアボカド。オーブンでじっくり焼かれたアボカドの、クリーミーさとホクホク感がいい!!!

 

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とどまることを知らない食欲。 

 

続いては、真っ白な白湯スープの「濃厚白湯水餃子」(580円)をお願いしました。

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ぷりっぷりの水餃子が美味しい!そしてこの濃厚なスープよ!鶏のコラーゲンたっぷりで肌にも良さそうな気がする。さあ、「カロリー」という名の敵の事は忘れ、ニヤけながら食しましょう!

 

町田ハイボール」はなぜかピンク色でした

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最後の一杯は「町田ハイボール」。これがなぜかピンク色!

 

「なんでピンクなんですか?」と尋ねたところ、「町田のイメージ=ピンク色?だから」だそうw

 

なんとなく深堀りできなかったのですが、興味がある方はぜひ町田でピンク色のハイボールを飲んで、楽しんじゃってくださいな。

 

最後に1つだけ残念だったのは、数量限定の「ハツテキ」が売り切れてしまっていたこと・・・。名前からして美味しいに決まってる。次は絶対に食べるぞー!

 

紹介したお店

 

町田、いい店そろってます。

 

(取材・編集/呑兵衛ねーさん@ソーシャルグッドマーケティング)

秘密基地風ダイニング居酒屋"もぐら 六段"が愛情もって提供する「本格マチダ料理」とは!?

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町田ってどんな街だと思いますか?

そう問えば、「町田って、神奈川だっけ?」「神奈川町田市」といった回答が返ってきます。念のため書いておくと、町田市東京都です。

 

とかく町田市神奈川県へ編入させたがる人が多いのですが、東京都民と神奈川県民の双方から、異質な街だと思われているフシはあります。実際、東京都の北部や東部の人、神奈川県では小田急線や横浜線沿線以外の人には案外訪れる機会が少ない街でしょう。そんな街だからか、独自の文化が根付いており、個性的なお店が数多く存在します。

 

今回紹介するお店もその一つ。「マチダ料理」なるものを提供しているらしいのです。文字だけではなんだかよくわからないけど、とにかく町田愛にあふれすぎていることは伝わってくる。謎のマチダ料理、正体を暴くべく突撃してきました。

 

たしかに「秘密基地」感あふれる店内

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小田急線 町田駅から徒歩1分。

三叉路の角にひっそりと店を構えるこちらの店が「“もぐら 六段”」。

 

看板には「地下なのに空中秘密基地」「本格マチダ料理」と目を引くパワーワードが並んでいます。その店内やいかに。

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ポップな色彩のカウンター席が並んでいます。

うーん、意外と普通……?

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かと思えば、さらに地下に降りる謎の階段が!

これはワクワクするやつだ。さすが「もぐら」を名乗るだけある。階段を降りたら、いったいどんな空間が広がっているのでしょうか?

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おおお?!

超広いくつろぎスペースが出現!

まるで友人の家に遊びにきたような安心感……。居酒屋さんの店内にもかかわらず、ここでならホームパーティ気分を味わえそうです。

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実はもう一つ階段があって、そちらを降りると、先ほどより少し小ぶりなくつろぎスペースが。秘密基地のようなこの部屋でゴロゴロしながら語り合いましょう!

 

マチダ料理といよいよご対面!

2500円~のコースを頼むと、なんと飲み放題が30分につき男性380円、女性280円という破格で楽しめます。ヘタしたら生ビール1杯でも元とれてしまうのでは…!

 

と、破格の飲み放題で飲んだくれるのも良いのですが、今回お店に来たのはマチダ料理の正体を探るためです。コースでもマチダ料理は出てきますが、すべてを網羅することはできないため、今回は単品注文としました。

「マチダ料理」その1:お通し チーズ豆腐

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お通しとして現れたのはこじんまりとした可愛らしいお豆腐。「なんだ、お通しは普通だな~」と思いきや、一口食べてびっくり。

モッタリとしたクリームチーズの味わいじゃないですか!早速フックを仕掛けてきたマチダ料理、油断できません。

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せっかくなので、お店の名を冠した焼酎「もぐら」の水割りをいただきます!

柔らかな口当たりで飲みやすい芋焼酎なので、飲みすぎ酔っ払い注意!

 

さっそくマチダ料理を注文しようとメニューに目を落とすと、「フリチン」という謎の四文字が……飲食店で発言するには憚られるような映像が脳内に浮かびましたが、正体を暴くために勇気をだして注文しましょう。フ、フリチンください!

 

「マチダ料理」その2:新感覚おつまみ フリチン

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ご覧ください、これがフリチンです!  と、いわれても困りますよね。

一見すると「謎の茶色い塊」ですが、正体はクリームチーズにふりかけをまぶしたという一品。

ふりかけの塩味とチーズのコクが酒におそろしく合います。一粒食べればアルコールを頼まずにはいられないでしょう。

 

「マチダ料理」その3:アボカドとサーモンのミルフィーユ風

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お次は人気メニュー「アボカドとサーモンのミルフィーユ風」をお願いしたのですが……なんだこれ!

 

サーモン・アボガド・自家製リコッタチーズの豊かな彩りと、屹立する2枚のチップスがキュート(?)な一品。思わず写真に撮りたくなる見た目です。Instagramでウケること間違いナシ。

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贅沢にたっぷりとチップスに乗せて……

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皿からチリソースをかけていただきましょう!

見た目の可愛らしさに反して、男子ウケ間違いなしの濃厚な味わい!ピリ辛のソースが重厚な三層の具材にアクセントを加えます。思わずビールが飲みたくなりました……

 

「マチダ料理」その4:京風おでん

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ここで寒い冬に嬉しいおでんが登場!美しく澄んだ出汁が上品です。マチダ料理なのに「京風」おでんだって?

細かいことは気にしなくていいじゃないですか、美味しいんだし。

 

ちなみに、冬だけでなく一年を通して食べられる人気メニューだそう。具材はこちらから指定もできますが、今回は店員さんオススメの盛り合わせでいただきました。

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ほのかに柚子の香り漂う京風だしが、ほろ酔いの体に優しく染みていきます。おでんって美味しいな~~~としみじみ、ほっこりする味わいです。

 

「マチダ料理」その5:厚焼き卵の天ぷら

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はい。問題作がきました。

黄色い揚げ出し豆腐…?ではなく、こちらはなんと「厚焼き卵の天ぷら」。名前のとおり、厚焼き玉子を天ぷらにした創作マチダ料理です。

焼いたものをさらに揚げるという果敢な試みによって生まれたこちらの一品。一体どんな味なのか、まったく想像がつきません。

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んんん???

やさしい色合い、かわいらしい見た目とは裏腹に、パワー系の味がする……!外はサクッと、中はふんわりの仕上がり!しかしこれ、想像以上にお腹にたまります。厚焼き玉子も天ぷら和食ですが、甘辛いタレによってもはや無国籍料理になっています。あ、いやマチダ料理ですね。

 

「マチダ料理」その6:ねぎとろブルスケッタ

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次のマチダ料理はネギトロを使ったブルスケッタ。

オシャレな見た目をしていますが、意外な食材を組み合わせています。ネギトロと玉ねぎとチリソース???

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きれいに盛られているので少し気が引けますが、ここは豪快にかき混ぜましょう。

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カリカリのガーリックトーストに、思い切ってたっぷりと具材を乗せたら、いただきます!

ネギトロにチリソースが合うなんて、いったい誰が予想できたでしょうか……こんなに相性が良かったなんて知らなかったよ…!思いつきそうで思いつかない組み合わせに脱帽です。しゃくしゃくした玉ねぎの食感も良い。これはお酒がどんどん進みますね。

酔いも十分に回ってきたので、そろそろシメの料理を注文することにしましょう。

 

「マチダ料理」その7:自分でおにぎれ

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シメまで気を抜けないマチダ料理。まるでスターウォーズに出てくる「T○Eファイター」みたいなビジュアルの料理(?)が出てきました。

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こちらは「自分でおにぎれ」というメニュー。客におにぎりをにぎらせる、なんて斬新なんでしょうか。

具材はキムチ、こんぶ、梅干し、ふりかけなど。

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大きなノリに好きなだけご飯をのせて、にぎる作業スタートです。

ノリはちぎっても良いですが、1枚まるごと使ったほうがなんとなく贅沢な気持ちになれるような気がしたので、豪快にでっかいおにぎりを作ることにしました。

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ご飯をノリにのせたら、そのままガシッとにぎります。「店員さん、手を抜きすぎでは?」と思った方もいるでしょう。

でもこれ、店長いわく「自分でにぎるおにぎりが一番ウマい」という考えのもと生まれたメニューなんだそうです。たしかに自分で作るとご飯の量も調節できるし、多少いびつでも愛らしく思えるし、理にかなっているような気がしました。

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大口を開けてかじると、それぞれの具材が混ざり合って絶妙なハーモニーを奏でます。先ほど紹介したとおり、たくさん具材が入っていましたよね?

かじるたびに違う具に出会えて、一度で何度でも美味しいおにぎりになっていました。

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食事の締めくくりにはサービスの味噌汁が。その日に仕入れた魚のあらを使っているんだそう。酔いが回った体に心地よく沁み入ります。ありがたい……。

 

つまるところ、マチダ料理って何なんですか?

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最後に、店長さんに「結局、マチダ料理って何なんですか?」と核心をつく質問をぶつけてみました。

店長は「マチダ料理というのは、町田で生まれ、町田で育った人間が作った料理のことだ」と語ります。

 

特に決まりがあるわけではなく、町田育ちの店長やスタッフの方々が町田愛を込めて作った料理こそ、マチダ料理というわけです。

地元民からこうも熱烈に愛される町田。なんだか少しうらやましくなって、住んでみたいと思いました。

もちろん、“もぐら 六段”は町田民じゃない人も歓迎してくれますので、気軽に町田の秘密基地へ遊びにいってみてください。きっと、東京神奈川のはざまに引越したくなること請け合いです。

紹介したお店

※掲載された情報は、取材時点のものであり、変更されている可能性があります。

 

東京町田に注目!合わせて読みたい町田のグルメ取材まとめ

 

著者・SPECIAL THANKS

今井辰実

今井辰実

新宿ゴールデン街の元バーテンダー。

お酒と海外小説が好き。

編集/ヒャクマンボルト
撮影/本藤太郎

樽生ビール10種以上が飲み放題!食べ飲み放題コースがハンパない町田「29 BEER FEST」はビール好きの聖地だ

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こんにちは!女子大生ライターのranranです。ふだんは、工学部情報システム、暗号システム研究室所属のガチ理系な女子大生です。

今回は、ドイツの伝統的なビール祭り「オクトーバーフェスト」を1年中体験できる"屋内型"ビアガーデン、その名も「29 BEER FEST」へ行ってきました!

なんですけど……


実は私…ビールがあまり飲めないという……まだまだお子ちゃま舌の持ち主なのです。

それに対して、一緒に行った大学の後輩・アキラは、お酒を飲んでは楽しそうに1人で大笑いしているという大の酒好き。ちなみに、私には一切、敬語を使いません。

「まあ、私はビール苦手だし、アキラに飲ませておこう」と、思いながら町田へと向かいました。

町田には、駅出てすぐにドイツがあった

「29 BEER FEST」は、小田急線町田駅の北口の目の前にあります。 

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店内に入ってみると……広っ!!!

開放感のある店内で、オクトーバーフェストの雰囲気が味わえます。ワイワイしつつ、屋内だからこそのオシャレ感もあります!

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注目したいのが、店員さん。

 

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みなさん、ドイツの民族衣装風の制服に身を包んでいます…!!!

か、かわいい…♡♡♡

ビールと料理の前からすでにドイツを満喫していますが、いよいよメニューをぱっかーん。

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29 BEER FESTはアラカルトメニューもありますが、基本的には食べ放題・飲み放題のコース制。値段によって、飲めるビールや出てくるお料理、制限時間が少しずつ変わってきます。

今回は、制限時間180分でバイキング」+「ドラフト各種」+「カクテル・その他ドリンク各種」+「肉料理 盛り合わせ」を楽しむことができる『FEST STYLE』に、「プレミアムドラフト各種」+「瓶ビール各種」が飲み放題になる『プレミアム飲み放題』を注文しました。

これで、お値段は『FEST STYLE』が4,980円、『プレミアム飲み放題』が2,000円です。いちばん安い『BUFFET STYLE』だと、120分でバイキング+ドラフト各種+カクテル・その他ドリンク各種で2,980円です(プレミアム飲み放題をつけても4,980円…?!)

値段を気にしなくていいから、食べ飲み放題って本当に素敵なシステムですよね♡

人生で初めてビールを美味しいと思いました

さて、いよいよビールを紹介していきましょう!
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日によって置いてある種類が異なるとのことですが、伺った日のラインナップ(ビアカウンター)はこんな感じでした。

【ドラフトビール(通常の飲み放題)】
レーベンブロイ、アサヒスーパードライ、熟撰ドライブラック、アサヒ・ザ・ドリーム、樽詰生(マルエフ)、バスペールエールなど

【プレミアムドラフトビール(プレミアム飲み放題)】
アインガー・ウアヴァイス、アインガー・ヤーフンデルト、ヒューガルデン・ホワイト、ステラ・アルトワ、ヴァイエンステファン・ヘフヴァイス、ベルビュー・クリーク、レフ・ブロンドなど

ビアカウンターだけでなく、このほかにも書ききれないくらいたくさんの瓶ビールが置いてありましたよ!

「これは、全種類飲むしかないよー!」とノリノリなアキラに対して、「やばい、飲めなかったら恥ずかしい…!」と少々焦り気味の私は、店長の荻原さんにこんな質問をしてみました。

ranran「あ、あの…オススメのビールってどれですか?ちなみに、ビール初心者なんですけど…」

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荻原さん「初心者なら、ベルビュー・クリーク、ヒューガルデン・ホワイト、レーベンブロイあたりがオススメだよ!後輩ちゃんはビール好きなの?それなら、コエドビール、アインガー・ウアヴァイスあたりを飲んでほしいな~~~」

それを聞いてコエドビールに飛びつくアキラ。

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ぐびぐび飲んでいる。

そして、恐る恐るベルビュー・クリークに挑戦する私。

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んんんんっっっ…?!?!


えっ、ちょっと、まって?!まじで?! 

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アキラ「ちょっ、先輩?!ビール飲めないんじゃ???無理しちゃだめだって!!」

そんなアキラの言葉も耳に入ってきませんでした。

冒頭で書いたとおり、ビールが苦手なはずだったのですが、なぜかぐびぐび飲めてしまう。自分でもウソだと思った。

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てか、めっちゃ美味しい…!!!!!!!!!

人生で初めてビールを美味しいと思いました。

これ、本当に盛っていないんですよ。本当に本当に美味しかったんです。その証拠に(?)アキラが「美味しい♡やばい♡」と飲んでいたコエドビールやアインガー・ウアヴァイスなどは「あ、うん、まだ早いや」と感じました。

でも、ベルビュー・クリークは本当に飲みやすくて、美味しくてビックリ。店長の荻原さん、オススメしてくれてありがとうございます!ちなみに、ヒューガルデン・ホワイトも美味しかった!

まさか町田でこんな体験ができるなんて…♡

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▲左から「ヒューガルデン・ホワイト」「アインガー・ウアヴァイス」「ベルビュー・クリーク」「コエドビール」。いずれも『プレミアム飲み放題』で楽しめます。

 

好きなものを好きなだけ楽しめるバイキングはやっぱり神システム

ビールが美味しすぎるのですが、お料理も負けちゃいません。バイキングのお料理を紹介しますよ!

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このバイキングでは、なんと29種類ものお料理が楽しめるんです。

店名にも「29」という数字が入っていますが、なぜ29かというと「2(に)、9(く)」…「肉」にかけているだからだそうです。

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こちら、すべてバイキングでいただけるお料理です…!

好きなだけ、好きなものを食べることができるバイキングってほんっっと素敵♡料理の内容は、日によって変わるそうです。いつ来ても楽しそう~♡

バイキングでとってきたお料理をがっついていたら、待ちに待った「肉料理盛り合わせ」が登場! 

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自家製のソーセージベーコン、アイスバイン、鴨肉、スペアリブなどがこれでもか!!!と盛られています。めちゃくちゃ食欲そそるビジュアル…!

ranran「ねえねえ、アキラさん、アイスバインってなんですか…?」(小声)

アキラ「豚のすね肉の塩漬けを、香味野菜とか香辛料とかと煮込んだドイツの家庭料理だよ」

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はああああ〜!これは!もう!ツラい!!!食欲そそられすぎてツラい!!!!!

ボリューム感もさることながら、香りも味もビールとの相性が良すぎて!特に、ソーセージジューシーさとベーコンの強烈かつ魅惑的な香りは、本当にやばかったです。

人生で初めてビールを美味しいと思ったし、人生で初めてビールに合う料理というのを知った。大人になりました。それもこれも、29 BEER FESTのビールが品揃え豊富だったからです。

 

他のお客さんにもインタビューしてきた

美味しい肉料理でより一層ビールが進み、ほろ酔い気分になった私はお客さんにもインタビューを開始。完全に調子乗ってる。

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まず、お話を伺ったのは、かなりの量のビールを飲みまくっていたお姉さま4人組。とても楽しそうだったので話しかけてみました。

お姉様A「ちょっと!あなたビール飲んでいいの?!年齢的に」

…逆に質問されました。

ranran「年齢的には一応…22歳なので大丈夫です。でも、ビールの美味しさとかはまだ全然です。今日初めて美味しいと思えたくらいなので。『29 BEER FEST』で飲めるビールはいかがですか??」

お姉様B「お子ちゃまね〜~~。いやあー、プレミアム飲み放題はだいぶいいよ!みんなで、端のタップから順番に飲んで、全制覇しようとしてるとこ。普通のお店には置いてないものとか、置いてあっても結構なお値段するものとか、そういうビールを思いっきり楽しめてうれしいよね」

お姉様C「私たちみたいなビール好きには、すっごいありがたい存在。プレミアム飲み放題が2,000円でこのクオリティなら、正直コスパもいいと思う

ranran「お店の雰囲気とか、お料理はどうですか?」

お姉様D「開放的で私は好きね。ビアガーデンにしてはオシャレだし、きっと女性はこういうの好きな人多いよね」

お姉様C「うんうん。料理は、お肉がすごい良かった。ボリュームもあるし、とにかくビールに合う」

お姉様A「とりあえず、あなたはビール飲めるようになりなさいね!」

ranran「はいっ、精進します…!」

 

次は、お父さんの誕生日会で「29 BEER FEST」を訪れたという仲良しファミリー。

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ranran「今日は、お父さんのお誕生日なんですね!おめでとうございます~!どうして『29 BEER FEST』を選んだんですか?」

娘さん「家族みんなビールが好きで、楽しく飲めるお店を探していたんですよ。普段からオクトーバーフェストのイベントとかビアガーデンにはよく行くんだけど、天気とかに左右されずに楽しめる屋内型のビアガーデンっていうのが、面白そうだなあって思って選びました!」

娘さんの旦那さん「オクトーバーフェストとかに比べると、料理もビールも安くて、手軽に楽しめていいよね!僕は、仕事の宴会で使いたいな〜って思った(笑)

ranran「どのビールがお好きでしたか?」

娘さん「私、ドイツビールが結構好きなんだけど、レーベンブロイとかバスペールエールがあったのがすごいうれしい!他のお店にはあんまりないからね」

特に誕生日会であることなどを伝えてはいなかったらしいのですが、サプライズでお店からケーキをプレゼントしてもらったそうで、「うれしかった!」と、わざわざ私のところまで報告しに来てくれました。

突如イケメン現る

インタビューを終えて、アキラがひたすらグラスを空け続けているテーブルに戻ろうとすると、なにやらスーツをきたイケメンが…!?アキラと話している……?!?!

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ちょうど取材日から「マジックキャンペーン」がスタートしたそうで、プロマジシャンのRaiさんがテーブルでマジックを披露してくれました!

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Raiさんは都内を中心にイベントやパーティーなどで活躍中のプロマジシャンだそうです。目の前でマジックを見られるなんて、楽しいお酒の席がより一層盛り上がりそうですね。

マジックキャンペーンは、毎日開催しているわけではないようなので、イケメンマジシャンのRaiさんを拝みたい人はお店に確認してみてくださいね。 

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29 BEER FESTは、非常にエンターテイメント性に富んでいるお店だなぁと感じました。ただ食事を楽しむだけでは終わらないんです。

店長の荻原さんも、「ビールやカクテルをセルフサービスにするなど、アミューズメント型のお店を目指している」と話してくれました。

店員さんからビールやカクテルの美味しい注ぎ方や作り方などを教えてもらえたり、ビールについての知識を聞けたり、とコミュニケーションをとれるのは、とっても魅力的です。

ちなみに、最後に荻原さんに一言コメントをお願いすると、

「ぜひ来てください!!!!!!」


と力強くおっしゃっていました。

普段飲めないようなビールを思いっきり飲みたいとき、ビールに合うお肉料理をがっつり食べながらビールを楽しみたいとき、みんなで楽しくわいわいビールを飲みたいとき、29 BEER FESTを訪れてみてはいかがでしょうか?私みたいにビールが苦手な人でも、きっと「美味しい!」と思えるビールに出会えると思いますよ♡

 

 

最後に、29 BEER FESTから超ハイパー嬉しいお知らせが

 

荻原さん「ぜひ、お店に一度来ていただきたいので、『ぐるなびWEBマガジンでranranの記事を見た』ってお店のスタッフに伝えてくれたら、肉料理を増量したり、メニューにない料理を出したり、いろいろサービスしちゃいます!1月末までの期間限定で!

 

とのこと!これは、もう、29 BEER FESTに行くしか!

 

29 BEER FEST 町田店に行く際は、「ぐるなびWEBマガジンのranranの記事をみて来店した」という旨をお店の人に伝えることをお忘れなきように!!!

 

このサービスは、20171月末までの期間限定なので、気を付けてくださいね。また、サービスの内容は、そのときによって異なるそうなので、気になる場合はお店に確認してみてください!

 

紹介したお店

著者・SPECIAL THANKS

工学部女子大生ライター ranran

素因数分解にきゅんきゅんするド理系女子ですが、女子大生ライフもしっかり満喫中。理系×女子大生視点の執筆が得意です。見た目と中身の乖離度が売りです。

Twitter:@pascarrr

栃木県民が大好きな「ステーキ宮」! 東京唯一の支店に行ってきた

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 こんにちは。ライターの斎藤充博です。今日やってきたのは「ステーキ宮」の町田木曽店です。

 ステーキ宮といえば、栃木県民のソウルフード

なんですよ。栃木から上京して16年。久しぶりに食べたくなって来ちゃいました。

 


 

栃木県民ならみんな知っている「ステーキ宮」

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ステーキ宮は栃木県発祥のステーキチェーンだ。まだ外食文化が盛んでなかった1970年代に創業された。

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当時の栃木県ではこんなCMが放送されていて「お祝い事」などメチャクチャいいことがあったときの外食に使われるようなお店だった。

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ステーキ宮に行った次の日に、子供たちは教室でそれはもうものすごく自慢したものである。

 

ステーキ宮は関東を中心に出店しているが、東京に唯一ある店舗がこちらの町田木曽店だ。あのステーキ宮が東京にまで出店していると思うと誇らしい気持ちになる。さらに言うと、町田市はほぼ神奈川である。ここに宮が出店することで、栃木が神奈川方面に睨みをきかせていることも見逃せない。ここは大変重要な店舗なのだ、ぼくの中で。

 

ステーキにかけるのは「宮のたれ」

そんなステーキ宮の最大の特徴は「宮のたれ」である。ニンニクや玉ねぎの香りがふつうのステーキソースよりもずっと強い。このたれは店員さんが目の前でたれをかけてくれるのだが、

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アツアツの鉄板にかけた瞬間に匂いが広がり、強烈なノスタルジーが蘇ってくる。この匂いをかぐのは何年ぶりだろう? 今のぼくは完全に「腹ペコの小学生」である。

 

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オーダーしたのは「てっぱんステーキ」。創業時からあるメニューだ。肉の部位は「ハンキングテンダー」といい、横隔膜のことだ。

今でこそ焼肉屋などで「ハラミ」という名称でおなじみだが、当時の栃木県民には牛の横隔膜を食べるような発想はなかなかなく、とても斬新だったと思う。

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焼き加減はミディアム。そういえば「ステーキ屋では焼き加減を注文できる」という知識を得たのもステーキ宮からだったっけ……。

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うめえー。宮のたれがすごく刺激的。赤身のお肉によく合う。

あと、今のぼくは腹ペコの小学生なので、普通の人が食べるよりもうまさを1,000倍くらい多めに感じていると思う。

 

ハンバーグにも「宮のたれ」

ステーキ宮ではハンバーグも人気だという。そういえば、幼少期にステーキ宮でハンバーグを食べたことなんてなかった。なぜなら、ハンバーグは家でお母さんが作ってくれるものだったからだ。

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というわけでもう一皿行ってみよう。ハンバーグとロースステーキのセット。こちらもかけてもらったのは「宮のたれ」だ。

 

念のため言っておくが、現在のステーキ宮では「宮のたれ」以外にもいろいろなソースが選べる。ぼくは選び抜き、熟慮した上で「宮のたれ」をチョイスしていることを皆様には忘れないでほしい(いや、忘れてもいいんだけど)。

 

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これはただ単にハンバーグをナイフで切ったところだが、こういうものをまじまじと見つめるとなんとも幸せな気持ちになってくる。うらやましいだろう。おれは、今、これを食っているんだぜ……。

 

外食がまだ特別なイベントだったころの話

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ステーキ宮に20年勤務しているという加藤さんにお話を聞いてみた。

 

斎藤「ステーキ宮って昔は食べたら次の日に自慢するような食べ物でしたよね……。ぼくがまだ小学生だったころの話ですが」

 

加藤「80年代くらいのお話ですよね。あの頃というと、外食の捉え方が現在と全然違っていたと思います。一大イベントでしたね。外食自体の値段も高かったですし、牛肉の値段も高かったんですよ」

 

斎藤「昔のステーキ宮って、もっと店内が薄暗くありませんでしたか?」

 

加藤「そうですね。店内が薄暗くて、天井が高くて、その天井に牛の顔を模した”ステーキ宮”のロゴが書いてあって……」

 

斎藤「あった! 旧ロゴ!」

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 ▲ステーキ宮の旧ロゴ(株式会社アトムより提供)

 

加藤「今は明るくなって、だいぶカジュアルにも使えるようになったと思います。ただ、やっぱりステーキってハレの日の食事なんでしょうね。今でもお盆やお正月や父の日、母の日のような『特別な日』には、3世代そろった家族連れの方がいらっしゃいますよ。1グループ10名様くらいで。普通の休日とは全然違う混み方です」

 

やっぱりステーキ宮は偉大な存在だった。栃木県発祥のお店がこんな風に東京にまで出店して、ハレの日の食事に使われているというのがたまらない。

 

斎藤「ちなみに、加藤さんが個人的に好きなメニューってあります?」

 

加藤「さっき召し上がっていた、『てっぱんステーキ』ですね。赤身のお肉なので好き嫌いはあるかと思いますが、私はあれが一番おいしいと思います」

 

宮のたれのポテトチップスもある

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レジコーナーには「宮のたれのポテトチップス」と「宮の種」というおかきが売られていた。せっかくなので宮のたれのポテトチップスを購入。

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家に帰って開けてみたら、一瞬で部屋の中が「宮のたれ」の匂いでいっぱいになった。食べてみるとたしかに「宮のたれ」の味で笑ってしまう。どんな使われ方しても存在感のある味だよなー。

 

というわけで、栃木県民の大好きなステーキ宮の話でした。ステーキ宮は関東地方を中心に関西まで展開している。ぜひぜひ栃木県出身者と一緒に行ってみてほしい。きっといろんな思い出語ってくれると思う。

 

紹介したお店

ステーキ宮 町田木曽店

住所:東京都町田市木曽西4-8-43

TEL:042-794-6877

r.gnavi.co.jp

 

プロフィール

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斎藤充博

1982年生まれの指圧師(国家資格)。「下北沢ふしぎ指圧」を運営しています。インターネットで記事を書くことをどうしてもやめられない。

ツイッター:@3216

ホームページ:下北沢ふしぎ指圧

書いた物まとめ:斎藤充博ライター活動まとめ

生牡蠣300円!限界まで注いだスパークリング500円!町田「Dai」が素晴らしすぎて町田民が羨ましい

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すっかり寒くなったこの時期に食べたいのが牡蠣!

プリップリでクリーミーな牡蠣をお手頃すぎる値段で楽しめ、さらに溢れそうなスパークリングワインまで楽しめるという素晴らしいお店、町田「トラットリア&ピッツェリアDai」に行ってきました!

 

1つ300円、だと・・・!?食べすぎ注意な生牡蠣

牡蠣は焼いても、フライにしても、鍋に入れても美味しいですが、新鮮なものを生で食べるのはやっぱり格別!

そんな生牡蠣を、こちらでは1つ300円で食べられてしまいます。つい何個も食べたくなってしまう・・・!

しかも出てきた牡蠣を見てびっくり。

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お、大きいぞ・・・!?!?!

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ぷりんとした表面が美しいですね。

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比べてみました。隣のフォークがけして小さいわけではありません。パスタなどを食べる、あの大きめのフォークです。こんな大きな生牡蠣を1つ300円でいただけるなんて・・・!

これならお手頃なので贅沢にたくさん頼んでも安心。産地はその時によって違うものの、一年中生牡蠣が楽しめるんだそうです!

レモンをしぼって…

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いただきます!

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うーん!クリーミーで濃厚な味です。

牡蠣の味をそのまま楽しんでもらうため、ソースなどはつけず、そのまま提供しているそうです。新鮮さに自信がある証拠ですね! 

 

表面張力でギリギリこぼれないくらいのスパークリング

クリーミーな牡蠣には、きりっとしたスパークリングワインがよく合います。店員さんにかっこよく入れていただきました♪

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シュワシュワ♪ 美味しそう・・・!



・・・あれ!?まだいくの!?!?

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ちょっと、さすがにこぼれますけど!!!

まさになみなみ!表面張力でなんとか保たれています。

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このギリギリな注ぎ具合、その名も「こぼれスパークリングワイン」!

これでなんと500円です・・・安すぎるでしょ!

牡蠣とスパークリングワイン、両方頼んでも1000円いかない!

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1000円以下だというのに、セレブ気分になれてしまいます。


スパークリングワインだけでなく、グラスワインも380円からとだいぶ良心的です。

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ボトルは2800円から!銘柄もこんなにたくさんありました~。

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迷ったら、店員さんにオススメを聞いてみてくださいね。

 

厚切り鴨肉がめちゃくちゃジューシー

牡蠣以外のメニューも美味しいものが盛りだくさんでした。

こちらは鮮魚のカルパッチョ!

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彩りがきれいですね~。この日はカンパチを使っていましたが、その日オススメのお魚のカルパッチョはいつもあるそうですよ。
 

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シブレットなど数種類のハーブがきいてました!さっっっぱりといただけちゃいます。


肉部門からは鴨のロースト! 

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肉厚!ジューシー!!!

こんなに厚くスライスされた鴨は初めて・・・。お肉感がハンパない!

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そして、このいちじくのソース。

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甘酸っぱくて、鴨のやさしいほんのりした甘味のあるお肉によく合う!最高の相性でした。

ピザとパスタも充実のラインナップでしたが、特にパスタで人気ダントツだというメニュー「雲丹と青ネギのクリームパスタ」をいただきました!

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生パスタが雲丹のクリームと絡み合っています・・・間違いなく美味しいやつです。

 

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もっちもちした極上の食感と、クリームの濃厚さがやばい!!!

これは人気メニューですわ・・・と納得しました。 

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濃厚なクリームソースだから重たくないか心配でしたが、案外ペロッと食べられてしまいました。本当に美味しい。

ピザも窯で焼いているそう。人気はマルゲリータだそうです。 

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これは間違いないやつや。

今回頼んだメニュー以外にも、食べてみたいものがたくさんありすぎました。2回目、3回目とつい足を運びたくなるお店です。次来たときは何を食べようかな~!

 

メニューがさらにパワーアップしたらしい

お店は町田駅北口から徒歩3分の場所にあります。 

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カウンターもテーブル席もあるので、一人でも大人数でも気兼ねなく使えそう。

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▲お客さんが来る前に写真を撮らせてもらいました

お店はとってもアットホーム!

よくある誕生日のお祝いで、サプライズケーキの演出がありますが、取材に伺った日もお誕生日の方がいらっしゃいました。

お店がケーキを用意してくれるのはよく見かけますが・・・なんとお店の方全員でケーキを運んでテーブルに集合(笑)

サプライズのご希望も、予約の際に相談にのってくれるそうですよ。 

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実は、トラットリア&ピッツェリア Daiはメニューが新しくなったばかり。もちろん今までの人気メニューは残しつつ、さらにパワーアップしたそうです。

たしかに、ワインを使ったオリジナルカクテルも種類が豊富で、どれも美味しかったです!

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牡蠣とこぼれスパークリングだけでも足を運ぶ価値は十分にあると思います。とにかく料理がどれも美味しいので、ぜひいろいろと食べてみてくださいね!

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紹介したお店

※掲載された情報は、取材時点のものであり、変更されている可能性があります。

 

著者・SPECIAL THANKS

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伊藤真美

東京ビジュアルアーツ写真学科で2年間写真を学ぶ。
卒業後、ブライダルカメラマンとして就職。3年半の間、500組以上の新郎新婦の前撮りや婚礼当日の写真を撮影。現在は、オンラインショップを中心にモデル撮影・物撮り問わずフリーのフォトグラファーとして活動。
WEBデザイナーとしても、ECショップのランディングページ作成なども手がける。

(編集:河瀬璃菜/フードクリエイティブファクトリー)

ガチ理系な女子大生が町田のカレー店「アサノ」で悶絶!5日間かけて作るルーは実験の繰り返しでたどり着いた化学反応の結晶でした

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こんにちは、週に3回はカレーを食べる女子大生ライターのranranです。

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大学の専攻:工学部情報システム、暗号システム研究室所属
将来の夢:サイエンスライター

…という、ガチ理系な女子大生です。好きな食べ物はカレーライスとピーマン、好きなタイプは塩顔男子です、よろしくお願いします。


私が今回お邪魔してきたのは、「日本一のカツカレーを出すという町田の「リッチなカレーのお店 アサノ」さんです。

 

町田って神奈川県なの?」とかネット上で論争になることがありますが、町田駅はものすごく立派で大きな駅です!


場所は、小田急線町田駅の南口を出てすぐ、「町田仲見世商店街」と大きく書かれたところの…

 

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ではなく、その横の「仲見世飲食街」を入ってすぐのところに、お店はあります。

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飲食街を入ってすぐ、

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この看板がお出迎え。路地裏感が満載でめっちゃ萌えますね…♡

 

悶絶レベルに旨い「リッチなカツカレー

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早速ですが、こちらが「日本一のカツカレー」です。

…じゅるり。


カレーをいただきながら二代目店主の浅野さんに話を伺おうとするも、スパイシーな香りに耐え切れず、ひたすらパクパクと食べ進めてしまいました。

日本一のカツカレーを前にすると、思考停止することがわかりました。

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サラサラ&超スパイシーなルウは、予習段階で仕入れた「スープカレーに近い」という情報の通り。

サラッとはしているんだけど、味に深みがあって、ものすごーく濃厚なんです。

例えるなら、クールな印象のイケメン塩顔男子だけど、2人になると甘えん坊さんで超かわいい♡みたいな…。ハイ、悶絶ものです。
 

すみません。興奮が落ち着いてきたところで、こだわりの製法について聞いてみました。


使う玉ねぎは100個、出来上がりまでに5日間 

さて、店主の浅野さんに話を聞いてきました。

だって、表にこんな貼り紙がしてあるんですよ…!「5日間」かけて作るカレーってなんなんだ!

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――5日間以上かけて作っているという、こだわりの製法について聞いてもいいですか?

あっ、表に書いてあったの読んだ?

――はい、読みました!

メモった?写メった?

――写メりました(笑)。大量の玉ねぎって、どのくらい使っているんですか?

100個くらいだね。

――……っ?!?!それはヤバいですね…!

めちゃめちゃ作り方にはこだわってるからね。ある日は玉ねぎを炒めて、ある日はルウを作って、ある日はブイヨンを取って。テレビの取材も、1日じゃ撮りきれなくて、4日も5日も通っていたたよ。ブイヨンは、ラーメン屋さんでも使えるくらいのスープを取っているし

――トビウオの煮干しを使ってるって情報はどこかで仕入れました!

おっ、よく知ってるね~!あとは、豚骨、鶏ガラ、野菜もいっぱい。今、ちょうど取ってるところだよ!見てみたら?

――いいんですか?見ますっ!

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――ほ、ほんとだ…!これ、ラーメン屋さんのスープ仕込んでるシーンと完全に一致してんな。そうそう、カツのほうにもこだわりがあるんですか?

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そう、高座豚ね。高い肉だよー。神奈川県ではすごく有名だね。


――(あれ、町田って東京だよな?)えーっと、なんでこの豚さんを選んだんですか?

やっぱり、美味しいからだよ。産地が近いっていうのもあるし!

――ほうほう、やっぱり高い肉だったのですね、どうりで美味しいわけだ~!

 

「アサノ」のカレーは化学を知り尽くした先代が生み出した

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――アサノさんは、今年で創業何年なんですか?

30年目だよ。創業1987年9月だな。まだ生まれてないだろ?

――確かに生まれてないです。どうして先代のお父様はカレー屋さんを始めようと思ったんですか?

話せば長くなるけど、うちの親父は、第二の人生としてカレー屋を始めたんだよね。60歳で調理師免許を取ったんだよ。それで、61歳にこの店を始めたんだ

――それまでは何をされていたんですか?

食べ物にはまったく関係ない仕事。でも、うちの親父は食いしん坊だったから、なにか食べ物やさんをやりたかったんだって。

もともと、町田あたりでは「漬物おじさん」として有名だったんだよね。デパートとかのカルチャーサークルで漬物のつけ方とか、果実酒のつけ方を教えたりしていたんだよ

――(漬物おじさんって字面のインパクトがすごいな…) ネットで見つけた噂で、昔はチキンカレーを注文しても食べさせてもらえなかったというのを見つけたんですけど、本当なんですか?

一時期はそうだったよ!カツカレー以外にも「ポークカレー」とか「チキンカレー」とかあるのに、とにかく「カツカレーにしなさい!」って、すんごい強引だった(笑)。カツカレーに自信があったから、めちゃめちゃ勧めてたね

――チキンカレーもあるにはあるんですよね……?

あったよ。強引な親父に、お袋が「作ってあげなさいよ!」とか言ってね(笑)。下手すると、お客さんが店に入ってきた時点で、親父が「今日はカツカレーしかないよ!」って言うときもあった。

でも、「カツカレーがあるってことは、カツを乗せないポークカレーもあるってことじゃねえか!」っていうツッコミが入ったりもして。なんにしろ、「カツカレーが美味しい」ってずっと言っていたねぇ。カツカレーの神様だね

 

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――30年も愛され続けているって、本当にすごいですよね。その理由ってなんだと思いますか?

美味いものを出してるからでしょ。こんな裏路地で条件は悪いけど、有名店になれたのは、膨大な時間をかけて、材料も吟味しているからだね。やっぱり食べ物屋さんは、「美味しい!また来たい」と思わせることが一番だよね

ラーメン屋さんによく食べに行くのは、お家では作れないからでしょ?でも、カレーってなると、お母さんがそこそこ美味しいカレーを作れちゃうんだよな。スパイスとかもいろいろあるしさ。

だから、「これはちょっと家では作れねえなあ……」っていうカレーを作らないとダメなんだよね。

あとは、親父だね。実は、私の方がはやく調理師免許を取っていたんだ。で、箱根のホテルでシェフをしていた私の先輩がいて、その人に欧風カレーの基礎を教わっていたなぁ。そこからだね、親父が独学でうちのカレーを完成させたのは。うちの親父はとにかく研究熱心な人だったんだよね

――研究熱心、なるほど……!

料理は科学だから。実験の繰り返しだからね。料理っていうのは、お鍋の中で化学反応が起きているわけだよ。

「温度をこのくらいにしてみよう」とか「この材料を先に入れてみよう」とか「これは水に溶いて入れてみよう」とかさ。

同じ材料を使っていても、プロの味と家庭の味の違いって、そういうポイントで変わってくるんだよね。そうやって、親父は試行錯誤して、研究を重ねたんだよね。

もともと、うちの親父は早稲田の理工の化学系を出たインテリっていうのも大きいと思うけど!

――えええええ!!!!!そうだったんですか?!?!
 

あとは、知り合いを通じて、シンガポール出身の女性から東南アジアのカレーを教えてもらっていたな。そこで、東南アジアの風が吹いてきたわけ。

実は、親父はもともと調味料の会社に勤めていたから、アミノ酸とか発酵とかにものすごく詳しかったんだ。それで、親父は東南アジアのカレーには絶対入っていないような、昆布だとか、そういう和のテイストも入れたんだよね

――国境またぎすぎ……!アサノのカレーは、ずばり何風カレーなんですか?

ミックスオリジナルだね!

――ですよね~~~!

 

デートを成功させたいなら、「アサノ」に来るべし!

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――ちなみに、お客さんってどんな人が多いですか?カップルが多いって情報も見つけました

カップルは多いねー。特に、夜になると、あーまた、カップル!またカップル!って。カップルカップルカップル!だよ


――デートにオススメですか?

やっぱり、デートにしても何にしても、美味しい話っていうのが一番盛り上がるよね。人間って、美味しい!って感じると幸せホルモンが出るからね。美味しいものを共有できると、さらに幸せだよね。

デートしていても、政治の話とか経済の話されてもつまんないだろうし。いきなりさ、日銀の金融政策が……とか言われても困るよね。

あっ、そういえば工学部のデートってどんな話するの?

――えー、いやぁ……この流れで言いにくいんですけど、私は工学部っぽい話、結構しちゃうかもです。

例えば、「俺のことどれくらい好き?」って質問されたときに「普通のコンピュータで300桁くらいの数字の素因数分解するくらいかな♡」って答える感じでしょうか!
 

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きっと工学部トークにはドン引きしていたのに、笑顔で写ってくれた浅野さん、ありがとうございました!

つい盛り上がってしまい、2時間弱もお話を聞いちゃいました!

今回は書ききれませんでしたが、お家で真似できるプロの技とか、カレーに入っている薬膳とか、本当にたっくさん教えてくれました。

研究を重ね、手間と時間をたっぷりかけたアサノのカツカレーは、1カ月片手で数えられるくらい(*)本当に食べたい!

 (*)…2進数で表現する場合、片手(5本の指)で数えられる最大値は2の5乗(=32)個。

みなさんも、気になる彼女、彼とのデートにリッチなカレーのお店「アサノ」はいかがですか?

私は、「アサノのカツカレーを食べる」ことは、「デートがうまくいく」ための必要条件なんじゃないかな?と思います♡

紹介したお店

 ※掲載された情報は、取材時点のものであり、変更されている可能性があります。

  

著者・SPECIAL THANKS

工学部女子大生ライター ranran

素因数分解にきゅんきゅんするド理系女子ですが、女子大生ライフもしっかり満喫中。理系×女子大生視点の執筆が得意です。見た目と中身の乖離度が売りです。

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A4・A5ランクの黒毛和牛が食べ放題!肉がガチなので塩で食べると断然美味しい町田「闘牛門」は焼肉好きの天国だ

町田 肉料理

町田といえば、小田急百貨店や東急ツインズ、ルミネといった商業施設もあれば、少し道を入ると小ぢんまりした雑貨店もあるなど、実はショッピングにもってこいの街。多くの人が行き来するからか、飲食店もちょっとお高めなお店からコスパに優れたお店まであって、さながら激戦区の様相を呈しています。

 

そんな町田に、A4・A5和牛を食べ放題で楽しめる焼肉があると聞いてやってきました!


ウマい肉は塩で食え!塩へのこだわりもハンパない

さっそく食べ放題!といきたいところなのですが、まずはこちらをご覧下さい。

町田 肉料理


なにやらムードのある箱。なんだろう、わくわく。

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・・・なんと!お塩でございました。

 

そう、こちらの闘牛門では、お願いすれば15種類のお塩を出してもらうことができるんです。塩の種類は月替りとのこと。世の中にはこんなにたくさん塩の種類があるんですね…!

 

塩で美味しく食べられるお肉ってことは、そもそも肉自体が相当美味しいってことですよね。肉好きの血が騒ぐぜ…!

 

まずはコースの絶品焼き肉を食べ尽くす

食べ飲み放題のコース(3980円・税込)をオーダーすると、まず初めに10品の野菜とお肉が運ばれてきます。え、いきなりスゴくない???

町田 肉料理

これを食べてから、追加注文ができる仕組みですね。コースには飲み放題も含まれているので、生ビールやカクテル、焼酎なども飲み放題!

 

まずはお肉!和牛の盛り合わせ、豚の盛り合わせ、ホルモン盛り合わせ、ハラミ、鶏、鶏つくね、特選ソーセージです!

町田 肉料理


こちらは野菜シリーズ。塩キャベツ、闘牛門サラダ、キムチ、焼き野菜盛り合わせです。新鮮で美味しそう!

町田 肉料理

 

それではお待ちかね、お肉をガンガン焼いていきますよ!
せっかくなので、15種類の塩をフル活用しておすすめの組み合わせをレポートしていきます!

 

【カルビ×石垣の塩】

町田 肉料理

やわらかくて、クセのない味は焼き肉の王道ですね。なるべくお肉そのままの味わいで口に入れたいので、「石垣の塩」でいただきました。いい具合に脂がのっていて、脂っぽさが全く気にならないから、何枚でも食べられちゃいそう…!

 

【ハラミ×ねぎ塩】

町田 肉料理

こちらはハラミです。ねぎ塩で頂きました!
ハラミって実は種類としては内臓肉なんです。野趣のある肉らしい風味がして、それがねぎの香りとマッチするとまた最高!

 

【ロース×わさび塩】

町田 肉料理

ロースはきめ細やかな肉質と脂のバランスがすばらしい。わさび塩で頂いてみると、わさびの辛さはほぼなく、うまみの濃いお肉をひたすら上品な味わいにしてくれます。

 

【レバーはそのまま】

町田 肉料理

お次はレバー。タレがよくしみていたので、あえて塩は付けません。分厚いのに柔らかい!レバー独特のパサパサした感じがありません。こんな贅沢なレバーまで食べ放題でいいの…?

 

ホルモン×一味唐辛子塩】

町田 肉料理

ホルモン。タレに漬けてはありますが、一味唐辛子塩もかけてみました。
身がよく締まっていて、プリップリです。プリップリかつ柔らかな身にピリッとした辛みが組み合わさると…これはもうビールが無限に進んでしまうお味ですね。

 

【特選若鶏もも×バジル塩】

町田 肉料理

特選若鶏ももは、バジル塩につけて頂いてみると……噛むたびあふれる肉汁と鼻を抜けるバジルの芳香が幸せすぎました。バジル×鶏の組み合わせは間違いないですね。
食べ放題の鶏肉ってどうしても硬めなことが多いのですが、こちらの鶏ももはとっても柔らかいです!

 

【豚トロ×ハイビスカス塩】

町田 肉料理

豚トロ。めずらしいハイビスカス塩でいただいてみました!初めて聞きましたよ、ハイビスカス塩なんて。
ほんのり果実のような酸味のあるハイビスカス塩と、しゃりっとした食感で脂のうまみが濃ゆ~い豚トロは意外なマッチングです。

 

【豚カルビ×梅塩】

町田 肉料理

豚カルビ。お肉がジューシーすぎて塩が溶けてしまいましたが、梅塩でいただきました。口の中でとろける味の濃い脂に、さっぱりとした梅の風味が加わると、途端に上品な味わいに。もりもり食べられちゃうやつだ、これ

 

【豚タン×美ら海の塩】

町田 肉料理

豚タン。上にかけたのは美ら海の塩。粒が大きめの海塩です。
タンの身はコリコリで、タン独特の香りもしっかりする。そこに不思議なくらい優しくとろけてくる塩がたまりません!肉自体は淡白ですが、塩が持っているうまみが加わることでより美味しく感じられます。

 

【特選ソーセージ

町田 肉料理

焼き肉屋さんで食べるソーセージってなんであんなに美味しいんでしょうか。ジューシーな身がほどけて、口の中がうまみのパラダイス。よく炙ったことで焼き目が付いていますが、それも良い感じにアクセントになっていて、ビールがとんでもなく進みます。

 

【鶏つくね】

町田 肉料理

焼き肉屋さんでつくね?と思われるかもしれませんが、こちらがかなりのハイレベル。小粒ながら鶏肉のうまみを凝縮したような味わいに、軽くつけた焼き目が香ばしくてとっても美味しいです。

 

いよいよ食べ放題!38種のメニューから選べるぞ

これまで食べたお肉、どれもレベルの高いものでございました。これだけでも大満足ですが、ここから食べ放題になるなんて…!頼まない手はありません。

 

町田 肉料理

牛も、

町田 肉料理

豚も、食べ放題です!

 

町田 肉料理

つきだしメニューの中にはなかったハツも絶品。下処理をきちんとしていないと、生臭くなってしまう部位ですが、こちらのハツは臭みゼロ!脂が少なく、肉の繊維が細かいことで生まれる、シャキシャキとした食感がクセになります。


食べ放題のお肉をたっぷり堪能しつつ、同時にオススメしたいのがサイドメニューたち。

町田 肉料理

ご飯を食べたい、でもただのご飯でお腹を埋めたくない……そんな食いしん坊におすすめしたいのがこちらの「TKG」(卵かけご飯)。塩と醤油の2種類から選べますが、今回は醤油をチョイスしました。たっぷりと贅沢にネギが掛かったTKGはかなりお得感があり、お肉との相性も抜群です。

 

町田 肉料理

こちらは「和牛煮込み」。柔らか~く煮込まれたお肉は脂っぽさが抜けていて、ほろほろの大根と相まって、すごくやさしい味です。ガッツリ焼肉を食べる中で、ふいにこちらを頂くとほっこりしますよ。

 

食べ放題以外でも、極上部位をリーズナブルに食べられる

もちろん闘牛門の魅力は食べ放題だけではありません。


食べ放題以外の極上部位も魅力いっぱいで、思わず頼みたくなってしまうものばかり…!ほんの一部ですが、ご紹介します。

町田 肉料理

こちらは「炙り寿司」(一貫350円)。炙った薄切り肉をお寿司にして頂く、たまらない一品です。見た目でもう美味しいことは確定していますね。

 

町田 肉料理

上品にサシの入った薄切り肉は、口の中で柔らかく溶けていきます。炙ったことで脂が溶けているのか、本当にとろけるような食感。涙が出るほど美味しいです。

 

町田 肉料理

サシの入った「ザブトン」(1580円)と、赤身のお肉「内もも」(1180円)の食べ比べができるようにご用意いただきました。

 

町田 肉料理

まずはザブトンから。わさび塩で頂きました。贅沢に一気にほおばると、脂が口の中でとろけます。それと同時に、ほどけていくお肉の食感がたまりません…!キリッとしたわさびの風味が全体のバランスを整えてくれます。

 

町田 肉料理

赤身のお肉、内ももはザブトンとはうってかわってお肉らしい歯ごたえ!しかしパサついた感じは全くなく、噛むたびに肉のうまみがあふれてきます。赤身派な人にはぜひ食べてほしい一品。

 

看板の通り闘牛門は、和牛のお店。A4・A5ランクの黒毛和牛を使用しています。

町田 肉料理

お肉に対する情熱がうかがえるのが、店内にあるこちらのボード。お肉の部位ごとに、ランクと産地、個体識別番号まで(!)、誰にでも見える形で掲示しています。タレでも塩でも美味しいお肉の質は、お店の方の情熱によって裏打ちされていたんですね。

 

闘牛門ってどこ?

町田 肉料理

JR町田駅から徒歩5分程度の所に、闘牛門はあります。駅の北口を出て、目の前の大通りを行くと「原町田5丁目」という交差点があります。右に曲がってさらにまっすぐ進んでいくと、白地に赤字の看板が見えてくるはず。

 

闘牛門は、品質の高い和牛を思う存分食べられる最高の焼肉店でした。専門店だからこそできるんでしょうね。厳選されたA4・A5ランクのお肉をガッツリ食べて至福を味わいたい人に、心の底からオススメできるお店です。美味しいお肉が思いっきり食べたい!なんて時にはぜひ訪れてみてください。

 

※10月末日現在、今後食べ飲み放題の価格が変更になる予定との情報が入っています。


紹介したお店

※掲載された情報は、取材時点のものであり、変更されている可能性があります。

 

29日は肉の日!もちろん町田のお店もエントリー

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著者・SPECIAL THANKS

ジョー

ジョー

株式会社フードクリエイティブファクトリーの所属ライター。

高校1年間を単身アメリカで過ごしたことで、日本の食文化を大切にしたいと思うようになる。大学時代に出版社より小説を執筆、出版。ライティング業で学費の一部を稼ぐ。現在は料理研究家への道を邁進中。

(編集:河瀬璃菜/フードクリエイティブファクトリー)

神奈川県からも近い町田の本当に美味しいパン屋さん10選(マップ付き)

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町田駅は新宿に次いで小田急線第2位の乗降客数を誇る巨大ターミナル駅ですが、利用者には神奈川県民も多く、「町田は神奈川である」説は今なお論争の種となっております。

 

実際、戦前は神奈川県に属していた経緯もあり、「文化的には神奈川」「実質神奈川」を主張する勢力は根強いものがあります。また、郵便はがきの宛先に誤って「神奈川県町田市」と書いてしまってもちゃんと届いたという証言は後を絶ちません。

 

そんな町田市ですが、飲食店においては、多数の人が集まり行き交うことで、都心部並みの栄枯盛衰が発生し、本物だけが生き残る弱肉強食の様相を呈しています。駅利用者と神奈川県民を含む地元民により選別され続けてきたパン屋さんの世界では、特にそれが顕著です。

 

一言で言うと「町田で生き残るパン屋はガチ」ということです。それでは、そんな町田のガチ勢をご紹介します。

 

 

 

1.【ハード系からデザート系まで町田イチのラインナップ】住宅街の中にある小さな人気店「ブーランジュリ チロ」

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町田駅から10分ほど歩き、駅の喧騒を離れた住宅街にあるパン屋さんが「ブーランジュリ チロ」。ここは小さなお店ではありますが、パンの種類は十分に揃っています。また、パンと組み合わされている具材や生地自体の美味しさから、1つ1つのパンがよく考えられていて、丁寧に作られている事が伝わってきます。オリーブ、くるみ、いちじく、豆、チーズなど、ちょっと贅沢をしたい時にぴったりなパンも魅力的なのですが、こちらで人気が高いのが、色々なおかずとコラボレーションした惣菜パンなのだそう。

 

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中でも特に美味しいと評判なのが「照りやきチキンと水菜(税込180円)」のパン。柔らかいチキンは照りやきソースでしっかりと味つけされていて、マヨネーズとチーズと一緒に食べればさらに深い味わいになります。そして水菜の苦みが良いアクセントになっていて、よくあるテリヤキの味わいで終わらずに、ちょっとオトナの照りやきチキンパンに仕上がっているように感じます。

 

店名:ブーランジュリ チロ
住所:東京都町田市森野2-31-5
TEL:042-785-5474
営業時間:8:00~18:30

 

 

2.【人気のちりめんじゃこパン】駐車場スペースもすごい「パンステージ エピソード」

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「パンステージ エピソード」も町田駅からぐっと離れているものの、休日になるとふと行きたくなるようなパン屋さん。広々とした店内に並ぶパンの種類はとても豊富で、つい店内を何往復もしてしまうほど。しかし、そんな中で誰もが気づいて目を止めてしまう、インパクト大のパンがここにはあるのです。それがこの「ちりめんじゃこのパン」。パンの表面を覆い尽くすじゃこの量、さらにその上に大胆に乗せられたチーズとマヨネーズの美味しそうな見た目が、食欲をぐっとそそります。

 

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パンを口に運べばちりめんじゃこの香りがふわっと上がり、とてもパンを食べているとは思えないほど。しかしこのパン生地はもちっとした弾力のある生地で、じゃこと一緒に噛めば甘みが出てきて美味しいのです。おやつのような、ごはんのような、不思議な味わいの面白いパンなのでぜひ召し上がれ。ちなみに、パンステージ エピソードにはテラス席があり、置いてあるトースターで自分の好きな加減にパンをリベイクする事もできます。平日ならばドリンクを注文するだけでパンがもらえるという嬉しいサービスもあるのだそうですよ!

 

店名:パンステージ エピソード
住所:東京都町田市図師町1379-1
TEL:042-703-9722
営業時間:6:00~20:00
URL:http://r.gnavi.co.jp/7t1j83680000/

 

 

3.【動物のパンやサンドイッチが勢ぞろい】なんて愉快なパン屋さん!「パンパティ町田本店」

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緑豊かな木々が立ち並ぶ道沿い。そこにあるテラス席付きの爽やかなパン屋さんが「パンパティ町田本店」。しかし、店内に足を踏み入れると、思って思わずびっくり。陳列棚に所狭しと並んでいるのは、シンプルな食パンからかなり手の込んだ菓子パンまで。子どもが喜びそうな動物のパンやサンドイッチなどなどが勢ぞろいしています。ポップな音楽に海外コミックの吹き出しのような商品札、店員さんもつなぎを着ていて店内はとってもカジュアルなムードなのです。また、肝心のパンの美味しさは、ひっきりなしに訪れるお客さんの数が証明しています。

 

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こちらの人気の1つは「牛肉ゴロゴロカレーパン(税込143円)」で、外側の生地はサクッとした歯ごたえに揚げられていて、中にはカレーがたっぷりと詰まっています。そしてこのカレーには、お肉が本当にゴロゴロと入っているのです!ここまでしっかりと具が大きいカレーパンは珍しいですね。柔らかく煮込まれた牛肉がまろやかなカレールーと溶け合い、その美味しさを感じていると、あっというまに完食してしまうほど。このカレーパンは揚げたてが出てくるや否や、飛ぶように売れてしまうので、見つけた方は即買いがお薦めですよ。

 

店名:パンパティ町田本店
住所:東京都町田市本町田2938-1
TEL:042-729-1833
営業時間:8:00〜20:00
URL:http://r.gnavi.co.jp/bw8jj89c0000/

 

 

 

4.【マジカルチョコリングが人気】遊び心満載のおかずパンも必見「ハートブレッド アンティーク 町田店」

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どのパン屋さんにも人気商品や看板商品があると思いますが、「ハートブレッド アンティーク」と言えばコレ!というくらいにずば抜けて人気なのが「マジカルチョコリング」。デニッシュ生地にたっぷりのチョコチップとクルミが練り込まれたリング型の菓子パンなのです。薄い皮が何枚も重なったデニッシュ部分はサクサク感がありつつも、生地の内側に行くほど水分を含み、そのしっとり具合が口の中でチョコレートと一緒に溶けあった時に、滑らかな舌触りを生み出します。

 

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溶けたチョコレートと固形のまま残ったチョコレートの2種類の食感を楽しめるだけでなく、時々ぶつかるクルミの歯ごたえがさらに変化をつけてくれるので、最後まで飽きずに美味しく食べられました。尚、トースターで熱を加えれば、表面の生地がさらにパリッとし、中のチョコレートが温まって甘みがグンと増して感じられます。このマジカルチョコリングは入口のすぐそばに並んでいるパンなので、ぜひ迷わずにトレイに乗せちゃいましょう!その他にも唐揚げが乗ったパンや、明太ゴボウのパンなどなど、遊び心満載のおかずパンも必見です。

 

店名:ハートブレッド アンティーク 町田店
住所:東京都町田市原町田4-1-11大塚プラザビル1F
TEL:042-860-6970
営業時間:9:00~21:00
URL:http://r.gnavi.co.jp/gft6gze50000/

 

 

 

5.【カフェにぴったりのパン】南町田の一軒家カフェ&ベーカリー「サン ポタマージュ」

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南町田駅のショッピングモール、グランベリーモール周辺は緑が多く、気持ちよい空気が流れています。すぐ近くには公園もあり、散歩がてらに足を休めて立ち寄る人も多いのが、カフェを併設している「サン ポタマージュ」です。棚には1つ1つ包装されたパンが綺麗に並んでいて、中には乳製品不使用のパンもあります。ここはカフェとしての人気も高いだけあって、軽食にぴったりのサンドイッチや、紅茶に合いそうなスコーンなども充実しています。

 

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また、果物や野菜を使ったパンも多く、「さつまいもとリンゴのパン」もその1つ。ライ麦生地に包まれたリンゴのコンポートは噛むとジュッとうま味が染み出し、サツマイモの甘みと瑞々しさが加わります。表面の黒ゴマの風味は思ったよりもしっかりと効いていて、これがまた全体を香ばしくまとめていて美味しいのです。店員さんの明るい笑顔と掛け声が印象的なお店は、居心地も良くてついつい長居してしまいます。

 

店名:サン ポタマージュ
住所:東京都町田市鶴間3-15-2
TEL:042-706-9580
営業時間:11:00~19:00
URL:http://r.gnavi.co.jp/hpcpe7580000/

 

 

6.【おやつ系もたっぷり】長津田にもパン工房アリの人気店「ママン ラトーナつくし野本店」

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「ママン ラトーナ」はパンだけでなく、ケーキやクッキーなどの洋菓子も豊富に取り揃えているお店です。店内は洋菓子コーナー、パンコーナー、イートインコーナーに別れていて、広めにとられたスペースのおかげもあってか、子連れのお母さんたちがゆったりと買いものを楽しんでいる姿も見えます。こちらのパンのラインナップは幅広く、1人の時はもちろん、家族や友人たちと一緒に来ても選ぶのが楽しいお店です。

 

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尚、子どもが一緒の方であればこちらのジャムが入ったシリーズがお薦め。ふかふかの生地は頬張っただけで幸せな気分になるほど柔らかいのですが、その一方でずっしりと重たく感じられるのは、生地にしっとりと水分が含まれているのと、ジャムがたくさん詰まっている証拠だと思います。こちらの「ブルーベリーブレッド(税込261円)」には、ブルーベリージャムがたっぷりと練りこまれていて、甘酸っぱい後味が爽やかに残る逸品。ちなみに持ち帰る場合には、くれぐれもパンを潰さないように気をつけてくださいね。

 

店名:ママン ラトーナつくし野本店
住所:東京都町田市南つくし野4-17-16
TEL:042-799-5470
営業時間:9:00~20:00
URL:http://r.gnavi.co.jp/gt369bux0000/

 

 

 

7.【人気No.1はミルクフランス】おなじみの美味しさ「アンデルセンレ・シ・ピ町田店」

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駅ビルや百貨店などでお馴染みの「アンデルセン」は、どの店舗も便利な場所にあって、いつも安定した美味しさを届けてくれるパン屋さん。こちらの人気No.1はみんなが大好きな「ミルクフランス(税込162円)」で、フランスパンにミルククリームがサンドされ、シンプルだからこそ、パン屋さんごとの違いがよくわかるパンの1つです。

 

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アンデルセンのミルクフランスは、パンのサクサク感とミルククリームの滑らかさが際立っています。パン生地の表面はとても香ばしく、顔を近づけただけでその香りがしっかりと感じられます。かじるとサクっという音がして、クリームの甘みが口の中を満たしていく。透明度の高いクリームはほのかなミルク風味となっていて、パン生地から染み出る小麦のうま味を優しく包み込むような甘さに仕上がっています。まさに大人も子どももハマってしまいそうな、納得の人気No.1という美味しさです。

 

店名:アンデルセンレ・シ・ピ町田店
住所:東京都町田市原町田6-4-1町田東急ツインズ レ・シ・ピ町田1F
TEL:042-728-2142
営業時間:10:00~21:00
URL:http://r.gnavi.co.jp/e1n4u3020000/

 

 

8.【クルミカマンベールが美味い】抜群の立地で便利な「HOKUO町田カリヨン店」

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「HOKUO」は電車の駅近くにお店があることが多く、焼きたてパンのよい香りが駅の利用者を誘惑して止みません。こちらの町田店は駅の建物から外に出た広場にあり、陽の光をたっぷり浴びて建つ店舗に入ると、様々なジャンルのパンたちが待っています。こちらでは季節のフェアやイベントに応じた期間限定のパンにも心が躍るのですが、いつも変わらず並んでいるパンたちの美味しさも鉄板です。

 

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おやきのような見た目の「クルミカマンベール(税込190円)」は、クルミ入りの生地にたっぷりのカマンベールチーズを包み込んだパン。一見すると少し地味な見た目なので、素通りしてしまう人もいるかもしれませんが、とっても濃厚なカマンベールチーズが贅沢に味わえる、お薦めのパンですよ。チーズだけだと、もったりしてしまって苦手という人でも、生地に練り込まれたクルミが少し塩気をプラスしてくれて、コリコリした食感を楽しめます。お店の奥にはカフェスペースもあり、チェーン店特有のガヤガヤした雰囲気もなく、まったりと時間が過ごせる空間になっています。

 

店名:HOKUO町田カリヨン店
住所:東京都町田市原町田6-12-20
TEL:042-724-0900
営業時間:月~金:7:00~21:00/土・日・祝:8:00~21:00
URL:http://r.gnavi.co.jp/nkvu0pwd0000/

 

 

 

9.【こだわりの小麦のハード系】東口改札出てすぐの「ぷらっとテラス」にある「グランデ パニエーレ」 

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小田急線東口改札すぐの場所にあるぷらっとテラスは、昨年3月にできたばかりの新しいエリアで、駅での時間つぶしにもぴったりなカフェやデリが入っています。その中にある一軒のパン屋さんが、ベーカリーのセレクトショップを謳う「グランデ パニエ―レ」。ここは厳選したヨーロッパの小麦をはじめ、国内外様々な土地の素材を使用したパンや、各地の伝統的なパンなどが揃った楽しいパン屋さんです。

 

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こちらではこだわりの小麦の美味しさが堪能できるハード系のパンが人気のようですが、その他でぜひ食べてみていただきたいのが「クルミの黒ごまあんパン(税込280円)」です。表面が黒と白の胡麻でびっしりと埋まったパンを割ると、中から出てくるのは真っ黒の黒胡麻あん。この胡麻あんが非常にまろやかで美味しく、ほっとする深い甘みを堪能していると思わず緑茶が飲みたくなってきます。また、生地にさりげなく混ざったクルミがよくやった!という感じで、重たくなりがちなあんこに変化をつけてくれます。普段脇役になりがちな胡麻の底力を感じさせてくれるパンですよ。

 

店名:グランデ パニエーレ
住所:東京都町田市原町田6-12-20小田急百貨店町田店2F
TEL:042-860-7887
営業時間:7:30~22:30

 

 

10.【田舎風フランスパンが自慢】大量生産にはない魅力の「ウエスト ヴィラージュ」

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成瀬駅から少し離れ、のびのびとした雰囲気の中に佇む、とても小さなパン屋さんが「ウエスト ヴィラージュ」。こちらは自分で作って自分で売るをモットーに、オーナーが一人で仕込みから焼き上げまでを行っていて、味わいにムラのないパンを丁寧に作っています。コロンと丸いコッペパンのサンドイッチの具材は、手づくりコロッケ、蒲焼チキン、ソーセージタコスなど、レパートリーも豊富で選びながらウキウキしてきます。こちらで生み出されるパンは大量生産でないからこそ、手の込んだ品々が多く、食べているこちらの心も温まってきます。

 

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また、ウエスト ヴィラージュ自慢の「リュスティック」は、フランス語で田舎風の意味を持つフランスパンで、砂糖・卵・バター・牛乳を使っていません。小麦本来の甘みや香ばしさが存分に味わえて、アレルギーがある方でも安心して食べられるようです。特にミックスフルーツが入ったリュスティックはほんのりしたシナモン風味で、数あるパンの中でも人気の一品。甘酸っぱいフルーツは生地自体の美味しさを邪魔しない絶妙な割合で練り込まれていて、作り手の気遣いをも感じさせてくれる仕上がりとなっていました。

 

店名:ウエスト ヴィラージュ
住所:東京都町田市南成瀬5-3-6
TEL:042-785-5868
営業時間:5:00~18:30(売切れ次第で終了)

 

 

いかがでしたでしょうか。町田駅周辺と、横浜線や田園都市線周辺に広がる個性的なパン屋さんが町田市いっぱいに広がっています。ぜひ町田にパンを探しに足を運んではいかがでしょうか。

 

(取材・編集:ソーシャルグッドマーケティング)

牡蠣を食べながら牡蠣専用の日本酒「山和」を飲む幸福がここにあった

牡蠣を食べながら牡蠣専用の日本酒「山和」を飲む幸福がここにあった

ふと飲み会などで「牡蠣」を食べながら美味しい「日本酒」を飲みたいなあ、って思って立ち寄ってみました。

四十八漁場 町田駅前店

このお店の特徴は、全国の漁師の方から独自流通でその日穫れた魚介類(牡蠣も!)が毎日届くというところ、またその新鮮な魚、貝に合う「日本酒」が充実しているところらしいです。

なので、牡蠣と日本酒が大好きな人にはぴったりかもしれません!

四十八漁場 町田駅前店

四十八漁場 町田駅前店

メニューはその日その日穫れた魚によって変わります。「刺盛り」や「浜焼」も最高ですが、今回は「牡蠣が食べたい!」という気分だったので、「牡蠣料理」&「日本酒」の組み合わせで楽しむことに。

四十八漁場 町田駅前店

まずはビールで乾杯!

本日のおすすめ

四十八漁場 町田駅前店

「本日のおすすめ」の魚、貝は実際に店員の方が目の前にまで持ってきて選ばせてくれます。
今回は迷わず「米崎牡蠣」の生牡蠣を頂くことにしました。
岩手県、陸前高田の沿岸部の広田湾の「米崎」の牡蠣は、牡蠣好きの間では有名な「マルコメ」とも呼ばれる美味しい牡蠣。

四十八漁場 町田駅前店

口に入れて噛んだ瞬間に一杯広がる旨み・・。最高・・。

牡蠣に合うお酒

四十八漁場 町田駅前店

「牡蠣に合うお酒」、としておすすめしていただいたのが個人的にも大好きな宮城の「山和 純米吟醸 yamawa for oyster 」。
まさに「牡蠣に合うように」特別につくられたお酒
は、牡蠣の味を引き立てるように落ち着いていてすっとした酸味がとても爽やか。

四十八漁場 町田駅前店

四十八漁場 町田駅前店

瓶のラベルにも「牡蠣」!

奥松島真牡蠣 レモンアヒージョ

四十八漁場 町田駅前店

つづいて注文したのが「奥松島真牡蠣 レモンアヒージョ」。
生も良いですが、こちらのアヒージョも絶品。こちらの牡蠣は宮城県の阿部晃也さんが育てたという牡蠣。注文をすると鉄板が席まで運ばれ、その場でじっくりと熱されていきます。次第に広がっていく香りがもう堪らない。

四十八漁場 町田駅前店

良い感じに火が通った時が食べ頃。
ああ、美味い。ものすごくジューシー。たっぷり入ったガーリックの香ばしさと、牡蠣の甘み。それからレモンの酸味。お酒がどんどん進んでいく。最高だなあ、これ。

牡蠣の土鍋蒸し

アヒージョの次に頂いたのがが「牡蠣の土鍋蒸し」。
まずはそのまま、その次に醤油をつけてみてくださいとおすすめしていただきました。

四十八漁場 町田駅前店

四十八漁場 町田駅前店

殻を割ると中から、ぷりっぷりの大きな身が現れます。醤油をつけても美味しかったけれど、個人的には牡蠣そのものの味を楽しめるのでそのままをおすすめしたい。自然な塩味が良い。

新政 No.6 R-type

四十八漁場 町田駅前店

これがまた日本酒が進んでいく・・。
個人的に好きな秋田のお酒。「新政 No.6 R-type」。お米の本来の甘さと酸味が感じられて、さらに非常に飲みやすいので今まで日本酒がそれほど好きではなかった・・って人にも是非飲んでみてほしいお酒。大好きです。

ALPHA 風の森 TYPE1

四十八漁場 町田駅前店

「ALPHA 風の森 TYPE1」。
アルコール度数が14度と「アルコール分を抑えながらもバランスのとれた酒質」を目指した奈良の「油長酒造」のお酒。「風の森」も大好きなお酒。やっぱり良いなあ。

四十八漁場 町田駅前店

そして〆はやはりご飯ものだろう、と「牡蠣と海苔の石焼き飯」を注文。
熱々の石焼き鍋で、その場で焼きあげてもらえます。真剣に調理をする、格好の良い店員さん。

牡蠣と海苔の石焼き飯

ジューっと美味しそうな音と香りが広がっていって・・。

四十八漁場 町田駅前店

四十八漁場 町田駅前店

もちろん牡蠣もたっぷり。これが想像以上に大きい。

四十八漁場 町田駅前店

そして、完成。
しっかり混ぜながらも外側はカリッと香ばしいおこげができていて、食感も楽しい一品。熱々で、牡蠣と海苔の香りも素晴らしかった・・。

活けホタテ

四十八漁場 町田駅前店

ご飯で〆てそろそろ帰ろうか、と思った時に店員さんから「これも本当おすすめなので是非!!」と伺って、最後の最後に注文をしてしまった「活けホタテ」のバター焼きがこれまた本当に美味かった・・。
これでもか、ってくらいに大きなホタテの上にバターの乗せて、

特製の醤油を垂らして・・

四十八漁場 町田駅前店

四十八漁場 町田駅前店

さらにじっくりじっくりと焼いていき、

四十八漁場 町田駅前店

完成。
これはやばい・・。絶対美味しいでしょと思いながら、ものすごく大きいホタテだったので、四等分に切っていただきました。

山口県の「貴」と福島の「写楽」

四十八漁場 町田駅前店

本当おすすめ!と店員の方が言うのも納得の美味しさ。
これはすごい・・。せっかくなので、日本酒も追加でいただいてしまった。山口県の「貴」と福島の「写楽」。どちらも好きな日本酒

「貴」は四十八漁場として特別にお願いして作ってもらったという限定1,149本の《魚誂え》というもの。魚料理に合うように、と作られたということもあり、このホタテとの相性も最高。

並々に注いでくれるのが、また嬉しい。
いやー美味しかった。ふと牡蠣と日本酒を飲みたくなったときに、「四十八漁場」、おすすめです。
今度いつ行こうかなあ。



 

秋葉原周辺のランチ・居酒屋のお店取材まとめ

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著者・SPECIAL THANKS

Taki

1987年横浜生まれ。ウォーキングと美味しいもの探しが趣味です。
ブログ:http://walking-gourmet.hateblo.jp/
Twitter:https://twitter.com/Taki10_wg

馬鍋、馬刺し、馬メンチ……町田「柿島屋」でウマを食べ倒す

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こんにちは、ほそいあやです。

みなさんは、馬の肉は好きですか?

馬のごとく走り去っていった午年に思いを馳せ(適当)、今日はウマを食べまくってみたいと思います!

 

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町田で130年続く、老舗の桜肉料理店「柿島屋」にやってきました。

 

ところで、町田と馬肉はゆかりがあるのでしょうか?

以下は、店員さんのお話。

「もともと馬肉を食べる風習が町田であった訳ではなく、うちが『馬喰』馬を商いにして運送の仕事をしていて、たまたま怪我をした馬を食べてみたら美味しかったので商売にしたのですが、それが町田の人々に愛されたようです。」

 

柿島屋さんありきの理由なんですね。

 

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土日祝は正午から営業しています。

店内は広々していて、テーブル席も座敷席も豊富です。

 

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馬肉屋さんの直営店なので、価格も他のお店に比べてリーズナブル。

それにしても、気になる馬メニューが目白押し! 

創作馬料理を片っ端から食べるぞ〜〜〜!

 

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コーヒー豆を焼酎に漬け込んだ自家製コーヒー酒。

ロックで飲むとガツンときます!

 

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こちらも昔ながらの梅割り。柿島屋の名物のひとつです。

コップと瓶のレトロ感がいいですね。

 

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馬肉といえばやっぱり馬刺し。

余分な脂のない、しっかり詰まったお肉です。

お好みでにんにく、わさび、生姜がつけられますが、店員さんのおすすめでわさびにしてみました。「肉はわさび!」だそうです。

 

確かにとても合う!  馬刺しはいつもにんにくで食べていたけど、ここまで赤味のしっかりした馬刺しだとわさびがキリっと盛り上げてくれます。柿島屋の馬刺しはわさび一択といっても過言ではないと思いました。

 

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馬チョリソーは、そんなに辛くないずっしりとしたチョリソーです。

馬って腸詰めになってもいいんだな。ちびちびかじりながらお酒を飲むと最高。

 

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馬メンチカツも、ここでしか食べられません。

メンチって脂っこくてあまり食べないのですが、脂身の少ない赤味肉を使っているのであっさりしています。揚げているけど肉の味がとても濃い。馬って揚げ物でもいけるんですね。

 

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馬ハムは、これまたあっさりしています。マヨネーズをつけずに、そのまま食べると素朴な馬の旨みが楽しめました。

さっぱりしていて、おやつにつまみたい感じ。あとワインに合いそう。

 

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馬シューマイは、言われなければ馬とは気付かないかも?と思いました。

他の料理より細かくミンチされているからかもしれません。

でもぎっしり感はさすが柿島屋の馬肉で、重量感がすごい。

 

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ヒットだった、肉みそ豆腐。

心地よい辛さに絡む馬〜〜!このみそ、欲しい……。瓶詰めで売ってくれないかな。

 

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メインの馬鍋です。

赤味のお肉は煮すぎると固くなるので、しゃぶしゃぶする感じでいただきます。表面の色が変わってきたあたりが食べごろ(少し入っている脂身は透き通るまで煮て、甘みが出てきたところをいただきます)。

スープにしっかり味がついているので、何もつけずに食べましょう(お好みで生卵もあります)。

 

めっちゃウマ!!

野菜にも馬の味がうつってたまらん!!

今まで、大トロ馬刺しとか、脂の乗った馬刺しに目をとらわれてきたけど、赤味の馬もよいものですね。永遠に食べられそうでやばいです。

 

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シメに、おそばを入れてもらいました。こちらのそばも自家製だそうです。

スープを吸って馬そばと化します。

もう、馬だけでお腹がいっぱいに……。

 

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肉の販売もしているので、家でも食べるのもありですね!

 

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以上、馬肉とリスの町、町田からでした!

 


ぐるなび - 柿島屋(町田/鍋料理)

 


町田リス園 公式サイト

 

プロフィール

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ほそいあや
「猫を愛でることと虫を食べることが趣味」
ブログ:http://seiten4go.com/
Twitter:https://twitter.com/hosoi/

【退屈先生】第十回 退屈だから食材のキモチを考えてみた(ニンジン編)

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作者:退屈先生

井上雄彦先生の漫画に感銘を受けて漫画家になろうと思い立ち、GIMPとマウスで漫画を描き始める。(編集:編集プロダクション studio woofoo

近況報告

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退屈先生の住む街・町田で人参をおいしく食べるなら

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ローストビーフのサラダに自家製の人参ドレッシングがおいしいそうですよ♪

                             
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