数ある単品メニュー中でも、今や名物の座についた「魚骨スープのしゃぶしゃぶ」。数種の魚骨からじっくりとった出汁に旬の白身魚をくぐらせ、タレなしで濃厚な旨みを味わう。シメのにゅうめんも別腹にちょうどよく、さらにライムが登場。これを絞れば味わいがガラリと変わり、感服。コースに組み込めるのもうれしい。

料理のすべてが日本酒に合うゆえ、地酒を選ぶのも楽しみの一つ。九州をはじめ全国の銘酒から、大将がこだわりを持って厳選した地酒は、通常メニューに加え、入手困難な地酒など裏メニューのようなとっておきも用意し、左党を喜ばせている。セレクトに迷ったら遠慮なく大将に伺おう。そこから始まる会話がまたつまみとなる。

「ここが白いキャンパスなら会話で絵を描きたい」という大将。華やかな街で非日常を提供し、文化としての日本料理を伝えていくことも使命に客との対話を楽しんでいる。明るい女将のもてなしにもいつの間にか心がほどけ、客は笑顔で帰っていく。料理の美味しさに加えこの人間味という味わいが、同店が愛される理由だ。

接待などでゆっくりとお食事を愉しまれたい際には、2名様～8名様までの人数に合わせた個室をご用意いたします。
新鮮な魚や和牛など、九州の旬の味覚を大切な方とご堪能いただけるお席です。

食材は、〝地産地消〟のコンセプトのもと、福岡・九州産のものを基本的に使用しております。農家さんや市場へ店主自ら足を運んで目利きした、旬の確かなものを仕入れており、その日おすすめのお料理をご予算やご利用シーン、お好みやお腹の空き具合などに合わせてご用意いたします。始まりの一皿から〆までお任せください。